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  • 顎関節症

治療法は順序立てて実践。生活の見直しで予防も可

顎関節症は肩こりやストレス、歯ぎしりなどに起因し、口が開けづらい、口を開けると音が鳴る、顎が痛い、顎が疲れやすいなどの症状が出ます。これはストレスを感じやすい若い世代にも多く見られ、口の開け閉めをする筋肉が弱ってくるご高齢の方にも多く見られます。治療法もいくつかありますが、お顔のマッサージ、改善が見られなければ薬の服用、マウスピースの作成・装着などの方法を順序立てて施します。特に口が開けられないというのであれば、いきなりマウスピースを装着するのも難しいもので、まずはマッサージからやっていくのが基本です。顎関節症は生活習慣と大きく関わってきますので、日々の生活を見直すことで予防もできます。マッサージは方法を覚えればご自身でケアできますし、大きなあくびを控える、パンはちぎって食べたりするなどして、口を大きく開けずに食べることが効果的です。日常から大きく口を開けることが多いと痛みが出て顎関節症になりやすいので、そこに気をつけることで予防が期待できますよ。

木村 翼 院長
鴻巣ファミリー歯科
木村 翼 院長
鴻巣市/東/鴻巣駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 咬合性外傷

一番の原因は被せ物の不具合! 自分ではなかなか気づかない疾患だからこそ、ちょっとした違和感は要注意。

伵合性外傷とは、歯並びや顎のかみ合わせが悪いことが影響して、歯そのものや歯周組織、顎の関節を傷つけてしまっている状態のことを指します。 この疾患は、患者さん自身が気づいていないことが多いです。というのも、レントゲンを見てもなかなか気付きづらいからです。異常はないと言われているが、違和感が残っているという方はこの疾患の可能性があります。レントゲンを撮って診察しても虫歯ではない、歯もしっかり残っているけれど患者さんは違和感があるという場合はこの疾患を疑ってみてください。また、歯軋り・食いしばりで自分が思っている以上に歯の高さが低くなっていて噛み合わせがずれていてる場合がありますから、見た目に問題なくても、レントゲン、模型を撮って噛み合わせを直すことで答えが見つかることがあります。
一番の原因は被せ物の不具合で、被せ物をしている方なら誰でも起こりうるので注意が必要です。入れた時は問題がなくても、何年か立って他の歯が削れたり、他の歯が動いたりして、その歯に負担がかかりすぎて歯の神経や歯根膜に影響しいきます。見た感じ虫歯でなくても、歯槽膿漏でなくても、違和感がある場合は注意してください。
この疾患は色んな症状や病気につながることがあるため、きちんと対処することで、歯槽膿漏や歯が折れてしまう歯牙破折、顎関節症の予防にもつながります。
自分では気づきにくい疾患です。少しでも気になるところがあったらメンテナンスの時にチェックして、早めに処置をしてください。

半澤 直紀 院長
半澤歯科医院
半澤 直紀 院長
桶川市/寿/桶川駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • インプラント

あらゆる状況に適応できるよう進化してきたインプラントの歴史

インプラントは60年を超える長い歴史を有する治療となってきました。この間に、かつては「できない」と言われていたことが多く実現するようになっています。例えば以前であれば、インプラントを埋入するための十分な骨の量がなければ難しかったものも、骨を作ることでそれが可能な時代となってきています。インプラントのみならず、矯正治療なのもそうですが、長い研鑽の歴史の結果、どんな症例にも対応できる時代になってきているのです。

インプラント治療の良さは、その他の選択肢に比べたとき、周囲の歯に負担をかけない、ということに集約されるでしょう。他の歯を残していく上で、これは非常に大きなメリットです。一方でインプラント治療は「痛み」「怖さ」というものがマイナスなイメージとなっていましたが、各分野で低侵襲な治療が求められる時代となり、インプラントもその流れに準じたものとなっています。今では手術直後であっても、痛みや腫れは非常に軽微なものになっていますね。

森本 哲郎 理事長
海岸歯科ORALCARE(オーラルケア)
森本 哲郎 理事長
千葉市中央区/南町/蘇我駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

