平野 哲也 院長
TETSUYA HIRANO
開院25年超、 長年にわたる入れ歯治療の研鑽、豊富な入れ歯治療の経験を活かした診療。丁寧なカウンセリングと確実な診断で患者の理想を実現する義歯を提案
新潟大学卒業後、東京医科歯科大学入局。補綴の研鑽を積み、総合病院で幅広い治療を経験し1998年『ひらの歯科医院』を開院。
平野 哲也 院長
ひらの歯科医院
藤沢市／菖蒲沢／長後駅
- ●歯科
地元藤沢で開院。自由診療メインに転換し治療の質も向上
もともと、母方が古くから富山で歯科医をしていました。母や祖母からの期待もあり、中学生くらいの頃から歯科医師の道を思い描いていました。地方の大学を卒業してから、東京医科歯科大学の補綴科で2年の研修を経て、総合病院の歯科室で幅広い治療を経験し、開業するに至りました。藤沢は私の地元なので、いずれこのエリアで開業したいと思っていました。開業セミナーでお世話になった先生からの助言がきっかけとなり、消化器内科や薬局と並んだクリニックモールのようなかたちで1998年に『ひらの歯科医院』を開院しています。開院から20年以上、一般治療から小児治療、自由診療のインプラントや矯正まで対応し、多くの患者さんに通っていただきました。ただ、私は精度の高い高品質な補綴治療の研鑽があり、患者さんに良い被せ物、良い入れ歯でしっかりと噛んでいただきたいという思いがあったのですが、当地に開業してからは患者さんの希望もあり、保険診療を中心に行っていたので、そこまで手が回らなかったんです。そこで6年ほど前に舵を切り、自由診療を中心にすることにしました。その結果、お一人お一人の治療に十分な時間をかけられるようになり、治療の質も上げられて、より良い治療の成果が得られるようになりました。ただ患者さんの層はがらっと変わり、現在はご高齢の方が多くなりました。他院で入れ歯を作ったけれど何度調整しても合わない、噛めない、治療をしても痛みが取れないなどのご相談が多いです。
入れ歯の治療に確かな自信。患者さんに適した入れ歯を提案
私自身が長く学び、研鑽を積んできたことから『ひらの歯科医院』は入れ歯の治療を最も得意としているところです。かつては保険診療も含め、当院内で多くの治療に対応してきましたが、現在は最もご相談の多い、入れ歯による治療に特化しています。インプラントと入れ歯のどちらがいいか、入れ歯のメリットやデメリットが、といった話ではなく、当院は「入れ歯で噛みたい」という患者さんが多く来院されるんです。もちろん口腔内の状態を見て、私からインプラントのご提案をすることもありますが、ご高齢の方で入れ歯を使いたいという方や、費用面や身体的な理由からインプラントを避けたいという方もいます。また、入れ歯の治療というのは入れ歯だけのケアをするものではありません。特に総入れ歯ではなく、部分入れ歯の場合は、残っている歯の状態を整えないと良い入れ歯は作れません。根管治療や歯周病などは専門の歯科医師が対応しますので、ご自身の歯が長く持つように適正な処置をして、患者さん口内に合った入れ歯を作成します。自由診療の入れ歯を製作することにより、当院はより患者さんに適した、噛みやすい、ご自身の歯や歯肉に負担の少ない入れ歯の治療が可能です。食事を楽しみ、会話を楽しみ、QOLが向上することが患者さんにとって大切なことですから、良い入れ歯治療で人生をサポートできるように当院のスタッフ全員で尽力します。
これまでの症状や治療歴を踏まえ、的確な診断をする
患者さんと向き合い治療をしていく上で、正確な診断をすることが最も重要だと私は考えています。入れ歯の世界でよくある話ですが、「ノンメタルクラスプやシリコンなどの良い材料を使えば自由診療」という誤解が生まれがちです。しかし自由診療をする判断は材料の差ではなく、診断なんです。もちろん良い素材を使うことは大事ですが、それが活きるような治療計画、治療方針を立てていかないと、全然噛めない入れ歯が出来上がってしまうこともあり得ます。診断は今の歯がどういう状態であるかだけでなく、どんな経緯で歯を失ったのか、これまでにどんな治療をしてきたかのヒストリーも含めて話を聞かせていただき、的確な診断をする。そこから患者さんとゴールの共有化をします。しかし、もちろん同じ方法で、同じ材料で入れ歯を作っても、やはり患者さんお一人お一人違いますので、うまくいく人とそうでない人はいます。しかし私自身は何千個という入れ歯を作ってきた経験値には自信を持っていますし、ある程度予測し対応できることも多いです。患者さんは歯科医療の専門家ではないですから、その患者さんが望むことを叶える治療方法があるということを知らない方も多いです。きちんと噛める、見栄えを良くする、話しやすいなど患者さんが切望することはそれぞれちがいます。歯科医がマニュアル通りの治療をしても、患者さんの望んだものでなければ良い治療とは言えませんので、患者さんに適した治療をしていくため、しっかりと診断をする必要があります。
