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  • 尿管結石

『痛みの王様』といわれるほど激しい痛みが・・・

症状は『痛みの王様』といわれるほど激しい腰痛があり、主に片方の腰、脇腹に見られます。また血尿などの症状が出ることもあります。痛みは24時間継続することはなく、数時間後、1日経過後に痛みが再び襲ってくることも。痛みに耐えられず救急車で運ばれる患者さんもいて、その人の性格を変えるくらい強い痛みが特徴です。

原因は腎臓でつくられた結石が尿管内に落ちるときに、尿管を傷つけてしまうことにあります。尿管結石によって、上流からの尿がせき止められて、尿が下に流れなくなります。そうすると、どんどん尿が溜まって、尿管や腎臓などにあふれて、風船のように膨張していきます。その時の腫れが腎臓を圧迫し、片側の腰の痛みとなって現れます。

尿管結石の原因は①水分不足➁遺伝的に罹りやすい➂生活習慣病によるものです。高血圧、糖尿病、高脂血症になると、尿管結石に罹りやすいといわれています。男女比では2:1と男性に多くみられますが、生活習慣病が元になっていると考えます。

治療法は①結石が5ミリ以下なら水分をたくさん取り、排石を促進する内服薬によって、自力で体外に排石をする。➁出ない石に対して体外衝撃波で結石を破壊し、細かく砕かれて自力で排石をする。➂尿管結石に直接レーザーを当てて粉砕する。

予防法は水分摂取(一日あたり1500ml以上)や生活習慣病予防、適度な運動が大切です。

伊勢呂 哲也 院長
大宮エヴァグリーンクリニック
伊勢呂 哲也 院長
さいたま市大宮区/下町/大宮駅
●内科 ●外科 ●消化器内科 ●胃腸内科 ●肛門科 ●泌尿器科
  • 片頭痛

安易な鎮痛薬の使用は要注意。つらい痛みは専門家に相談を

片頭痛は<片>方の<頭>が<痛>むと書くため、片側にしか頭痛が起きないと思っている方もいらっしゃいますが、頭の両側に起きる場合も多く、肩付近や頭全体などに痛みが起きる場合もあります。原因としては、月経、運動、飲酒、睡眠不足、精神的なストレスなどがきっかけになり、三叉神経から「CGRP」という物質が放出され、頭部の血管の炎症や拡張が起こり、頭痛が起きると考えられています。
片頭痛の痛みは「ズキズキ」「ドクドク」などと表現されますが、「重い感じ」「締め付ける感じ」など様々です。頭痛に吐き気を伴ったり、めまいがしたり、匂い・音・光に敏感になる、目がチカチカするような感じがある場合は、片頭痛が疑われます。仕事、家事、勉強の集中力やパフォーマンスが低下したり、頭痛が原因で学校や仕事を休んだりしなければならないなど、日常生活に支障が出ている場合は、頭痛外来の受診をご検討ください。
片頭痛に対する治療薬は、近年、新しい鎮痛剤、注射薬など様々な治療方法が登場しており、個々の症状、希望、ライフスタイルに適した治療を選択する必要があります。自己判断で市販の鎮痛薬などを過剰に使用すると「薬物の使用過多による頭痛」を合併し、頭痛が悪化する場合があるので、ご注意ください。また、十分な睡眠を取ったり、飲酒を控えたり、適度な運動や食事をすることも頭痛の発症予防や改善につながりますので、規則正しい生活を心がけていただきたいと思います。

