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  • むし歯[う蝕・カリエス]

むし歯は「歯磨きだけ」では完璧に防げない?!

むし歯も歯周病も「細菌」による感染症です。予防対策として「細菌をコントロールすること」が大切です。二次的要因として甘いものをたくさん食べる、ストレスフルな生活習慣、食生活が乱れていることも関係しています。

細菌をコントロールするには、基本は「歯ブラシ」です。歯ブラシが得意な人や不得意な人もいるため、細菌の性質を変えてあげます。そのため「キシリトール」を取ること、「フッ素」で歯を強くして、細菌を殺菌するといった、歯ブラシ1本だけに頼るのではなく、「薬液」をつかいながら細菌をターゲットにして攻める方法です。または「電動歯ブラシ」を取り入れ、清掃効率を上げることも大事です。

さらに、歯科医院で「定期健診」を行うことも欠かせません。自分ができないことを歯医者さんでケアして改善してもらいます。特に「バイオフィルム」と呼ばれるばい菌がつくりあげた「膜」があるのですが、これは自分の歯ブラシだけでは除去が難しいため、歯医者さんで膜をはがし落としてもらいましょう。理想をいえば3ケ月に1回リセットすること。それは台所の「黒ずみ」と同じ感覚で、落とすために歯医者に通ってほしいですね。特に黒ずみができるときというのは、細菌が悪さをするときです。歯並びの悪い人や歯磨きが上手ではなかったり、不健康な食生活であったりするともう少し頻度が必要になります。

大原 庸子 院長
下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
大原 庸子 院長
世田谷区/赤堤/下高井戸駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • インプラント

自分の歯と同じように「しっかり噛める」ことが一番の魅力

私たちが歯を失う原因は、歯槽膿漏(歯周病)や外傷(けが)によるもの、むし歯を放置していたために抜歯が必要になるなど、さまざまなケースが考えられます。そして、失った歯を補うための治療の一つにインプラントがあります。

失った歯を補うためには、義歯(入れ歯)・ブリッジ・インプラントの大きく3つの治療法があります。入れ歯は取り外しが可能であるがためにお口の中で動いてしまい、違和感を覚えることも少なくありません。またブリッジは健康な歯に負担をかけるため、長期間使っているとトラブルが生じるリスクが高まります。

これに対してインプラントは、ご自分の歯と同じ感覚でお使いいただける点が大きなメリットです。人工歯根(インプラント)がしっかりと骨に定着すれば、ご自分の歯と同じようにしっかり噛んで食事ができるようになるのです。保険が適用されない自費診療となるため治療費が高額になるなどのデメリットはあるものの、それだけの価値がある治療だと言えるでしょう。

大塚  怜 院長
下麻生デンタルクリニック
大塚 怜 院長
川崎市麻生区/下麻生/柿生駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 歯周病

正しい歯磨きと定期的なメンテナンスで歯周病を予防

歯周病とは、歯と歯茎の隙間に多くの細菌が溜まることによって起きる疾患のことです。糖分が含まれている食べ物の過剰摂取や、不十分な歯みがきが習慣化していることで、歯垢が歯の表面に定着します。この歯垢には、原因となる細菌が1㎎中あたり10億ほど存在し、これらの細菌によって炎症を引き起こすことになるのです。歯周病菌は嫌気性菌であり、うがいをしただけでは本来の原因に効果がありません。また、炎症が起きても自覚症状がないことが多く、放置していると歯周ポケットという歯と歯茎の隙間が深くなり、抜歯が必要な状態にまで悪化していまいます。
歯周病を予防するために一番大事なことは、定期的なメンテナンスとセルフケアです。歯ブラシ1本だけでは完全に磨くことは難しく、歯間ブラシやデンタルフロスと合わせたブラッシングが大切になります。それでも100%の歯磨きは不可能でしょう。歯ブラシの選び方や部位によっての使い分け、磨き方が大切なのです。
また近年は、昔と比べて虫歯は減っているかわりに歯周病のお子さんが増えてきました。中学生を過ぎてからは、歯周病予防のブラッシングを意識した方が良いでしょう。
歯周病で一番避けたいことは、自覚症状がないまま悪化してしまうことです。日々の正しい歯磨きを行い、定期的なメンテナンスを受けることでしっかりと対策してください。

永田 喜久 院長
ながた歯科クリニック
永田 喜久 院長
朝霞市/三原/朝霞台駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 八重歯[乱杭歯]

お口全体の健康を保つ上でも、八重歯はしっかり治療したほうがベター

前歯の中心から3番目に位置する、尖った形状をしている犬歯が噛み合っておらず、見た目には外に飛び出して見える状態を八重歯と言います。犬歯は永久歯の中で遅めに生えてくる歯ですが、萌出するスペースの不足が原因で八重歯の状態になるわけですから、治療としては十分な隙間を獲得することがベースとなってきます。例えば、抜歯によってスペースを捻出する方法もありますし、奥歯を後ろに動かして隙間を作る方法、あるいは歯全体を薄く削ってスペースを作るなど、方法は様々です。
下顎を左右にスライドさせる動きをすると、正常な噛み合わせであれば、上と下の犬歯が擦れることになります。犬歯は根が太く長いものですから、その力に耐えられるようにできているんですね。犬歯がしっかり機能していない場合、擦れるのは多くの場合、奥歯となりますが、奥歯はその力に耐えられるようにできておらず、長い時間の経過によってヒビが入ってきたり、抜歯を余儀なくされるのです。この状態で被せ物やインプラントの治療をしても、長く持つことはありません。犬歯の重要性はそこにあり、お口の健康を保つ上で極めて重要な歯と言えます。

