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  • 歯の外傷・損傷

子どもに多い歯の外傷。症状がなくても速やかな受診を

低年齢のお子さんというのはどうしても大人に比べて転倒のリスク、転倒した際に歯をぶつけてしまうリスクが高いです。それに伴いぶつけてしまった後のケアが大人よりも大事になってきます。特に多いのは、上の前歯を受傷するケースです。歯が抜けてしまったり、欠けてしまったり、埋まってしまったりと症状は様々です。それ以外にも、見た目には大きく変わらないというケースもあり、そのときの対応によって歯の予後が大きく変わってくることがあります。なので、ぶつけた際は症状がなくても歯科医院を受診するということがすごく大事ですね。ぶつけてしばらく経ってから症状が出てくることもあるんです。後から痛みが出たり、歯茎が腫れてしまったり。歯の神経がだめになってしまうようなケースが多いんです。それは歯科医師としてはできれば避けたいところですので、やはりぶつけた際は見た目が変わらなくても歯科医院を受診し状態をチェックしてもらうことが肝要ですよ。症状の出方によってどういう処置をするかはやはり様々になってくるので、医師の話をよく聞いてその後の治療方針を相談してくださいね。

巻 淳一 院長 & 巻 竜也 副院長 & 巻 祐太 医師
まき歯科医院
巻 淳一 院長 & 巻 竜也 副院長 & 巻 祐太 医師
さいたま市見沼区/東新井/大宮駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 摂食障害[食行動障害]

食べて飲み込む行為を客観的に評価し、行動を起こすことが重要

食べて飲み込む、という行為は意識的に行っていることと無意識下で行われていることに分けることができます。目で見て食べ物を認知し、口に運び、咀嚼をする。ここまでは自分の意識で行われることです。その口に入れたものをごっくんと飲んでいく。これは、無意識下、反射として行われる動作です。口の中で食べ物を留めることはできても、喉で留めておく、ということはできませんよね。これが、反射です。摂食・嚥下障害とは、この反射の部分に問題が生じてしまうものです。例えば脳卒中などが起こって脳に障害が起こってしまった場合や、認知症が進むことでそれらの障害が起きてしまうことがあります。昨今ではここに高齢者のフレイルが関わっています。フレイルも全身のそれとオーラルフレイル、つまり、口の虚弱とがあります。年齢を経てきてだんだんと体力が落ちている傾向が出てくるのは仕方がない面もありますが、それが口腔内に及ぶことで飲み込むことが難しくなってくるのです。
何をどれだけ食べられているのか。それを数値化して評価し、その評価をもとにリハビリテーション等を行い、摂食・嚥下の機能を維持していくことが求められます。

荒木 拓道 院長
たくみ歯科クリニック
荒木 拓道 院長
上尾市/須ケ谷/羽貫駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科 ●訪問歯科診療
  • むし歯[う蝕・カリエス]

むし歯予防は、酸の存在にに注目が集まってきている

むし歯の病態は、虫歯菌という細菌が糖分を摂取し、その排泄物である酸によって歯が溶けていくものです。現在は虫歯菌そのものよりも酸の存在が着目されるようになってきています。と言いますのも、お口の中が長く酸性の状態に置かれることにより、むし歯が進行してしまうと考えられているからです。その意味では、食生活習慣が大きく関係してきます。酸がよろしくないわけですので、炭酸飲料はむし歯予防という観点では好ましいものではありません。炭酸飲料に砂糖が入っていると、さらに良くない、ということになります。重要なのは、酸性の環境になってしまったお口の中の状態をいかに早く中性に持っていくかということで、それが現在のむし歯予防の考え方の根本となってきているのです。

むし歯予防ではフッ素が有効です。フッ素入りの歯みがき粉はよく見かけるようになりましたが、ここで問題になってくるのは、日本は、うがいをする文化、ということです。せっかくフッ素を取り入れても、それをきれいに洗い流してしまっては効果は望めません。お口の中にフッ素を残すことが重要な訳で、当院においてもうがいは少ないお水で1回だけ、とオススメしています。ちょっとしたことですが、それがむし歯の予防の第一歩になるのです。

