『大腿骨頚部骨折』になると5年以内に亡くなる可能性も
高齢者に起こりやすい三大骨折というのがあって、「手首」「股関節」「背骨」になり、そのうちの1つの骨折です。大腿骨頚部骨折は足の付け根の部分が転んだことが原因で折れてしまうケガです。治療法は基本的には手術できる状況であれば手術をします。骨折=人が死ぬというイメージはなかなか無いと思いますが、大腿骨頚部骨折になると5年以内に半数が亡くなるともいわれている骨折です。なぜなら骨折したことで寝たきりになってしまい、寝たきりになることで結果的に肺炎を起こしたり、褥瘡ができたり、感染症になったり、認知症が進んでしまったりと、付随する事象が生命予後に大きく関わるからです。
年齢とともに骨が弱くなるのは当然のことなので早期発見、予防をして、いかに寝たきりにならないようにするかが重要です。在宅リハビリや運動をしっかりと行って健康寿命を延ばしましょう。
- ファミリークリニック越谷
- 西田 雄介 理事長
- 越谷市/千間台西/せんげん台駅
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