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中村 一寿 院長

KAZUTOSHI NAKAMURA

歯をまもる。歯をのこす
“笑顔になれる”を実現するために

東京医科歯科大学卒業。同大学義歯外来に在籍。歯周病指導医や補綴学会指導医のもとで研鑽を積む。この間、訪問診療にも9年間従事。2022年1月に『青葉台なかむら歯科』を開院(東急田園都市線「青葉台駅」より徒歩4分)

中村 一寿 院長

中村 一寿 院長

青葉台なかむら歯科

横浜市青葉区/つつじが丘/青葉台駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

今、目の前で困ってる人を助けたい

中村 一寿 院長

歯学部を志す前のことです。母が歯周病を患い、ずっと町の先生に診てもらっていましたが、一向によくなりませんでした。当時の歯周病に対する知識は残念ながら深いものではなかったのです。歯茎の上の目に見える部分だけを掃除だけしているうちにだんだんと疾患が進行し、大学病院にかかることになりました。その先生は今の私よりも若いくらいでしたが、色々と手を尽くしてくれ、結果、今も母は美味しく食事ができています。
それがきっかけとなり、医療の世界に目が向くようになったのですが、実は最後の最後まで、歯学部に進むか、医学部に進むかで悩んでいました。医学であれば、癌などの研究をしたいと思っていました。研究は本当に大事です。その研究がその先、何万、何百万という人を救う可能性がある。しかし私は、何百万という人より、あの先生が母を救ってくれたように、今、目の前で困ってる人を助けたいと思い、歯科の道を選んだのです。
『青葉台なかむら歯科』は2022年1月に開院いたしました。私は、自分が家族と一緒に住みたいと思える街で診療をしたいと考えていました。様々なところを見て回りましたが、青葉台の駅を降り、周辺を歩いているうちに「ここだな」と直感的に感じたのです。まだ開院して日が浅いのですが、おかげさまで多くの方にご利用いただいています。「ここに歯医者さんができて良かったわ」と嬉しい声をかけてくださる方もいて、歯医者冥利に尽きると感じています。

笑顔でおうちに帰れる歯医者さんに

中村 一寿 院長

小さなお子さんからご高齢の方まで、あらゆる方が専門性の高い医療を受けることができ、そして笑顔になれる歯科医院が目標です。そのためには第一に安心していただくことが大切。患者さんのお話をうかがうことから始まり、悩みや想いを共有し、1人ひとりの方に合わせた治療プランを立てていきます。その際、大切になるのは、「自分の家族ならどのような治療をするのか」という観点ではないでしょうか。目の前の人が自分の母親だったら、自分の子供だったら、おじいちゃんやおばあちゃんだったら、どう治療をするのか。常にブレることなく、その目線が大元にあることは大事なことと考えています。私自身、スタッフ、そして患者さんが三人四脚で共通のゴールに向かって進んでいける医院にしたいですね。

「歯をまもる 歯をのこす」ために

中村 一寿 院長

「歯をまもる 歯をのこす」ことが当院の基本的なコンセプトです。大学病院では義歯外来に籍を置き、義歯(入れ歯)や被せ物、そして噛み合わせを専門としてきました。しかし、それだけでは歯を守るには不十分です。歯周病という、歯を守るために不可欠な問題としっかりと向き合えるよう、歯周病学会の指導医の先生のもとで修養を積んできました。義歯や被せ物といった、歯のないところへのアプローチにくわえ、残っている歯の問題を解決するアプローチ。そして子供の頃から歯を守っていくためのアプローチ。当院では様々なライフステージに合わせた歯科医療を提供していきます。
それを可能にするのは、設備も重要です。私はルーペを常時使用し、必要に応じてマイクロスコープも用いています。やはり細かなところまで見えるのは大きなアドバンテージとなりますから。もちろん、これを使ったから歯を残せるというわけではありませんし、使い方も重要になってきますが、治療の可能性をできる限り大きなものとする設備も大切と考えています。

歯科医師に課せられた使命

冒頭で、あらゆる方に対してと述べましたが、その中には当然、訪問歯科を必要とする患者さんも含まれます。訪問歯科は、命に関わる重要な分野です。ご高齢になり、歯が弱ってくると食べる量が減ってきますが、体重の減少は時に命に関わります。治療によって以前のように食べられるようになり、体重が増えるといったことは目に見えてわかる結果ですから、私たちにとっても大きな喜びとなります。
「食べる」ことは、人間にとって最後まで残る楽しみと言えるでしょう。その最後の時、あらゆることを考え、ちゃんと美味しいものを召し上がっていただけるように持っていくのは、私たちに課せられた使命です。その方にとっての“最後の先生”として、できる限りのことをして差し上げたいですね。

地域の皆さんへメッセージ

年齢を経てくるとお口の中の状況も変わっていきますし、それ以前に患者さんそれぞれで生活背景もモチベーションも様々です。あらゆる要素を考慮し、患者さんの気持ちに寄り添ったサポートをしてまいります。「健口」という表現があるように、健康はお口から作られていきます。お口の健康から、皆さんの毎日の幸せを支えてまいります。

※上記記事は2022年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

中村 一寿 院長 MEMO

  • 趣味・特技:「歯のことを考えること」/バスケット
  • 好きな本:ミステリー
  • 好きな映画:ファンタジー、ヒューマンドラマ
  • 座右の銘:「継続は力なり」
  • 好きな音楽:クラシック
  • 好きな観光地:ハワイ、青森県

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