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入山 亮 院長

RYOU IRIYAMA

患者さんを自分の家族と考え、寄り添っていく治療を提供

神奈川歯科大学歯学部卒業。神奈川県内大手医療法人に長らく勤務し、2024年8月に『アール歯科クリニック武蔵小杉』院長に就任(各線「武蔵小杉駅駅」より徒歩9分)。日本補綴歯科学会専門医。日本歯科大学附属歯科専門学校歯科技工士科卒業。

入山 亮 院長

入山 亮 院長

アール歯科クリニック武蔵小杉

川崎市中原区/今井南町/武蔵小杉駅

  • ●歯科口腔外科
  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科

歯科技工士から患者さん1人ひとりと向き合っていく道に

入山 亮 院長

27歳まで歯科技工士でした。技工士として仕事を続けていく中で、やはり患者さんと向き合って治療をしたいと考えるようになったのです。もともと実家が歯科技工所でした。歯科医師を目指すことを告げると、父は「好きにやりなさい」と言ってくれたのですが、おそらく、大学に受かるとは思っていなかったのでしょうね(苦笑)。仕事を続けながら受験のための勉強をすることが条件でしたから。晴れて歯科医師になった当初は、「ただ遠回りをしただけ」と感じていたこともありました。しかし、今となれば技工士をしていたことが自分の最も大きな財産となっていると感じます。削った形をもとに歯を作るのではなく、最終的な形態をイメージしながら治療を進めていくのは、技工の手順を身を以てわかっているからこそではないでしょうか。
神奈川歯科大学卒業後は、神奈川県内の大手医療法人に17年間勤務し、2024年8月に『アール歯科クリニック武蔵小杉』を開院いたしました。歯科医師として治療を続けていく中で、自分の理想とする歯科医療の形が徐々に出来上がってきます。それを実現するには、やはり自身の歯科医院を構えることが最善と考えての決断でした。

患者さんを自分の身内と思い、本当の意味で寄り添っていける治療を

入山 亮 院長

以前の勤務先では、まずおじいさん、おばあさんの世代が訪れ、その息子さんや娘さん、そしてお孫さんと、ご家族でよくご利用いただいていました。当院においても、ご家族みなさんでご利用いただけるアットホームな歯科医院を目指していきます。

勤務医時代、後進の先生を指導する立場にありましたが、その際、「自分の身内と思って治療をしなさい」と言ってきました。例えば、抜歯をするか否か、判断に迷う歯があったとしましょう。その時、自分の親であれば、おばあちゃんだったら、弟の歯であればどうするか。身内に置き換えて考えることが大切なのです。身内であれば、「残してあげたい」と思うのが普通かもしれません。歯を抜くことは、その歯にとって死刑宣告ではありますけども、残すことによって周囲のまだ健康な歯に悪影響をもたらすケースもあります。自分の身内であれば、その将来を考えれば、どうするのがいいのか。そのことをまず自身で考え、患者さんと話して理解いただき、一緒に考えていく。それが私の考える治療方針です。

日本補綴歯科学会の専門医としてのスキルを患者さんに還元

入山 亮 院長

私は日本補綴歯科学会の専門医であり、入れ歯(義歯)から全顎のフルインプラントまで、あらゆる症例を扱っています。専門医を取得をするには、それだけの症例数を経験しなければなりません。患者さんのお口の中は千差万別です。数多くの症例を経験していることは、それだけ応用の幅があるということでもあり、1人ひとりの患者さんに最適な治療を提示していきたいと考えています。

今や補綴の分野においても、いわゆるデジタル治療がメインになっていく時代であり、当院でも3Dの光学スキャナーを導入しています。歯を作ろうとすると、以前はお口の中に印象材を入れ、型取りをして、という工程が一般的でした。しかし、印象材も変形するものですし、そこから型を作っていく工程においても変形が生じます。デジタルであれば、そのプラスマイナスが最小限となりますので、より精度の高い歯を作ることが可能になってくるのです。より正確なものを作ろうと思えば、今やデジタル技術は欠かせないものになっています。
歯科技工士さんの裁量が減るとお考えになるかもしれませんが、元・歯科技工士としてお話をさせていただければ、デジタルであっても、それを作るのはやはり歯科技工士さんなんですね。当院では、以前から一緒に仕事に取り組んでいる歯科技工士が前歯などの審美的要素がより多く求められる部分の歯の制作では、ここで患者さんの歯を直接見て、色や形がその人に合うものになるようにしてくれています。技工士さんからすれば最もやりづらい歯科医師かもしれませんが(苦笑)、それだけ突っ込んだ話し合いができるわけで、患者さんにとっては大きなメリットになると考えています。

予防歯科は十人十色であるべき

患者さんには、治療が終わった後の継続が大切ということをお伝えしています。当院では治療中もクリーニングなどをおこないながら、常にメンテナンスの話をさせていただいています。それで治療が終わる頃には、患者さんも十分にその重要性を理解いただけ、結果、定期的に通院してくださる方が多くなっているのではないでしょうか。
よく、3ヶ月に1回、4ヶ月に1回のメンテナンスを、と聞きますよ。しかし、メンテナンスに決まった期間というものはありません。歯みがきがしっかり出来ていれば、1年に1回でも十分な人もいらっしゃいますし、逆に、1ヶ月と空けることも出来ない方もおられます。そもそもお口の環境は千差万別ですので、それを踏まえて予防歯科のタイミングを決めていく必要があるのです。治療と予防。2つを両輪として、お口の健康を良いものにしていければと考えています。

これから受診される患者様へ

小さい頃の私は、おばあちゃん子でした。今でもご高齢の方と話すのが好きなこともありますし、ご近所のご高齢の方に「お散歩がてら、うちに来てね」とお伝えすることもあります(笑)。当院は、誰にとっても身近な、まちの歯医者さんを目指しています。お口のことで悩みがある時はもちろんのこと、どうぞお気軽になんでも話していただきたいですね。

※上記記事は2024年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

入山 亮 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 出身大学:神奈川歯科大学
  • 趣味・特技:ゴルフ、食べること!
  • 好きな場所:海
  • 座右の銘:「1日を楽しく」

入山 亮 院長から聞いた
『インプラント』

インプラントが最善なのではなく、1人ひとりの方にとって最良の医療を選択することが大切

インプラントは、歯を失ったから誰でも入れていい、というものではなく、診査・診断が重要になってきます。具体的には、定期検診にも熱心ではなく、十分なセルフケアを習得出来ていない方には向いていません。身体に異物が入るわけですので、自分の歯以上にメンテナンスに気を配る必要がありますからね。また、失った歯以外に悪い歯がある場合もお勧めできません。インプラントを入れたとしても、お口の環境が悪ければすぐにダメになってしまうのは目に見えていることです。
その部分だけではなく、お口の中全体を見て、本当に必要なのかどうかを判断することが大切です。インプラントありきではなく、入れ歯、ブリッジを含めた選択肢の中で、その人にどれが最も向いているかを判断することが重要なのです。

グラフで見る『入山 亮 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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