心筋梗塞を予防するためのポイントは、食生活・生活習慣の見直し
心筋梗塞は、冠動脈が詰まることで心臓の筋肉が壊死(えし)する病気です。冠動脈には心臓に血液を送る役割がありますが、この血管が詰まると心臓の筋肉に栄養や酸素を届けることができなくなるため、激しい胸の痛みなどが生じます。
心筋梗塞の主な原因は、血管が厚くなって弾力性を失う「動脈硬化」です。動脈硬化は高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病や喫煙などによって引き起こされ、傷ついた血管の壁にコレステロールなどが沈着することで血管が硬く・狭くなるといわれます。動脈硬化が進行すると血栓ができ、血流が急激に低下することで血管が閉塞(心筋梗塞)するのです。
心筋梗塞は長期にわたり生活習慣の乱れが続くことによって引き起こされるとされています。そのため栄養バランスのよい食生活を心がけ、適度な運動を取り入れることが予防につながると考えられます。
- 田園都市高血圧クリニックかなえ
- 米山 喜平 院長
- 横浜市青葉区/新石川/たまプラーザ駅
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