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  • 手足口病

夏に流行しやすい手足口病は手洗いと次亜塩素酸消毒で予防を

手足口病は、コクサッキーウイルスとエンテロウイルスによる感染が原因となり発症します。ワンシーズンに1回または2回、感染する可能性がある病気です。5歳以下が90%を占めていますが、大人でも発症する場合もあります。また、感染しても発症しないケースもあるでしょう。特に、夏場に流行りやすく、ウイルスの特性によっても症状は変化します。一般的には3人に1人程度は発熱し、手の平や足の裏、口の中に発疹がみられることが特徴的です。四肢や肛門周辺にも発疹が出る場合も多くみられます。この発疹は赤いだけの場合や、膨らんで水疱のようになる場合もあります。
ウイルスによる感染であり、治療法はありません。対症療法が基本となります。エンテロウイルスは腸内で増えやすい特性があり、下痢などのお腹の症状を伴う子どもが多くみられます。その子の症状に合わせた対症療法を行うことになるでしょう。
これらのウイルスは、アルコール消毒による効果がないため、予防法としては手洗いと次亜塩素酸による消毒が大切になります。手足口病は発症すると、幼稚園や保育園の登園停止になる感染症です。登園再開の目安として、発疹の有無に関係なく「24時間熱がないこと」「いつも通りにごはんが食べられること」が基準となります。とは言え、1~2週間ほどは口や鼻から排菌され、1ヵ月ほどは便から排菌されており、感染力がある状態ということを知っておきましょう。

吉岡  淑隆 院長
つむぎこどもクリニック
吉岡 淑隆 院長
越谷市/レイクタウン/越谷レイクタウン駅
●小児科
  • 糖尿病(2型糖尿病)

ダイエット目的で処方される新薬も

2型糖尿病の治療では、ここ数年、新たなお薬が次々と出ていることがトピックと言えるでしょう。そのうちの1つに「GLP-1受容体作動薬」というものがあります。血糖値を効果的に下げる作用のあるこのお薬には、胃や腸の働きを抑制し、食欲を抑える作用もあります。それから、「マンジャロ」。こちらは世界初の「GIP/GLP-1受容体作動薬」で、当院でも処方していますが、血糖改善と体重減量に確かな効果を発揮するお薬です。
「GLP-1受容体作動薬」については、ダイエット領域で処方されることもあります。このお薬は血糖値が高いとインスリンの分泌を促してくれるのですが、血糖値が正常の場合、分泌を促すことを中断してくれる作用を持っています。昔からあった糖尿病のお薬の中には低血糖を起こしやすいものもあるのですが、「GLP-1受容体作動薬」はその特性上、低血糖に陥るリスクが非常に低く、ゆえにダイエット領域で盛んに使用されていると思われます。問題なのは、保険適応外のダイエット目的で処方されることが多く、本来必要な糖尿病の患者さんに十分に行き渡ってないことです。供給が需要に追いついてないとも言えるのですが、大きな枠での調整が必要と言えるかもしれません。

清水 宣博 院長
西新宿パークサイドクリニック
清水 宣博 院長
新宿区/西新宿/西新宿五丁目駅
●内科 ●糖尿病内科 ●代謝内科 ●内分泌内科
  • メノポハンド

手のこわばりや腫れなどは、更年期の症状である可能性が

メノポハンドとは、更年期が関係する手の症状を指します。閉経を迎えると体のホルモンバランスは大きく変化します。その影響で、手にこわばりや痛み、腫れなどの症状が見られるのがメノポハンドです。
症状を軽減する方法はいくつか挙げられます。「ホルモンの変動によるもの」と申しましたが、具体的には閉経によってエストロゲンの分泌量が減少することが大きな要因と見られています。このエストロゲンを補充することでホルモンバランスを整え、症状の改善を期待する方法がまず1つです。当院では女性ホルモンと似た働きをするエクリオールを推奨しております。また、手の筋肉や関節を柔軟に保つため、軽い運動やストレッチは効果的ですし、お風呂や湿布を使って手を温めたり、逆に冷やしたりすることでも痛みや腫れを和らげることができます。同時に骨粗しょう症を合併している場合などは、骨を強化するために、カルシウムやビタミンDが豊富な食事を心がけるのもいいでしょう。
手の不快感を感じたら、無理せず早めに対策を取ることが大切です。気になる症状が続くようでしたら、早めに医師に相談することをお勧めします。

原 正道 院長
井土ヶ谷整形外科リハビリクリニック
原 正道 院長
横浜市南区/井土ケ谷中町/井土ヶ谷駅
●整形外科 ●リハビリテーション科
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