植田 博歳 院長
鶴間駅前歯科クリニック
植田 博歳 院長
大和市/鶴間/鶴間駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 義歯

入れ歯は一口腔単位で診ることが重要

『義歯でお困りの人』の問題点というのは「入れ歯がうまくできていない」ことなんですが、その原因というのは「入れ歯の適切な設計ができていないこと」にあります。2つ目は、残っている歯と歯がない所(歯肉)との「バランスが上手くとれていないこと」にあります。

診察していると、バネをかける歯や他に残っている歯の噛み合わせや歯周病の治療がされていないケースもあります。つまり、入れ歯の設計の問題だけではなく、むし歯、歯周病、噛み合わせのバランスなど、一口腔単位で診る必要があるんです。

義歯は義足と同じで100%噛める、100%痛くない、100%何の不安もないということは無いと思うんですね。ただし、快適に自分の歯の様に食事ができる義歯を目指して治療をします。そして、1回でも義歯を作ったら「残っている歯は義歯にしない」「歯を失くさない」というつもりで、きちんと付き合っていく。義歯は現状維持ができるようにきちんとメインテナンスや修理、必要なら治療(むし歯や歯周病)を行っていきます。

ちなみにインプラントは入れ歯ほどは気を遣いません。自分の歯の様に、それ以上にしっかり噛めるという利点もあります。ただし自分の歯と同じようにきちんと磨いてメインテナンスを必要としますし、外科手術を行う必要があったり、自費治療で費用が高額などのデメリットもございます。その様な内容を十分理解した上で、より質の良い食事、咀嚼をお望みの方は、是非インプラント治療をお選びください。

安達 亮 院長
RYO DENTAL CLINIC
安達 亮 院長
さいたま市大宮区/大門町/大宮駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 上唇小帯付着異常

永久歯が生え始めるまでの経過観察が大切!上唇小帯付着異常。

上唇小帯付着異常とは、先天性・生まれ持ったもの疾患で、程度には個人差があるます。何か病気を持っているというよりは、たまたま生まれつきそういった特徴をあったと認識した方がいいと思います。治療が必要な場合は、付着部位を切って癒着部分を移動させる必要があります。癒着したままだと、それによって唇の動きが悪くなり、食べ物が挟まりやすくなったり、歯ブラシが難しくなったりします。
ただ、全員が全員、処置が必要なわけではありません。継続的に診察をしてもらい、永久歯が映えるタイミングで治療が必要かどうか見極めてもらってください。歯茎の高さは永久歯が生えてくるときに変わってくるので、ほとんどのケースは切らなくても大丈夫です。
ただ、極端な症例では、早い段階で麻酔をしてその部分を切って位置を変えるなどの処置をします。
見つけ方としては、唇を引っ張って、そこにあるスジが歯の真ん中の部分に近ければ、歯科医に診てもらった方がいいと思います。1歳半検診や3歳検診の歯科検診で指摘され、歯科医院を受診するということが多いと思います。

小帯はいろんなところにあって、舌下にもあります。舌小帯がくっついている場合は滑舌が悪くなりますし、うまく発音できないなどの症状が見られます。そういう方は舌小帯を切って処置をしています。この上唇小帯付着異常そういったものと基本的には同じなので、もし見つかっても、あまり思い詰めず、経過観察をしてかかりつけ医と相談してみてください。

正東 脩平 院長
上福岡エスデンタルクリニック
正東 脩平 院長
ふじみ野市/上福岡/上福岡駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • ドライマウス[口腔乾燥症]

「ドライマウス」の原因とは?