時間をかけて、患者さんが求める治療とゴールを明確化
そうした的確な診断をするために、初診の患者さんは治療に入る前にカウンセリングを丁寧に実施します。どういうことにお困りなのか、どういったことを望んでいるのか、予算なども聞かせていただき、どういうゴールになればいいのかを時間をかけて聞き取ります。私たちがベストな治療方針をご提案して、患者さんが受け入れてくださることもあれば、患者さんの想定する予算感と違えばすり合わせをする。そこは疎かにしてはいけないところですよ。やはり治療は難しいもので、私たちが理解していても、患者さんは理解できていないことも少なくありません。レントゲン写真にしても、患者さんは見かたを知らないものです。まず今の口腔内の状態から丁寧に説明をして、治療にどういう選択肢があるのかを詳しく説明した上で、患者さんから「お願いします」という状態で治療をスタートしないと、患者さんも不安になりますからね。患者さんが求める治療、求めるゴールを明確化して把握した上で、最良の治療を心がけています。それに、患者さんに良い治療を提供するためには、歯科医師も常に学ぶ必要があります。精度の高い歯科医療を患者さんに還元できるように、今後も勉強と研鑽を欠かさずに努力していきます。
これから受診される患者さんへ
『ひらの歯科医院』は小田急線長後駅よりバスで10分、『宮の腰』バス停下車徒歩1分のところにあります。クリーニングや予防、メンテナンス、ホワイトニングなどのほか、セラミックによるメタルフリー治療、根管治療担当医による精密根管治療、歯周病専門医による歯周病治療やインプラント治療、訪問診療にも対応し、患者さんに最適な歯科医療をご提供します。各治療にはマイクロスコープを積極的に使用し、より精密な治療を提供しています。特に義歯治療は多くの治療実績があり、当院の得意とするところですので、入れ歯に関してお悩みがある方はぜひご相談ください。今は情報が溢れ、様々なメディアで治療法などいろんな情報が得られる時代なので、逆にご自身に最も合った情報を見極めるのがすごく難しいものです。最適な医療を受けられるよう情報収集をしっかりとすることは大切ですし、当院はそうした患者さんのために時間をかけてお話をうかがい、的確な診断をして治療方針とゴールを決めます。患者さんもスタッフも、共に健康で幸せになれるクリニックであり続けることが私たちの目標ですので、口内の不安な症状があればお気軽にお訪ねください。
※上記記事は2024年1月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
平野 哲也 院長 MEMO
- 出身地：神奈川県
- 趣味＆特技：ゴルフ、スポーツ観戦、読書、神社巡り
- 好きな本・作家：歴史小説（司馬遼太郎）
- 好きな映画：『ミッション:インポッシブル』『007』
- 座右の銘：「人事を尽くして天命を待つ」
- 好きな音楽：昭和歌謡、90年代のJ-POP
- 好きな場所・観光地：神社／八ヶ岳、宮古島
平野 哲也 院長から聞いた
『義歯』
希望を明確にして最適なものを選び、きちんとメンテナンスを
グラフで見る『平野 哲也 院長』のタイプ
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エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |  |
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| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | |
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| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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