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  • うつ病

環境を整え、ストレスをため込まないことが大事

うつ病は環境の変化やストレスなどにより、さまざまな精神症状が現れる病気です。気分が落ち込んだり、気だるい感じがしたり、ぼーっとしてしまったり、自殺願望が芽生えたり、食べものの味がよく分からなくなったりして、日常生活に支障をきたすようになります。患者さんの多くは真面目な性格で完璧主義なところがあり、他人のせいにできないために自らを追い込んでしまうケースが少なくありません。

うつ病の治療薬は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、セロトニン―ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)などさまざまなタイプがありますが、問題を根本的に解決するためには周囲との関係性を含めた「環境を整える」ことが大事です。完璧主義者の方の場合は、「間違ってもいい」「失敗してもいい」と思考を転換することも必要になるでしょう。意識的に太陽を浴びたり、好きなことを楽しんだり、周囲と積極的にコミュニケーションを取りながらストレスをためないことを心がけていただきたいと思います。

安部井 彰人 院長
AQUA RISE CLINIC (アクアライズクリニック)
安部井 彰人 院長
渋谷区/渋谷/渋谷駅
●精神科 ●心療内科 ●美容皮膚科 ●内科
  • 胃がん

胃がんリスク検査と内視鏡で予防と早期発見を

胃がんの原因の99%はピロリ菌と言われています。ピロリ菌の感染で炎症を起こすことでがんを発症します。胃がんの症状も様々で、痛みがない人もいれば痛みを伴う人もいて、基本的には早期であれば自覚する症状はありません。その胃がんを早期に発見するためには胃内視鏡検査が有効です。ABC検診といって胃がんリスク検査という方法があり、胃粘膜の萎縮とピロリ菌感染の有無を測定して胃がんのリスクを判定します。これが高リスクであれば胃内視鏡検査を受けることをおすすめします。早期の胃がんの治療は、ESDと呼ばれる内視鏡的粘膜剥離術という日本で開発された画期的な治療方法があります。内視鏡で胃の粘膜を切開し剥がす治療で、1時間程度でできる手術です。これは従来の外科手術に比べると患者さまへの侵襲も少なく、現在広まりつつあります。胃がんはレントゲンだと発見が難しいものなので、予防するためには定期的なABC検診の受診、リスクが高い判定であれば胃内視鏡検査をすることが大切です。

須田 浩晃 院長
菖蒲園すだ内視鏡・内科クリニック
須田 浩晃 院長
葛飾区/堀切/堀切菖蒲園駅
●内視鏡内科 ●消化器内科 ●胃腸内科 ●内科
  • 男性更年期障害

つらい症状を抽出し、その人に合った治療を模索していくことが大切

男性更年期障害は加齢性変化のひとつで、男性ホルモンであるテストステロンが低下することで起こる様々な症状を指します。主な症状は身体症状、精神症状、性機能症状の3つに大別されます。具体的には、疲れが取れない、疲れやすい、ほてりや発汗、不眠、不安感、性欲低下、夜間勃起現象(朝勃ち)の消失、勃起不全などが挙げられます。40歳頃からこうした症状に悩まれる方が増えると言われています。当クリニックを受診した際には、まず、ご本人の訴えを客観的に評価するためAMS(Aging Male Score)、QIDS-J、SHIM、EHSという専用の質問票により、男性更年期に伴う症状の程度と抑うつ傾向について評価します。更に、血液検査でテストステロンの値を測定し、その値によってテストステロンを補充する治療計画を考慮します。テストステロン補充療法以外には、疲労回復注射やプラセンタ投与、漢方薬やED治療薬の併用も症状の改善に有効であり、ご本人の症状に合わせて提案します。抑うつ傾向が強い場合には、ご本人の安全をまず考慮し、心療内科や精神科への受診をお勧めさせていただく場合もあります。治療以外にもテストステロンの自己分泌を促すために、運動や競争意識を感じるような趣味を模索していただくなど日常生活においても指導を行います。
当クリニックでは、周囲には相談しづらい悩みをお話しいただき、ご自身の問題に向き合っていただくことも治療の一つと考えています。知っていただき、次にどうすべきかを選択できる環境を提供することで、男性の健康をサポートする一助となれれば幸いです。

橋本 雪司 院長
泌尿器科バウムクリニック
橋本 雪司 院長
川口市/栄町/川口駅
●泌尿器科 ●女性泌尿器科 ●小児泌尿器科 ●性感染症内科
  • 糖尿病

深刻な合併症を防ぐためには、定期的にクリニックを受診し、血糖や血圧、コレステロールを良いレベルに保つことが大切

糖尿病はインスリン(膵臓から出ている血糖値を下げるホルモン)作用の不足に基づく慢性の高血糖の病気です。自覚症状のない方が多く、血糖がかなり高い時は、のどの渇き、頻尿、体重減少といった症状が現れます。治療としては、食事療法、運動療法、薬物療法があります。食事については、バランスの良い適切な量の食事をするのが大事です。薬物療法は、内服と⾃⼰注射があります。自己注射の薬には、インスリン製剤とインスリン分泌促進と食欲抑制作用効果を両方持つ薬があります。インスリンの⾃⼰注射は、全ての患者さんが⼀度始めると⼀⽣続けなければならないというわけではなく、体からインスリン分泌が十分に出ている方は、血糖コントロールが良好になってから徐々にイン スリンを減量し、内服薬に切り替えることも可能です。