原 大祐 院長  
はら内科・脳神経クリニック
原 大祐 院長  
墨田区/両国/両国駅
●内科 ●脳神経内科 ●老年内科 ●脳神経外科
  • 出生前検査

出生前検査は、適切な病院で安全に出産できるようにつなげるためのもの

出生前検査にはいろいろな種類がありますが、当院では特に、NIPT (新型出生前検査)と超音波マーカー検査に力を入れています。NIPTは妊娠10週以降から行われ、お母さんの血液検査を行うことにより、おなかの赤ちゃんがダウン症、18トリソミー、13トリソミーの3つの染色体異常もっている可能性について調べます。また、超音波マーカー検査は、妊娠12週から13週の時期に、お母さんのおなかに超音波をあてて胎児を観察し、NIPT同様にダウン症、18トリソミー、13トリソミーの3つの染色体異常の可能性について調べます。これらの検査で、例えばダウン症の可能性があるという結果になった場合を「陽性」、可能性が低いという結果になった場合を「陰性」と判定します。両検査とも、陰性的中率は99%以上と高い検査であるため、「陰性」の結果が出た場合にはそれで出生前検査は終了になり、次は妊娠20週や30週に行う胎児スクリーニング検査を受けます。一方「陽性」の結果が出た場合、確定診断を得るための羊水検査等を受けることになります。超音波マーカー検査は陽性的中率が低いため、より陽性的中率の高いNIPTを行い、それでも陽性の結果であった場合に、羊水検査を行うという場合もあります。羊水検査は、お母さんのおなかに直接針を刺して、子宮内にある羊水を採取するため、流産や破水などのリスクを多少伴います。もし出生前検査で陽性の結果が出た場合には、当院の連携施設である東京慈恵会医科大学病院などで再度検査の結果や赤ちゃんの病気の可能性についてご説明し、安全に羊水検査が行えるよう連携をとっています。
ダウン症の赤ちゃんや生まれつき何らかの疾患を持っている赤ちゃんでは、生まれた後に然るべき対応ができない場合、病状が深刻化したり、命に関わることもあります。出生前検査には、おなかの赤ちゃんの病気を知ることによって、適切な病院で安全に出産できるように、新生児医療へつなげるという重要な側面があります。もうひとつ、出生前検査でみなさんに知っておいていただきたいことは、NIPTを未認可で行っている施設では、陽性の結果が出たとしても、そのあとのフォローを一切せず、患者様が困って認定施設などを受診されるケースがままあるということです。認定施設とは出生前検査について専門的な研修を受けた医師が在籍する施設で、大学病院などの基幹施設とクリニックなどの連携施設の2種類があります。このような施設では検査前のカウンセリングはもちろんのこと、検査で陽性の結果になった場合でも、その後のフォローや相談等連携しながら一貫して行っております。患者さんを宙ぶらりんの状態にすることはありませんので、出生前診断をお考えの方は、検査をする施設がNIPTの認定施設であることを確かめて行かれた方がよろしいでしょう。日本医学会の出生前検査認症制度等運営委員会で認定施設を確認することができますので、ご参考にしていただけたらと思います。
https://jams-prenatal.jp/

髙橋 由佳 院長
IRISレディースクリニック神泉
髙橋 由佳 院長
目黒区/青葉台/神泉駅
●産科 ●婦人科
  • うつ病

ライフイベントにおけるストレスや環境の変化で起こるうつ病

うつ病の特徴には、普段の体調と異なって気分が憂鬱で疲れやすい、やる気が出ない、物事をマイナス面にしか捉えられないといった気分の変調が現れます。そして、気分転換ができず、症状が持続する状態となります。うつ病が発症する年齢は幅広いですが、30〜60代が多くみられることも特徴的です。その背景として、仕事や結婚、退職などのライフイベントの変わり目において、大きなストレスと環境の変化が影響していると考えられています。うつ病の治療は、約90%が薬物療法です。患者さんの中には、薬物療法で過敏に副作用が現れる方もいます。その場合は、心理療法がメインとなることでしょう。
うつ病を予防することは容易ではありません。基本的には、自分を中心として取り巻く環境が変わった時に、うつ病は発症しやすくなります。その時点で、すぐにうつ病を発症するのか、あるいは時間が経ってから起きるのかは個人差があります。共通するのは、何らかのタイミングで心理的負荷がかかり、不眠や体調不良が起こります。その変化が起きた時に、しっかりと心身の休養ができることが大切です。

石井 正宏 院長
航空公園クリニック
石井 正宏 院長
所沢市/喜多町/航空公園駅
●心療内科 ●精神科 ●脳神経内科
  • 白内障

白内障はどんな症状?手術するかどうかの判断基準とは?

「白内障」は年齢の変化によって起こるので、多少遅かれ早かれみなさんに出る病気です。症状は、目のかすみ、眩しさ、視力の低下が起りますが、特に眩しさがあると思います。運転する人限定の話になりますが、すれ違ったときに対向車のライトで目がくらんで、真っ白く飛んでしまうような眩しさがあるときは要注意です。治療法については、初期は目薬をして進行を遅らせ、ある程度進んできて生活に不便がでてきた場合は手術で治します。白内障手術をするかどうかについて、一般的なガイドラインでは「メガネなどを使用した矯正視力で0.5〜0.7で手術をすること」を推奨しています。しかし、当院に限っていうとガイドライン通りではなく、眼の依存度が高い人には基準値を越えていても勧めています。たとえば、スポーツをする人、現役でお仕事をしている人、車を運転する人、写真や絵画などの芸術を嗜む人、手先の細かい趣味や仕事がある人などは、早めに手術した方がより快適な機能を回復できると伝えています。逆にそのような活動もなく、自宅でゆっくり過ごされている場合には、目のかすみが強くても手術をしなくていいケースもあるでしょう。気をつけなければならないことは、目のかすみや眩しさといった症状だけで白内障だと思っていたら、別の病気が潜んでいることも。症状が出てきてから治せばいいと思っていたら、治せない「緑内障」や「糖尿病網膜症」など他の病気と合併していることもあり、症状から白内障だと思い込むのは危険です。何か気になる症状があれば早めに相談してください。

萩原 直也 院長
はぎわら眼科
萩原 直也 院長
熊谷市/玉井/籠原駅
●眼科
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