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  • 発達障害

病気が分かることによるメリット・デメリットとは……

「コミュ障です」「人間関係がうまくいかない」との訴えで、メンタルクリニックを受診する大人の患者さんが増えています。多様性、マルチタスクを求められる現代において、幼少期に「自閉スペクトラム症」「注意欠如多動性障害」など発達障害の診断がつかないまま大人になり、コミュニティにおける社会的役割を果たせずに、思い悩むケースは少なくありません。また、適応障害、うつ病になった患者さんの中に、その根底に発達障害があり、二次障害としての適応障害、うつ病であったケースも最近よく見かけるようになりました。

発達障害は、生育歴/医師の見立て/心理検査の3つを用いて診断をしていきます。ただし、診断をつけるうえでもっとも重要な「生育歴」は、母親からのヒアリングが大きなウェイトを占めるため、昨今の高齢化によって、大人の発達障害を診断することが困難となることがあります。

大人の発達障害と診断がつけば、患者さんにとって、さまざまなことを自分の個性として受け入れることができ、それまでよりも生きやすくなることもあるでしょう。ただし、うまくいかないこと全てを発達障害のせいにしてしまうと、患者さんの今後の生き方がより狭いものになり、かえってその特性に思い悩むことになるかもしれません。
専門の精神科医に、大人の発達障害を診断する必要性についてしっかり相談し、今後の生き方のヒントを見つけていく必要があります。

土屋 博基 院長
横濱元町メンタルクリニック
土屋 博基 院長
横浜市中区/元町/元町・中華街駅
●精神科 ●心療内科
  • ケロイド

症状の出る前から、予防のためのスキンケアが大切

ケロイドとは、傷が治る過程で、皮膚が赤く盛り上がっていく状態です。ケロイドは、時が経つとだんだんと大きくなるものもあり、かゆみを伴うことがあります。また、毛嚢炎(モウノウエン)のように、表面上は傷がないように見えるのにできることもあります。ケロイドと聞くと、やけどをイメージされる方も多いでしょう。やけどの痕(あと)は瘢痕ケロイドとも言い、厳密にはケロイドではないのですけども、一般的にはケロイドの一形態として認識されています。
ケロイドは、部位の大きさや程度によって治療方法は変わってきますが、手術によってケロイドを切除する手術療法と、薬物療法やレーザー療法などがあります。ただし、ケロイドは切除したとしても、再発するケースが珍しくありません。瘢痕ケロイドについては、部位を切除し、皮膚を移植する方法が一般的です。専門的な内容になりますが、皮膚の移植では皮弁(血流のある皮膚・皮下組織)が用いられることもあります。
部位の場所、大きさによって異なりますが、治療の方法を判別するには、熟達した医師による診断が必須となります。しっかりとしたキャリアのある医師に相談された方がいいでしょう。

百束 比古 院長
スクエアクリニック形成外科美容外科
百束 比古 院長
千代田区/神田三崎町/水道橋駅
●皮膚科 ●形成外科 ●美容外科 ●美容皮膚科
  • 逆流性食道炎

気になる症状があれば胃カメラ検査を

一般的に、胸やけやおなかの奥から酸っぱいものが上がってくるような症状(呑酸)が自覚されます。また、胃痛や胃もたれ、あるいは背部痛など、多岐にわたる症状もこの疾患の特徴です。
逆流性食道炎が増えている理由としては、生活習慣の変化や欧米化した食生活もありますが、ピロリ菌の感染率の低下を指摘する報告もあります。ピロリ菌がいると粘膜が萎縮しますので、胃酸は少ない傾向にあり、逆流性食道炎は一般的に少ないと言われています。逆にピロリ菌がいないことで胃の粘膜から多量の胃酸が産出され、この疾患が増えているという見方があるのです。

治療としては、胃酸を抑えるお薬を用いるのが一般的です。ただ、お薬だけでは根本的な解決にいたりませんので、食生活を含めた生活習慣を見直すことも重要となります。、脂っこいものや過度のアルコールを避けることもその1つですし、就寝前に食べない、ということもポイントとなります。体勢の問題で、食べてすぐに横になってしまうと、物理的に胃酸が上がりやすくなりますので。

逆流性食道炎を繰り返すとバレット食道を併発し、食道がんの誘因となることが知られています。そうした事態を避けるためにも、少しでも症状を自覚されたら、確認の意味でも内視鏡検査を受けることが大切です。