糖尿病合併症は多様で、放置すると腎不全から透析になったり、視力低下や失明したり、下肢の切断に至る場合もあります。ただ、良好な血糖コントロールすれば、合併症なく糖尿病ではない人と同じような生活が出来ます。糖尿病合併症を予防するのは、自己中断しないで、定期的に受診、血糖、血圧、コレステロールを良いレベルにするのが大切です。

張 宇 院長
わらび内科・糖尿病クリニック
張 宇 院長
川口市/芝新町/蕨駅
●内科 ●糖尿病内科
  • 悪性黒色腫[メラノーマ]

黒子(ほくろ)に酷似する悪性腫瘍

メラノーマ(悪性黒色腫)は、皮膚がんの一種です。名称の通り、黒いものがほとんどですが、中には色素があまりないタイプもあります。形態としては、黒子(ほくろ)に近いものです。黒子も黒いものや茶褐色のもの、平らなものや膨らんでいるもの、様々ありますが、それらと似たようでいて、形がゆがんでいたり、比較的大きなものには注意が必要です。特に、手のひらや足の裏の黒子には注意が必要と昔から言われており、それを気にされて来院される方も少なくありません。
検査としては、ダーモスコピーと呼ばれる拡大鏡が用いられます。皮膚の乱反射を抑えた上で、より深部まで観察することが可能な機器となります。メラノーマの場合、すべてを切り取ることが推奨されていますので、針生検や部分生検などの二次検査をおこなうことはあまりありません。疑わしいものはしかるべき施設で大きく取り除いてあげたほうが安全と言えます。原因については、偶発ということがほとんどです。有色人種の場合、紫外線の影響は一部に限られます。白人の場合、紫外線が最も影響を受けるとされ、オーストラリアでは、すべての癌腫の中でメラノーマの比率が最も多いという結果が出ています。

平澤 祐輔 院長
本郷いきざかうえ皮膚科
平澤 祐輔 院長
文京区/本郷/本郷三丁目駅
●皮膚科 ●小児皮膚科 ●美容皮膚科 ●アレルギー科
  • 片頭痛

安易な鎮痛薬の使用は要注意。つらい痛みは専門家に相談を

片頭痛は<片>方の<頭>が<痛>むと書くため、片側にしか頭痛が起きないと思っている方もいらっしゃいますが、頭の両側に起きる場合も多く、肩付近や頭全体などに痛みが起きる場合もあります。原因としては、月経、運動、飲酒、睡眠不足、精神的なストレスなどがきっかけになり、三叉神経から「CGRP」という物質が放出され、頭部の血管の炎症や拡張が起こり、頭痛が起きると考えられています。
片頭痛の痛みは「ズキズキ」「ドクドク」などと表現されますが、「重い感じ」「締め付ける感じ」など様々です。頭痛に吐き気を伴ったり、めまいがしたり、匂い・音・光に敏感になる、目がチカチカするような感じがある場合は、片頭痛が疑われます。仕事、家事、勉強の集中力やパフォーマンスが低下したり、頭痛が原因で学校や仕事を休んだりしなければならないなど、日常生活に支障が出ている場合は、頭痛外来の受診をご検討ください。
片頭痛に対する治療薬は、近年、新しい鎮痛剤、注射薬など様々な治療方法が登場しており、個々の症状、希望、ライフスタイルに適した治療を選択する必要があります。自己判断で市販の鎮痛薬などを過剰に使用すると「薬物の使用過多による頭痛」を合併し、頭痛が悪化する場合があるので、ご注意ください。また、十分な睡眠を取ったり、飲酒を控えたり、適度な運動や食事をすることも頭痛の発症予防や改善につながりますので、規則正しい生活を心がけていただきたいと思います。

原 大祐 院長  
はら内科・脳神経クリニック
原 大祐 院長  
墨田区/両国/両国駅
●内科 ●脳神経内科 ●老年内科 ●脳神経外科
  • 睡眠時無呼吸症候群

「睡眠時無呼吸症候群」にはどのような治療法があるのか?

「睡眠時無呼吸症候群」の原因は、肥満、小さい顎、加齢による喉や舌の筋力低下、飲酒、幼少期に硬いものを咀嚼していたかどうかも影響しています。症状は日中の眠気、集中力の低下などがあり、いびきや無呼吸で苦しくて夜中に起きたり、ご家族からの指摘で気づいたりするケースもあります。さらには仕事中に寝てしまって会社から睡眠時無呼吸症候群ではないか?と指摘されて来院することも。治療法は対症療法になり、重症であれば「CPAP療法」という睡眠時に専用のマスクを鼻や口に装着して鼻から空気を流し、喉の筋肉低下により下降して閉塞したところへ空気圧で気道を確保する方法もあり、有効性・安全性が高く全世界で最も普及している治療法です。簡単なものだとマウスピース(スリープスプリント)を使うことで下顎が前に釣れるので気道が落ちなくなります。枕の高さも関係していることもあって、仰向けで寝ると無呼吸になることが多いので横向きで寝るといいでしょう。扁桃腺が大きい人や喉の高さが低い人なら広げる手術をすることもあります。新しい手術法であれば「舌下神経電気刺激療法」があり、下がっていた舌の筋肉を上げるために舌に電気刺激を与えることで舌根(舌の喉に近い部分)を上がらせて、上気道が塞がらないようにする治療法もあります。予防法は生活習慣を改善すること、筋力トレーニング、舌の筋肉を鍛える機械、「あいうべ体操」を取り入れるなどです。

廣津 幹夫 院長
小岩駅前みみはなのどクリニック
廣津 幹夫 院長
江戸川区/南小岩/小岩駅
●耳鼻咽喉科 ●アレルギー科 ●小児耳鼻咽喉科
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