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  • にきび

実はシンプルなニキビの原因と治療。大切なのは「傷痕をのこさない」こと

ニキビの原因はとてもシンプルで、「毛穴が詰まる」「皮脂が溜まって面皰ができる」「そこにバイキンが付く」からできるのであって、治らないニキビというのはこの3つのうちのどこかが防げていないんです。特に10〜20代の方の多くはニキビができやすい。それは、皮脂の分泌が多くて毛穴が詰まりやすいことが原因なので、日常的に毛穴のつまりを防いで皮脂が外に出る状態にしておくようなスキンケアが大切です。

あとは、規則正しい生活習慣ですね。夜ふかしや睡眠不足、ストレスや食生活の乱れは肌に負担がかかります。腸内環境が不安定になってニキビを繰り返したり治りが悪くなりますね。なので、生活習慣を整えて便秘を予防することもニキビのコントロールにはとても重要なんです。

また、ニキビ治療で大切なのはただ治すんではなくて「跡が残らないように治す」ことです。特に若い女性にとって、ニキビ跡が残らないように治療できるかどうかは、その後の生活や気持ちの上でとても重要になポイントなんですね。ただ、保険診療内で「キレイに治す」のはなかなか難しいのが現状なので、当院では治癒後の肌の状態のためには自由診療も使っていくことをおすすめしています。

相馬 孝光 院長
肌クリニック大宮
相馬 孝光 院長
さいたま市大宮区/桜木町/大宮駅
●アレルギー科 ●皮膚科 ●美容皮膚科
  • 甲状腺疾患

若い女性に多くみられる甲状腺疾患。体の不調を感じたら早めの受診を心がけてほしい

バセドウ病をはじめとした甲状腺の病気は、若い女性に多くみられます。汗をかきやすい、疲れやすいといった身体症状のほか、気分が落ち込むなどのうつ症状が現れたり、会社の健康診断で甲状腺の腫れを指摘されたりして医療機関を受診し、甲状腺の病気が見つかることも少なくありません。病気の原因はさまざまにあり、中には遺伝が関係しているケースもあります。一方で甲状腺の病気に対する治療はすでに確立されており、適切な治療によって症状の改善を期待できます。しかし甲状腺を専門的に診る医師は少ないため、適切な医療を受けられないでいる方も少なくないようです。最近は検査技術が大幅に進歩しているため、受診したその日のうちに検査をして診断がつき、すぐに治療を始めることも可能になっています。ほかの病気と同じように甲状腺の病気も早期発見・早期治療が大事ですから、体調不良が長引くときには「甲状腺を専門にしているクリニック」を選んで受診していただくとよいでしょう。

山田 朋英 院長
蒲田駅前やまだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック
山田 朋英 院長
大田区/蒲田/蒲田駅
●内科 ●糖尿病内科 ●内分泌内科 ●健診・検診
  • 大腸がん[直腸がん・結腸がん]

大腸がんの検査は「拡大内視鏡」があるクリニックで

食生活の欧米化によって「大腸がん」が増えてきています。しかし、ガンというのは遺伝子レベルの変異ですので、全てがすべて何かを食べるとガンに変異が起こるというのは証明されていないのではないかと思っています。大腸がんは早期発見が大切になるのですが、健康診断では便潜血検査を必ずやってください。そうすることで、便内の出血量から大腸がんの発症リスクを判定することができます。もしポリープがあれば早期がんになる確立も高いので、必ず大腸カメラ(大腸内視鏡検査)を受けてください。大腸がんは「拡大内視鏡」を使用すると、表面構造から良性か悪性か、内視鏡切除ができるのか腹腔鏡手術をするのかを判断できます。もし腹腔鏡手術をするならば腸を切除しなければならず、ガンだけでなくその周辺にあるリンパ節を切除するといったリンパ節郭清をしなければならないので、手術は大がかりになってきます。胃がんよりも特に大腸がんでは拡大内視鏡の使用が有用です。昔から何か腫瘍があるとその腫瘍がどこまで深くいっているのか、「深達度」(根の深さ)というものを病理検査で調べていました。肉眼形態と拡大内視鏡をみると深達度を診断できますので、大腸のポリープや腫瘍が見つかったときには、やはり拡大内視鏡が有用です。クリニックによっては拡大内視鏡がないこともあり、再検査のために大学病院や総合病院などへ行かなければならないといった二度手間になる恐れがあります。クリニック探しをする際には「拡大内視鏡」があるかどうかは重要ですので、確認することをおすすめします。

千原 直人 院長
ちはらメディカルクリニック目黒
千原 直人 院長
目黒区/中町/祐天寺駅
●内視鏡内科 ●消化器外科
  • 川崎病

『川崎病』はどんな症状?大人もかかるの?

