病気の種類によってアプローチが変わるため、適切な診断をつけることが大切
双極性障害は「躁うつ病」とも呼ばれ、活動的になる「躁」の状態と気分が落ち込む「うつ」の状態を繰り返すことが特徴です。すこし前までは「うつ病」と診断されていたケースも少なくないようですが、最近は同じ気分障害であっても「双極性障害」「うつ病」などの診断のもと、それぞれに適した治療が行われることが一般的です。
双極性障害の原因は1つとは言えず、日々の忙しさや人間関係に伴うストレス、睡眠不足をはじめとした生活習慣の乱れなどが発症につながると考えられています。双極性障害のほかに最近になって発達障害なども注目を集めるようになりましたが、病名がついたからと言って厳密に区分けすることは難しく、それぞれに症状が重なる部分もあります。とはいえ診断が異なれば治療方法も変わってきますので、まずはこの分野を専門にする医師にご相談いただくとよいでしょう。
- 十条メンタルクリニック
- 小野 泰之 院長
- 北区/上十条/十条駅
- ●精神科 ●心療内科