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  • 埋伏歯

「埋伏歯」はリスクがあるなら若くて健康なうちに抜歯を

「埋伏歯」には明確な原因というのはありませんが、現代ならではの病気にはなってきているのかもしれません。現代人というのは顎の骨がだんだん小さくなっていっているため、顎の中に歯が収まりきれていないことが多くあります。歯科分野では姿勢や呼吸の問題も取り上げられていて、幼稚園や小学校時代の姿勢の悪さや成人も含めてストレートネックから始まる問題ともいわれます。姿勢の悪さから顎が後ろに引かれてしまい、女性からすれば顎が小顔になっていいと思うかもしれませんが、口の中が狭くなることによって舌の場所もなく、下の顎が成長できません。その結果、上の歯茎が見えるようなガミーフェイスになったり、顎が小さいから親知らずが生えてくるスペースがなくなったりします。そうするといびきや無呼吸症候群につながることもあり、その中の一つに埋伏歯につながっていると考えます。治療法は基本的には抜歯です。親知らずを抜くには大学病院へ行かなければならないことが多く、遠かったり予約が取りづらかったりという煩わしさから患者さんも消極的になりがちです。完全に埋まっていればそのままでいいのですが、リスクがある場合は若くて健康なうちに抜歯する方がいいと思います。

木村 智憲 院長
木村歯科医院
木村 智憲 院長
さいたま市南区/南浦和/南浦和駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 摂食障害[食行動障害]

『摂食嚥下障害』の原因や予防法とは?

摂食嚥下障害は加齢や脳梗塞などの疾患により、飲み込みの機能が落ちることが主な原因です。むせてしまう、食事が満足に食べられない、場合によっては誤嚥性肺炎になってしまうことも。食べられないことで体重や筋力が落ちて、からだの衰えや死にもつながります。機能が落ちていくことを食い止めるため、まずは検査をします。実際に食事をしている様子、姿勢、食事の形状(とろみ、大きさ、刻んでいるかどうか)、常食を一緒に食べているのかどうかをチェックします。次に内視鏡検査で何が原因で飲めていないのかを確認します。たとえば、脳梗塞の後遺症で左側に麻痺があって左側の喉の動きが悪い、舌の動きが悪いため食べ物を送りこめていない、嚥下の反射が出ていないなど。原因がわかったら対策をします。たとえば、発生トレーニングを通して舌の筋肉を鍛える、喉の可動域を広げるマッサージをする、窒息しそうな場合であれば肺活量をあげる訓練など、原因によってリハビリのメニューを決めます。リハビリに関しては歯科医やSTさん(言語聴覚士)にみてもらいます。予防法は体力を低下させないために、プールで歩く、犬の散歩をするなど歩く習慣をつけることです。脳梗塞、脳出血、心筋梗塞によって麻痺が起き、動きが悪くなって飲めなくなることもあるため、それらの病気予防にも食生活が重要です。バランスの良い食事、血がサラサラになるような食生活、水分をとる、栄養状態の見直しなど、特別に何かをしなければならないというよりは、健康な生活を送ることがいちばん大切です。

吉嵜 太朗 院長
吉崎歯科医院
吉嵜 太朗 院長
三郷市/三郷/三郷駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科 ●小児歯科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

むし歯予防は、酸の存在にに注目が集まってきている

むし歯の病態は、虫歯菌という細菌が糖分を摂取し、その排泄物である酸によって歯が溶けていくものです。現在は虫歯菌そのものよりも酸の存在が着目されるようになってきています。と言いますのも、お口の中が長く酸性の状態に置かれることにより、むし歯が進行してしまうと考えられているからです。その意味では、食生活習慣が大きく関係してきます。酸がよろしくないわけですので、炭酸飲料はむし歯予防という観点では好ましいものではありません。炭酸飲料に砂糖が入っていると、さらに良くない、ということになります。重要なのは、酸性の環境になってしまったお口の中の状態をいかに早く中性に持っていくかということで、それが現在のむし歯予防の考え方の根本となってきているのです。

むし歯予防ではフッ素が有効です。フッ素入りの歯みがき粉はよく見かけるようになりましたが、ここで問題になってくるのは、日本は、うがいをする文化、ということです。せっかくフッ素を取り入れても、それをきれいに洗い流してしまっては効果は望めません。お口の中にフッ素を残すことが重要な訳で、当院においてもうがいは少ないお水で1回だけ、とオススメしています。ちょっとしたことですが、それがむし歯の予防の第一歩になるのです。

植田 博歳 院長
鶴間駅前歯科クリニック
植田 博歳 院長
大和市/鶴間/鶴間駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
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