麻酔や切開の必要なくおこなえるレーザー治療
歯周病は重篤な状態になると、歯ぐきを切開し、剥離(はくり)して、歯石を根こそぎ除去していく方法が主流でした。もちろん、今もおこなわれている非常に重要な治療ではありますが、以前に比べれば歯周病の治療も多様になってきています。その1つが、当院でもおこなっている歯周レーザー治療です。歯周ポケット内にレーザーを当て、歯周病菌を殺菌するというもので、イメージとしては、胃がんの原因になるピロリ菌を除菌する治療に似ているかもしれません。歯周病菌をレーザーで殺菌することで、腫れを少なくしたり、歯の動揺の改善、歯周ポケットの進行を抑えることが期待できます。何よりの利点としては、麻酔や切開の必要がないことでしょう。高血圧や糖尿病などで特定のお薬を服用されている方に対しても問題なくおこなえるものですから、それは大きな利点と言えるでしょうね。
- 新宿フロントタワー歯科
- 茂木 励起 院長
- 新宿区/北新宿/西新宿駅
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