「川崎病」は今から40年以上前に川崎富作先生が提唱した、全身の血管で炎症が起こる病気ですが、原因は未だにわかっていません。主な症状は、白目が赤くなる、唇や舌が赤くなる、手足が赤く腫れる、皮膚が赤くなる、リンパ節が腫れる、特に5日以上発熱が続くという特徴があります。最近ではBCG予防接種を受けたところが赤く腫れるのも特徴です。一時期コロナ感染説もありましたが、感染症等をきっかけに何かしら炎症が起こるのではないかといわれています。川崎病になりやすい年齢層は生後3ケ月くらいから始まって、小学生くらいには殆んどなくなり、大人は基本なりません。さらに欧米人よりもアジア人に多く、海外ドラマ『ER緊急救命室』でも患者さんはアジア人という設定です。治療法は免疫グロブリン、アスピリン内服、ステロイド投与といった炎症を抑える治療になります。川崎病の後遺症に心臓疾患が残ること、心臓の血管にコブをつくることがあるので、コブの中に血栓ができて心筋梗塞や突然死の恐れがあります。原因は解明されてはいませんが、早い段階で炎症を抑えた方がいいことはわかっている状況です。川崎病の定義は発熱5日以上ですが待つ必要はなく、3日目や4日目からBCGが赤くなったり、全身が赤くなったりしたら川崎病の可能性があります。いろいろ検査をするのではなく症状で診断するのですが、後遺症を含めて、しっかりと適切に小児科医の判断を仰ぐことが大切です

布施 至堂 院長
あんどこどもクリニックふじみ野
布施 至堂 院長
ふじみ野市/福岡/上福岡駅
●小児科
  • 喉頭がん

早期発⾒・早期治療が鍵となる!喫煙と飲酒が招く、喉頭癌。

原因は主に、喫煙と飲酒です。喉の癌は様々ありますが、特に喉頭癌は圧倒的に喫煙が原 因となっています。今は禁煙しているけれど”喫煙経験がある”場合も安⼼出来ません。⼀ 度でもタバコを吸ったことのある⼈は咽頭癌になる可能性があるので注意してください。 症状としては、初期に声の掠れが多く⾒られます。声の掠れるという症状は「⾵邪かな」 と思う⽅も多いかと思います。もし⼀週間くらいで症状がなくなればあまり⼼配はありま せんが、⻑引くようならすぐに⽿⿐咽喉科を受診して、カメラでチェックしてもらってく ださい。”喉が痛くないのに声が掠れてきた”、”痰が絡んで声が掠れている”などの症状が ある場合は要注意です。咽頭癌は病状が進むと声を失ってしまう可能があるので、声の掠 れが⾒られたら、我慢せず、癌の診断が出来るクリニックを受診してください。 治療法は⼝の中からメスを⼊れる⼿術になります。また、放射線治療も可能です。放射線 治療も⼿術と同じくらいの確率で完治します。早期発⾒が出来てステージ1の場合は90% 以上治りますので、早期発⾒・早期治療がポイントになりますね。また、癌になる前の病 変で⾒つかることもあります。予防はとにかくタバコを辞める、お酒を控えることです。 ⽇々の⽣活を⾒直してリスクを減らしましょう。

⻑友 孝⽂ 院⻑
池袋ながとも耳鼻咽喉科
⻑友 孝⽂ 院⻑
豊島区/上池袋/北池袋駅
●耳鼻咽喉科 ●小児耳鼻咽喉科 ●アレルギー科
  • 糖尿病性腎症

腎臓が悪くなっていくスピードを少しでも緩やかにすることが求められる

「しめじ」とも言われますが、糖尿病が進むと神経や目、そして腎臓に影響が及びます。このうち、腎臓がダメージを受け、発症するのが糖尿病性腎症という疾患です。透析に至ってしまう原因となる病気の第一位が糖尿病であり、糖尿病と腎臓は切っても切り離せない関係にあります。
腎臓は悪くなってしまうと元に戻すことはできません。その悪化するスピードを緩やかなものにしていくことが私たちの仕事ですが、それをずいぶんと助けてくれる「SGLT2阻害薬」というお薬があります。このお薬は尿の中に糖分を出す作用があり、当初は糖尿病のお薬として世に出てきましたが、ダイエット効果があるということで一層の注目を浴びました。その後、SGLT2阻害薬は心臓の疾患にも有効ということがわかり、現在は心不全の標準的治療薬となっています。そして腎臓に関しても、このお薬を適切に用いることにより、腎臓を長持ちさせる作用が確認されています。
糖尿病性腎症は初期の段階でアルブミン尿と呼ばれる、通常のタンパクよりも小さな粒が漏れ出ることがわかっています。病気が進行するとタンパク尿がでるようになりますが、以前はここまで病気がすすむと治療をしても良くならないといわれていました。今ではSGLT2阻害薬などの登場により治療が進歩し、タンパク尿を減らしたり、腎臓が悪くなるのを食い止めることができるようになってきています。

佐々木 有 院長
あきつ内科・透析クリニック
佐々木 有 院長
清瀬市/野塩/秋津駅
●内科 ●腎臓内科 ●人工透析内科
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