來栖 聡 院長 & 來栖 彩 副院長
たいとう矯正歯科
來栖 聡 院長 & 來栖 彩 副院長
台東区/元浅草/新御徒町駅
●矯正歯科
  • 不正咬合

不正咬合の要因は大きく2つ。小児期であれば「矯正」以外の選択肢も

不正咬合は文字どおり、かみ合わせ(咬合)の状態が悪かったり、歯がきれいに並んでいなかったりする状態を指します。要因は大きく2つ考えられ、1つは顎が小さかったり歯が大きすぎたりする「遺伝的」なもの、もう1つは指しゃぶりをはじめとした「クセ」によるものです。中にはレントゲンを撮ってみて「過剰歯」が原因だったことが分かるケースもあります。

不正咬合の治療法は年代によって異なります。大人になってからクセを直すのは難しいものがありますが、小さなお子さんであればプレオルソ(機能的顎矯正装置)を使用することで悪いクセを正し、歯並びを改善する効果が期待できます。また患者さんの状態に合わせて、ワイヤー矯正やマウスピース型矯正装置(インビザライン)を組み合わせて治療することも可能です。

遺伝的な要因に手を加えることはできませんが、子どもの頃から指しゃぶりや頬杖をつくことなどに気をつけることにより、不正咬合を予防できる可能性はあります。また子どもの成長は止められないものの、顎の成長をサポートすることはできますので、少しでも気になることがあれば受診をおすすめします。

上床 喜和子 院長
松戸なごみ矯正歯科
上床 喜和子 院長
松戸市/小根本/松戸駅
●矯正歯科
  • 顎関節症

顎関節症はあごだけでなく、様々な原因で起こります

顎関節症は口を動かす筋肉が炎症を起こすもので、口を開けると痛む、頭痛がする、頬がだるくなるといった症状です。「歯ぎしりや嚙み合わせなどで起こる、あごだけの病気」だと思われがちなのですが、実はそれだけではなく原因は本当に様々なんです。もともと歯が小さい人は、噛み合わせの高さが低いために顎関節症になることもあります。けど、多くの場合は虫歯やストレスが原因なんです。虫歯で歯がない箇所があれば噛むのもストレスになりますし、普段の姿勢で負荷がかかったり、それで体の軸がずれてしまったり。免疫力や体力の低下なども関係してしまうんです。一時的なストレスであれば筋弛緩薬などはあるのですが、今は自費になりますね。
顎関節症を予防する、直すためにはまず、ご自身では気づいていない虫歯があるかもしれませんので、最低限それはきちんと直しましょう。規則正しい生活のリズムや食生活の改善、メンタルの疲れもなるべく癒す。それこそ定期的な運動も大切ですし、リラックスをすることも大切です。

山口 景子 院長
杉田歯科クリニック
山口 景子 院長
横浜市磯子区/中原/杉田駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科
  • 歯ぎしり(ブラキシズム)

歯ぐきが「腫れる」「出血する」のは食いしばりのせい?

ヒトの歯と顎の骨は繊維(シャーピー線維・歯根膜線維)でつながっており、この繊維が切断されると炎症が起こって出血しやすくなったり、歯ぐきが腫れたりします。いつも歯を食いしばっている人の多くに歯ぐきの腫れや出血がみられるのはこのためです。

歯ぎしりや食いしばりが生じる理由としては、咬筋(こうきん・頬骨と下顎をつなぐ筋肉)の過緊張や一部の歯に過度な負担がかかっていることが考えられます。たとえばむし歯治療時の詰め物や被せ物に銀歯やセラミックなど複数の素材を使用していると、それぞれの歯にかかる負担が異なるため、咬み合わせのバランスが崩れてしまうことが少なくありません。

治療では、咬筋の過重負担を軽減することを目的に注射をしたり、1本の歯にかかる負担を軽減するため就寝時にナイトガード(マウスピース)を装着したりします。また詰め物や被せ物によって咬み合わせが乱れている場合は、素材を統一するなどの再治療が選択されることもあります。

現代人はスマホを凝視するうち知らず知らずの間に歯を食いしばっていることが珍しくありません。歯ぎしり・食いしばりによってお口のトラブルを生じさせないよう、上下の歯列を離すことを意識していただくとよいでしょう。

石田 智子 院長
アイエスデンタルクリニック
石田 智子 院長
港区/北青山/表参道駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科
  • インプラント

なぜ『インプラント』が必要になるのか。その原因とは?

歯の欠損を解決する治療法の1つが「インプラント」です。歯を失う原因は「むし歯」で歯を失うリスクよりも、「歯周病」で失うリスクの方が増えています。歯周病にならないためには、「力」の問題と「ばい菌」の問題があります。力の問題であれば噛み合わせの調整や、噛む力の調整をします。ばい菌の問題は当たり前なことですが、丁寧に歯を磨くことや、歯科衛生士さんに定期的に清掃をしてもらうことです。そのようなことを怠ると欠損の原因になります。

欠損したところには「チタン」という金属でつくられたスクリューを埋め込むのですが、昔よりもだいぶ材料は進歩しているので安心して治療できるようになりました。さらにインプラントにかかる手術時間もケースによっては、1本なら10分程度でできます。他には歯茎を切らずに小さな穴だけあけて埋め込みをする「フラップレス」という治療もあって、埋め込みの手術は簡単になっています。

インプラントが必要にならないためにも、早めにケアをしていくことが必須です。やはりインプラントとはいえ、自分の歯だけで噛むことにはかなわないものですから、歯科医院へ行ってメンテナンスを含めて定期的に検診することが大切です。

高橋 洋平 院長
みらくる歯科クリニック
高橋 洋平 院長
川越市/新宿町/川越駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
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