子どものうちから治療を始めることで、将来の目の病気のリスク軽減につながる
近視とは、近くにピントが合っているために、遠くが見えにくくなる状態で、一般的に「目が悪い」とよく表現されます。
近年、近視は世界的に増加しており、その傾向は顕著です。親が近視であると子供も近視になりやすい遺伝的な要素に加えて、デジタルデバイスの普及や屋外活動の減少などの生活環境が、近視の発症や進行に大きく関わっていると考えられています。
近視は、単に裸眼視力が低下するだけではなく、近視の程度が強くなるほど、緑内障や網膜剥離などの疾患を発症するリスクも高まります。近視の進行を抑えることは、視力を良好に保つだけでなく、将来の目の病気を予防するという意味でも非常に重要です。
近視の進行を完全に止める方法は今のところありませんが、適切な治療により近視の進行を抑制することは、生涯にわたって良好な視機能を維持することにつながります。
- 新小岩眼科分院
- 安武 正治郎 分院長
- 葛飾区/西新小岩/新小岩駅
- ●眼科 ●小児眼科