「ドライマウス」は若い人もなりますが高齢になるにつれてドライマウスのリスクが上がります。原因は全身疾患からくることもありますが、加齢によることもあります。特に高齢になればなるほど唾液腺のつばの出口がだんだん少なくなっていき、つば(唾液)が出ないことで口臭の原因にもなります。口が渇くことはストレスが強く、舌がピリピリするなどの症状がでることもあります。口臭というのはいろいろな方が様々な悩み方をしていると感じます。専門的な口臭外来を標榜しているところはあまりないのでどこへ行っていいのかわからない方が多く、調べて遠方から当クリニックへ来院されることもよくあります。口臭にはさまざまな原因がありますが、検査をした上で全然問題がないと安心する方もいれば、実際に問題があって口臭がするということもあります。ドライマウスも口臭も簡単に検査ができるので、一回どのような状態なのか検査を通して知っていただき、それから患者さんに合った治療をしていくことである程度は改善できるものです。しかし全身疾患によるドライマウスである場合は当クリニックだけで治療するのは難しいので、病院を紹介させていただくこともあります。患者さんの満足度も人によって差があり、実際に口臭がしていなくても口臭があると感じて悩む仮性口臭症の方もいて大変難しい分野ではあります。口はからだの中の入り口でもあり、口の中が不健康であると身体にも悪影響があるので、もう少し患者さんにも口の中の健康を保つことに興味をもっていただけるといいですね。そのような点からみれば、全身の健康を保つことでドライマウスの予防にもつながるといえます。

上村 優介 院長
かみむら歯科矯正歯科クリニック
上村 優介 院長
越谷市/相模町/越谷レイクタウン駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 歯周病

歯周病の悪化要因

歯周病は細菌によって歯肉が腫れ、歯を支える組織が壊れていく生活習慣病の一種です。進行すると最終的に歯が揺れ、抜けてしまいます。現在歯を失う要因で一番多いのが歯周病です。歯周病の発生、進行する要因は幾つもあります。

1:口腔内の清掃の不足
ブラッシングが充分でないと歯や歯肉に食べかすが残り菌の繁殖を増長して歯周病が起こり易くなります。

2:病気やストレス
歯周病の細菌は誰のお口の中にもいます。健康な人であれば免疫の作用が菌の進行を抑えるのですが病気やストレスで免疫が落ちると普段は隠れている歯周病の症状が出ることがあります。

3:その他
糖尿病が歯周病を悪化させることが知られています。また歯周病自体が糖尿病を初めとした様々な病気を悪化させる要因にもなっています。他にも様々な要因がありこれらが幾つも複合して歯周病を進行させます。

歯周病発生の大きな要因の一つが歯石の付着です。歯周病の治療は歯石の除去が主体でこれは予防にも繋がります。一度付着した歯石は通常のブラッシングで除去するのは困難です。虫歯の早期発見も兼ねて定期的に歯科医院でのクリーニングを行って頂くことをお勧めします。

飯塚 淳郎 院長
いいづか歯科
飯塚 淳郎 院長
市川市/中国分/矢切駅
●歯科 ●小児歯科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

むし歯は予防できるもの。食生活を整えるとともに鼻呼吸などを心がけて

むし歯の原因には細菌や歯質などがあるとされていますが、私は「食べ物」の影響がもっとも大きいと考えています。これは野生に生きる動物たちにむし歯がみられないことからも明らかであり、自然のものを食べていればむし歯にならないと言えるでしょう。つまり、むし歯にならないためには「食べ物を整える」ことが大事なのです。

たとえば「甘いものを食べたい」と考えて、お皿の上のチョコレートケーキを食べたとしましょう。このとき、食べ終わったお皿は洗剤をつけて洗わないときれいになりませんが、これはチョコレートケーキを食べた後の歯も同じです。一方で、同じ甘いものでもリンゴなどの果物であれば、簡単に水で洗い流すことができるでしょう。このように汚れを落としてむし歯を予防するためには食生活はとても重要なものであり、当院はそこを大切にしています。また、食べることは生きることと言われるように、身体をつくるのも食べ物です。全身健康を守っていくためにも、食生活を見直していきたいですね。

使い終わったお皿を水につけておくと簡単に汚れが落ちるように、お口の中を清潔に保つには「唾液」が十分に分泌されている必要があります。唾液の分泌を促すためには、適度にリラックスした状態で鼻呼吸を心がけることが大事です。お口の病気を遠ざけるためにも(1)舌が上顎にくっついている(2)きちんと口を閉じている(3)上と下の歯に隙間ができている――ことを意識して、正常なポジショニングを身につけていただくとよいでしょう。

渡辺 勝 院長
わたなべ歯科
渡辺 勝 院長
春日部市/中央/春日部駅
●歯科 ●小児歯科
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