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吉村 英則 院長

HIDENORI YOSHIMURA

患者さんファーストを掲げる。

日本歯科大学卒業後、大学院にて歯科保存学教室を学ぶ。大学院修了後、東京都立心身障害者口腔医療センター、東京都青山の大塚歯科医院で研鑽を積み、札幌の吉村歯科医院で診療。八王子の駒津歯科医院勤務を経て1999年、横浜市踊場にて吉村歯科医院を開院。(横浜市営地下鉄踊場駅より徒歩1分)。 

吉村 英則 院長

吉村 英則 院長

吉村歯科医院

横浜市戸塚区/矢部町/踊場駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科

父の影響を受け歯科医師の道へ、理想の治療を追求し開院

吉村 英則 院長

私の父は地元札幌で歯科医師をしていたのですが、歯科医師を目指したのは父の影響を受けたことが大きいですね。父の姿を子どもの頃から見ていたためか、いつの間にか自分も困っている人を助けるため歯科医院になりたいと考えるようになっていました。
日本歯科大学卒業後は大学院に進み、歯科保存学教室で学びました。歯科保存学を選んだのも「人に役に立ちたい」という気持ちがあったからです。大学院修了後は、東京都立心身障害者口腔医療センター、東京都青山の大塚歯科医院で研鑽を積み、札幌の吉村歯科医院で診療を行いました。その後八王子の駒津歯科医院勤務を経て1999年、横浜市踊場にて吉村歯科医院を開院いたしました。(横浜市営地下鉄踊場駅より徒歩1分)。 踊場駅の周辺は江戸時代からある住宅街で長くお住まいの方も多く、ずっと患者さんとお付き合いできる私のイメージにぴったりの場所でした。

クリニックについて

吉村 英則 院長

当院では、虫歯・歯周病から入れ歯、インプラント、審美歯科治療まで歯科治療全般に対応しています。開院を考えたのは自分が理想とする「歯を失う原因を患者さんと共に考える」という私が理想と考えた歯科治療を提供するためです。虫歯や歯周病など問題が起きた時は、病気になってしまった原因に気付く良い機会なんです。同じことを繰り返さないように、問題が起きた時に一緒に歯科衛生士さん、患者さんも交え原因を考えて、歯を長持ちさせたいというのが当時の私の理想とする歯科治療です。ですから歯を失うことのないように歯周病治療や再生医療に力を入れていて、顕微鏡やルーペなども用いて歯ぐきや親知らずを移植しなるべく患者さん本来の歯を残すことを大切にしています。また、5年ほど前から、年齢やお体の具合により通院できなくなった患者さんを対象に訪問歯科診療も行っています。
現在、私と大学病院の先生も含め、4名の医師で診療を行っていますが、医師、歯科衛生士とも担当制で診療を行っています。患者さんはドクターからのご紹介の方以外は近隣の方が多く長く通ってくださる方も多いですね。最近では治療を受けた方がお子さんを連れてくるなど2代、3代で来られる方もいらっしゃいますね。中には都内など遠方から通ってくださる方もいらっしゃいますが、可能な限り地元の先生をご紹介するようにしています。歯科治療は定期的に通うことと同時に、何かあった時にすぐ対応できることも必要ですからね。また、治療全般で痛みのできるだけ少ない治療を心がけているほか、義具の滅菌にはできる対策を全て行っており、可能な限り使い捨ての器具も活用しています。滅菌対策は日進月歩ですが治療と同様に大切な部分ですので、今後もクオリティをあげていきたいと考えています。

