神奈川ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

340件中91~105件を表示

  • 埋伏歯

埋伏歯は早期の段階で対応することが大切

埋伏歯とは歯茎の中に埋まっている歯のことを表します。その程度に応じて完全埋伏歯や半埋伏歯、埋まっている歯の向きによって水平埋伏歯や逆性埋伏歯などと呼ばれます。歯胚と呼ばれる歯の種の向きが不正であったり、余分にあったり顎が小さいことで生えるスペースがなかったりということが原因として挙げられます。様々な部位で起こりますが、特に親知らずに多いという特徴があります。骨の中に完全に埋まっている埋伏歯は感染することがなく、大半の場合は大きな症状は出ません。ただし、歯並びに影響したり、隣接する歯を圧迫して吸収してしまったりする可能性があります。中途半端に歯茎に埋まっている場合は清掃しにくいため虫歯になりやすく、また周りの歯茎が細菌感染し痛みや腫れといった症状を引き起こす可能性が高まります。痛みや腫れといった症状がある場合や、他の歯に対し悪い影響を及ぼしている場合は抜歯の適応となります。隣接する歯が虫歯になってしまったり、繰り返し痛みが出てしまうこともあるため、症状がある場合はできるかぎり早期の段階で対応することが大切になります。
予防としては、歯科への定期受診や画像検査を受けることです。歯の生え方は人それぞれであり、まずはお口の状態を自分で把握することが大切です。埋伏歯であれば全て抜く必要があるというわけではありません。この先、悪さをする可能性があると判断した場合は、早期に処置が必要となるため、かかりつけ医と相談しながら治療方針を決めていきましょう。

武田 宗矩 院長
にしはらクリニックビル歯科・口腔外科
武田 宗矩 院長
西東京市/西原町/田無駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科 ●訪問歯科診療
  • 頬部蜂窩織炎

進行すると命に関わる事態にも

蜂窩織炎は蜂巣炎とも呼ばれます。むし歯が進行し、神経にまで達すると痛みや腫れといった症状が出てきますが、中には自覚できる症状がない人もいます。症状が出ない人はどうなっているかというと、膿がたまり続けるのです。お顔の中には、隙(げき)、つまり隙間があります。その隙に膿がたまり続けていき、何かの拍子に大きく腫れ、激烈な痛みが生じます。その1つが、頬部蜂窩織炎です。
対応としては抜歯等、原因を取り除くことがまずあげられ、その前に膿を出してあげたり、抗生剤等を点滴によって投与する処置が行われます。重要なのは、むし歯を放置しない、ということです。たとえ症状がなくとも、定期的に検診を受けることによって隠れた病気の発見につながり、大きな疾患を防ぐことにつながります。「隙」は隙間ですから、重力に従い、膿は次第に下へ下へと落ちていくことになります。それが首を越えて胸にまで及んでしまうと命に関わることもありますので、気になることがあったら歯医者さんに行かれたほうがいいでしょう。

宍戸 孝太郎 院長
中目黒BIANCA歯科矯正歯科
宍戸 孝太郎 院長
目黒区/上目黒/中目黒駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

むし歯は「歯磨きだけ」では完璧に防げない?!

むし歯も歯周病も「細菌」による感染症です。予防対策として「細菌をコントロールすること」が大切です。二次的要因として甘いものをたくさん食べる、ストレスフルな生活習慣、食生活が乱れていることも関係しています。

細菌をコントロールするには、基本は「歯ブラシ」です。歯ブラシが得意な人や不得意な人もいるため、細菌の性質を変えてあげます。そのため「キシリトール」を取ること、「フッ素」で歯を強くして、細菌を殺菌するといった、歯ブラシ1本だけに頼るのではなく、「薬液」をつかいながら細菌をターゲットにして攻める方法です。または「電動歯ブラシ」を取り入れ、清掃効率を上げることも大事です。

さらに、歯科医院で「定期健診」を行うことも欠かせません。自分ができないことを歯医者さんでケアして改善してもらいます。特に「バイオフィルム」と呼ばれるばい菌がつくりあげた「膜」があるのですが、これは自分の歯ブラシだけでは除去が難しいため、歯医者さんで膜をはがし落としてもらいましょう。理想をいえば3ケ月に1回リセットすること。それは台所の「黒ずみ」と同じ感覚で、落とすために歯医者に通ってほしいですね。特に黒ずみができるときというのは、細菌が悪さをするときです。歯並びの悪い人や歯磨きが上手ではなかったり、不健康な食生活であったりするともう少し頻度が必要になります。

大原 庸子 院長
下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
大原 庸子 院長
世田谷区/赤堤/下高井戸駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 歯周病

電動歯ブラシを活用してプラークをしっかり除去

最近はお子さんたちへのフッ素塗布などをはじめとした予防意識が広まり、むし歯に悩む方はずいぶん少なくなりました。一方で、日本人が歯を失う大きな原因となっているのが歯周病です。歯周病は成人の約8割がかかっているといわれますが、実は毎日の歯磨き習慣を見直すことでコントロールできる病気でもあります。

ブラッシングが十分でなく、歯の表面にプラーク(歯垢)が残ってしまうと、やがて歯肉が炎症を起こして出血などがみられるようになります。これを予防するには毎日きちんとブラッシングすることが大事なのですが、磨いているつもりでも歯ブラシがきちんと当たっていなかったり、たとえば右利きの方ではどうしても右側の磨き残しが多くなったりします。

こうした現状を踏まえ、私がみなさんにおすすめしているのが“電動歯ブラシ”です。最近の電動歯ブラシは優秀ですから、歯に軽く当てるだけで表面に付着した汚れをしっかり落としてくれます。機械ならではの細かい振動は人の手で再現することが難しいですし、時間がくると歯ブラシが自動的に止まるので“磨き過ぎ”を防止できることもポイントです。本体が1つあれば毛先部分を複数購入してご家族みなさんで使うこともできますので、コストパフォーマンスにも優れているのではないでしょうか。初めて購入される場合は、ヘッド部分が小さめでラウンド型のものがオススメです。

前川 和恵 院長
中目黒カズデンタルクリニック
前川 和恵 院長
目黒区/上目黒/中目黒駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
1 PAGE 7/23 23