北村 大介 院長
北村医院
北村 大介 院長
川口市/東川口/東川口駅
●内科 ●消化器内科 ●肛門外科 ●外科 ●小児科 ●皮膚科 ●内視鏡内科 ●健診・検診
  • 心房細動

心電図検査を受け、早期発見と早期治療につなげる

心房細動は、心臓の心房筋が無秩序に興奮する結果、心房がしっかりと収縮していない病気のことです。年齢とともに増える傾向にあります。最も多い症状は動悸でもし動悸を感じたら心電図検査を受けることが大切です。
心房細動の発症を増す要因として、生活習慣の乱れがあります。喫煙や過剰なアルコール摂取、睡眠不足、過労、ストレスを受ける状態などが影響を与えます。また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病がある場合は、病気がない方と比べて心房細動を発症するリスクは高まるでしょう。心房細動では心臓に血栓ができ易く、そのまま放っておくと脳梗塞などの血栓塞栓症を発症する恐れがあるため、早期発見と早期治療が重要な病気です。以前は内服薬で治療を行っていましたが、今はカテーテルアブレーション治療を行うことが主流になりました。
まずは、毎年の健康診断を受けること、気になる動悸がある場合は心電図検査を受けることが早期発見につながります。また、生活習慣を見直し、心房細動の発症リスクを抑えることを心がけましょう。

髙塚 洋二  院長
元町たかつか内科クリニック
髙塚 洋二 院長
横浜市中区/山下町/元町・中華街駅
●内科 ●呼吸器内科 ●循環器内科 ●消化器外科 ●アレルギー科
  • 頸肩腕症候群

首、肩、腕にかけての原因不明の症状

肩がだるい、手がしびれる、そして胸や背中が痛い、冷えなどの症状で受診される方で、内科的にも整形外科的にも明確な異常が見られない場合に頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)を疑います。職業や生活習慣などの詳細な聴取と頚椎レントゲンでのストレートネック所見が決め手になることが多いです。たとえば長時間のPC作業をされているオフィスワーカーや、首に負担がかかる長時間の姿勢での業務をされるネイリストさんなどに多く、当クリニックでも頻度が高い疾患の一つです。鎮静薬に加えて漢方薬などで症状の緩和します。さらに自宅でのストレッチや姿勢矯正の指導なども行なっています。症状の緩和が得られづらい場合はMRI撮影、日曜日の整形外科外来への連携も行い、しっかり結論を出すのが当クリニックのスタイルです。
診察室は救急室をイメージして設計された特殊なデザインです。レントゲン撮影や超音波検査といった各種検査も診察室から移動することなくスムーズな診察・検査そして診断と処置が可能な構造ですので、こうした内科と外科にオーバーラップする疾患へスムーズに診察が可能なのです。

市丸 秀章 院長
ひでまるファミリークリニック
市丸 秀章 院長
目黒区/目黒/目黒駅
●内科 ●外科 ●小児科 ●整形外科 ●救急科
  • 大腸がん[直腸がん・結腸がん]

がんができた部位によっては「人工肛門」を避けられる可能性も

大腸がんはポリープががん化するほか、家族性大腸腺腫症などが原因で発症することが分かっています。中には、喫煙や過度な飲酒が原因で発症するケースもあります。主な症状は便秘・下痢など便通の変化のほか、便が細くなる、便に血の筋が混じる、お腹の張りを感じるなどの自覚症状がみられる場合もあります。早期に発見できれば内視鏡による治療が可能ですが、病理検査の結果によっては早期発見であっても外科手術が必要になる場合もあります。

大腸がんの手術というと「人工肛門になる」と考える方も少なくないと思いますが、結腸癌で永久人工肛門になるケースはそれほどありません。直腸癌では「人工肛門」を念頭におかないといけないケースが多くなりますが、肛門を残せる可能性もあります(肛門温存手術)。大腸がんを早期に見つけるためにも定期的な内視鏡検査を心がけると同時に、日頃からご自分の便通や便の状態を把握し、気になることがあれば消化器の専門家に相談なさるとよいでしょう。

山田 正樹 院長
かわぐち胃腸と内視鏡クリニック
山田 正樹 院長
川口市/栄町/川口駅
●消化器内科 ●胃腸内科 ●内視鏡内科 ●内科 ●外科 ●肛門外科
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