安西 紘幸 院長
HIROYUKI ANZAI
がんの早期発見のため「苦痛の少ない内視鏡検査」に注力。消化器病・肛門疾患(いぼ痔・切れ痔・痔瘻)・内視鏡の専門家として質の高い医療を提供
聖光学院高等学校を卒業後、東北大学医学部を経て、東京大学医学部附属病院 腫瘍外科(旧・第一外科)に入局。消化器外科医として大腸肛門病や炎症性腸疾患を専門に経験を積む。2025年3月に『横浜あおば胃腸肛門内視鏡クリニック』を開設し、現在に至る。

安西 紘幸 院長
横浜あおば胃腸肛門内視鏡クリニック
横浜市青葉区/奈良/こどもの国駅
- ●消化器内科
- ●肛門科
- ●健診・検診
消化器・内視鏡・肛門の病気の専門家として、愛着のある地元に開業

父が医師をしているものですから、小さな頃から父の背中を見ながら育ちました。日々の診療で困っている人を助ける父の姿を目にしてきたためか、高校卒業後は東北大学医学部に進学しました。卒業後は消化器外科を専門に大学病院やがんセンターなどで診療にあたりました。東京大学医学部附属病院の腫瘍外科(大腸肛門外科)に所属して進行大腸がんの手術を担当する一方で下部内視鏡についても研鑽を積み、内視鏡専門医(日本消化器内視鏡学会)や大腸肛門病専門医(日本大腸肛門病学会)を取得するほか、がんの病理研究のためにアメリカに留学した時期もありました。
これまでに培った知識や経験をもって地域医療に貢献したい……そんな思いで『横浜あおば胃腸肛門内視鏡クリニック』を開いたのは2025年3月でした。青葉区は私が高校まで過ごした地元であり、この建物の隣には父の内科クリニック(安西クリニック)があります。勤務医の頃から週に1度父のクリニックで内視鏡検査を担当していましたが、より快適で充実した医療をご提供したいとの思いから新たにクリニックを立ち上げることを決めました。このエリアに肛門疾患に対応するクリニックが少ないようですから、消化器・内視鏡・肛門の病気の専門家として、地域の方々のお役に立つことができれば幸いです。
がんの早期発見のため、苦痛の少ない内視鏡検査に注力

私が専門にする消化器がんは、早期に発見して適切な治療を行うことで根治が期待できる病気です。このため「いかに早い段階でがんを見つけるか」が重要になるものの、大腸カメラ検査の受診率は依然として低い数字にとどまっているのが現状です。健康診断で便潜血陽性となった場合、欧米ではほぼ全ての方が医療機関を受診されるのに対し、日本の受診率は約3割との報告もあります。この背景には、内視鏡検査を受けることに対する心理的なハードルがあるのではないかと私は思っています。
クリニックの名前に「内視鏡」の言葉を入れているように、苦痛の少ない内視鏡検査を行うとともに、快適な診療環境をご提供することが当院の使命です。内視鏡検査は1度行えば終わりというものではなく、定期的に受診していただくことががんの予防につながります。専門医としての技術や知識を踏まえて苦痛が少なく・精度が高い検査を行うのはもちろん、居心地のよい時間や空間をご提供することで「ここでならまた検査を受けたい」と思っていただけるように取り組んでいます。
ウトウトと眠ったような状態で受けられる胃カメラ・大腸カメラ

大腸カメラや胃カメラについては、「痛い」「苦しい」などネガティブなイメージをお持ちの方も少なくないでしょう。このため当院では、鎮静剤を適切に使用することによって内視鏡検査に伴う苦痛や不快感の解消に努めています。多くの場合、ウトウトと眠ったような状態のまま検査が終了しますので、患者さんの心身の負担も大きく軽減されるものと思います。
内視鏡検査に関わる負担を減らすという意味では、胃カメラと大腸カメラの同日実施に対応したり、大腸カメラで切除可能なポリープが見つかった場合にそのまま切除したりと、検査や治療に伴う通院回数が少なくて済むような工夫もしています。また平日に内視鏡検査のみの時間枠を設け、土曜日にも検査を実施するなど、患者さんの「受診のしやすさ」にもできる限りの配慮をしています。検査前に下剤を服用する大腸カメラで「トイレが心配」という場合は、院内で下剤をお飲みいただくことも可能ですからご相談ください。
開放感のあるリラックス空間で「快適な受診体験」を
内視鏡を専門とする医師が見落としのない検査を行うのはもちろんのこと、クリニック開設にあたってもっとも重視したのが院内の快適性です。幸いにも当院は天井が高くて開放感のある空間になっていますから、リラックスした雰囲気の中で検査や診察を受けていただけるのではないでしょうか。院内には衛生管理を徹底した検査室に加えて、個室タイプのリカバリールームを6部屋ご用意しています。リカバリールームと検査室の移動はベッドに横たわったままで行いますから、患者さんにご負担をおかけすることはありません。内視鏡検査を受けてリカバリールームで目覚めたときには全てが終わっていた……そんな体験をしていただけるかと思います。
検査前後にゆっくりと身支度を整えていただけるのも、広々としたスペースがあるおかげです。このほか、男女別のトイレが施設内に2つずつ、さらにクリニックを出た先にも1つずつありますから、患者さんにご不便をおかけすることはないでしょう。きれいな施設で楽に検査を受けられるなら行ってみてもいいか」……そう思ってくださる方が1人でも増えてくれたらうれしいです。
これから受診される患者さんへ
クリニックをつくる際のコンセプトは「訪れるすべての方にやさしい空間」をつくることでした。そして診療を始めた今、当院が目指すのは「やさしい医療」を行うことです。患者さんは胃腸の症状をはじめ何らかの問題を抱えてご来院になります。私は医師として問題解決に努めるとともに、問題を解決するのが難しい場合でも、何らかの道筋をご提示したいと思っています。今後はクリニックの外に出て、地域の方々に向けて内視鏡検査の重要性などを発信していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
※上記記事は2025年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
安西 紘幸 院長 MEMO
消化器病専門医 /大腸肛門病専門医 /消化器内視鏡専門医
- 出身地:神奈川県横浜市青葉区
- 出身高校:聖光学院高校
- 出身大学:東北大学医学部
- 趣味:筋トレ
- 好きな映画:『セレンデピティ』、『アバウトタイム』、『紅の豚』
- 好きな観光地:カンクン(メキシコ)
- 好きな言葉・座右の銘:「今日が一番若い日」
安西 紘幸 院長から聞いた
『炎症性腸疾患』
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)はクリニックでも大学病院と同じレベルの治療が可能
すこし前まで炎症性腸疾患の治療選択肢は決して多くありませんでしたが、最近では炎症を抑える治療薬が複数開発されています。これにより、大学病院のみならず地域のクリニックでも治療に対応できるようになってきました。炎症性腸疾患は治療せずに放置していると大腸がんにつながる可能性があります。お薬で症状を上手にントロールするとともに、定期的な内視鏡検査を受けることをおすすめします。
グラフで見る『安西 紘幸 院長』のタイプ
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エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかでやさしく 話しやすい |
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