副鼻腔炎につながる恐れも。早い治療と適切なブラッシングを

私たちがよく耳にする虫歯という症状ですが、これは菌が出す酸によって歯が溶かされていく病気です。この虫歯の原因はたくさんあり、歯がうまく磨けていない、日常生活の乱れ、生活リズムや環境などが挙げられます。虫歯は進行すると、歯そのものに穴が空いてしまいます。さらにひどい場合は、副鼻腔炎といって副鼻腔にも菌の感染を及ぼしてしまうこともあります。炎症が大きくなると顎の皮膚の表皮に膿が出てくることもありますね。虫歯の対処法としては、まずはできるだけ早く治療をすること。虫歯にならないために患者さんご自身でのケアというと、やはり歯のブラッシングをしっかりすることですね。あとはリンス剤で口をゆすぐなども有効です。歯は人によって歯並びも生え方も本数も違いますので、歯の磨き方にも決まった正解というものがないんです。人それぞれに合わせたブラッシングをすべきです。なかなか歯磨きについて教わる機会がないと思いますが、かかりつけの歯科や予防歯科などで歯磨きの指導をしてもらうのが望ましいですね。

山地 茉莉子 院長
鶴見駅前デンタルオフィス
山地 茉莉子 院長
横浜市鶴見区/豊岡町/鶴見駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科
  • インプラント周囲炎

周囲炎のリスクは、インプラントを入れた時から始まる?

インプラント体(人工歯根)の周囲に細菌感染が起こり、炎症が継続している状態をインプラント周囲炎と言います。インプラント周囲炎を防ぐには、常日頃のメインテナンスも重要ですが、実はそのリスクは、インプラントを入れた時から始まっているのです。インプラントの多くは上部・下部の2構造となっていますが、この上部(アパットメント)と下部(インプラント体)の連結面に生じた目に見えない間隙をマイクロギャップと言い、ここに微小な動き(マイクロモーション)が起こることで細菌が侵入し、炎症を引き起こすと言われています。
マイクロモーションを防ぐには、インプラントを埋入する位置が重要です。例えばですが、余りに頬の側に寄っていたり、逆に内側に寄っていたりすると、マイクロモーションを引き起こすことになります。また、インプラントの種類も重要です。アパットメントの形状はメーカーにより様々です。一概に言えませんが、歴史ある、世界的なメーカーのインプラントはマイクロギャップに留意した設計がなされています。インプラント治療を考えられた際には、そのあたりも判断基準にしていただくのがよいでしょう。

島田 惇平 院長
BLISS歯科・矯正歯科クリニック金町(ブリス歯科)
島田 惇平 院長
葛飾区/東金町/金町駅
●歯科 ●矯正歯科
  • 埋伏歯

埋伏歯は炎症や腫れに繋がることも。口内の違和感は歯科の受診を

埋伏歯とは読んで字のごとく、歯が歯肉や骨に埋もれた状態のことを言います。色んなケースがありますが、最近当院でも診た患者さんで、乳歯が残っていてその下に永久歯が潜ってしまっているというケースがありました。埋もれた永久歯を出すために、乳歯を抜歯してから埋伏歯に器具を付けるという作業をしました。あとは別の埋伏歯の症例で、方向の違う生え方をしている犬歯を抜いたこともあります。埋伏歯が、歯胚が分裂した過剰歯になってしまっているという例もあり、本当に様々です。そういった症例を診るには普通のレントゲンだけでは難しいので、CTを撮って歯の埋伏状況をよく確認し、抜歯か治療かの方針を決めていくことが多いです。埋伏歯は周りの歯と根っこ同士がぶつかって生えることも多く、根の先で炎症を起こして腫れてしまうこともあります。ただ埋伏歯は患者さんご自身ではなかなか気づきにくいものです。レントゲンを撮って初めてわかることが多いので、気づくためにはやはり検診など定期的な受診が大切です。もし口の中に何か硬いものができたなとか変な違和感を覚えたら、躊躇せずに歯科を受診していただきたいと思います。

井上 和也 院長
かずや歯科
井上 和也 院長
川越市/元町/本川越駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
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