診歯の機能を常にチェック、摂食嚥下のトレーニングも実施

吉村 英則 院長

当院で歯を抜く原因は1位が歯周病、2位が噛むことで歯が割れてしまう方で、それぞれ3割ほどです。むし場は10%ほどです。歯が割れる原因は食べ方によるもので、食べ応えを楽しむ食べ方をする方はご高齢になると歯が割れて来るんです。普段の食べ方が歯の健康に影響するんですね。歯をいくら綺麗に治しても、しっかりと機能しなければ意味がありません。治療後の歯はお口の環境により動くこともあり、噛み合わせにも影響してきます。ですから当院では治療完了後もお口の中を定期的にチェックし、きちんと機能しているかも確認しています。
また、必要な方には食べ方や飲み込み方のトレーニングも行っており、特にお子さんに向けた口の周りの筋肉を鍛える飲み込み方のトレーニングに力を入れています。今のお子さんは食べる・飲み込むといった動作が上手くできない子もいて、例えばつばを飲み込む際に舌で歯を押しながら飲み込むケースが増えて来ています。その結果、食事に影響がでるだけでなく、歯が前に出て出っ歯になりやすくなり、歯の成長にも影響を及ぼします。それを防止するのがこの飲み込みのトレーニングで、必要に応じて大人の方に行うこともあります。食べることはお口の重要な機能の一つです。歯科医師としてお子さんから大人の方までしっかりとサポートしていきたいと考えています。

患者さんの生活や年齢、バックボーンに合わせた治療を大切にする

開院当初私は患者さんの歯を残すことを第一に考えて治療を行っていました。しかし、高齢者の場合、歯を無理に残すことで歯からの膿が誤嚥性肺炎になるなど場合によってはマイナスになることもあります。ですから現在では患者さんが苦しまないことを第一に考え、お口の状態を拝見した上で、抜歯も視野に入れ全体的な治療を行うようにしています。必要な治療のタイミングを患者さんに寄り添って診てあげるのも私たちの仕事だと感じています。
お子さんや若い方も同様で年齢やライフスタイルで必要な治療は違います。乳幼児お持ちの親御さんには、授乳の仕方や哺乳瓶の選び方から歯の磨き方のアドバイスを、小さなお子さんであれば完璧な治療をするよりも、まずは歯医者に慣れてもらうことを最初の目的に治療を行います。大人の方であれば普段からの砂糖の取り方や歯ブラシ使い方などのアドバイスも行い生活習慣にも配慮しますし、ご高齢の方は、摂食嚥下などさまざまな機能が落ちて来ますので、対応を考えながら治療します。生活や仕事、年齢など患者さんの置かれている状況で、できる範囲で通っていただくことが大切ですからね。患者さんの状況やご希望の中でできることを精一杯やっていくのが、私たちの使命だと考えています。

これから受診される患者さんへ

当院では全ての患者さんの治療前に口腔内写真を撮影しています。患者さんの状態にもよりますが、ハイリスクな方は3カ月に1度、リスクがない方でも年に1度撮影しています。お口の状態は時間と共に変化します。特に噛み合わせなどは時間の経過と共に変化してきますので、定期的な画像での比較は必要不可欠です。撮影した画像はi-Padなどを使用して患者さんと一緒に見ながらご説明しますが、その後もレントゲン画像と共に保存し、経過を追うことによって、お口の状態の比較や問題発見に役立てています。
歯科医院には痛みが出るまで行かない、という方がいらっしゃいますが、異常がなくても噛み合わせやお口の状態は年々変化します。ですから少しでも違和感がある時点で、早めにご相談いただきたいと思います。当院の治療目標は「患者さんが歯が原因で苦しむことがない」ようにすることです。生涯にわたりきちんと食事ができるよう、その方の生活を考えながら最良の治療方法を提供していきたいと考えています。「子どもの歯磨きが分からない」「噛みづらい気がする」……などちょっとしたことでもかまいません。歯やお口のことで気になることがあれば、お気軽に足を運んでください。

※上記記事は2019年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

吉村 英則 院長 MEMO

  • 出身地:北海道
  • 趣味:ドライブ、サッカー観戦、空手
  • 好きな本・作家:歴史物
  • 好きな映画:洋画(オールジャンル)
  • 座右の銘・好きな言葉:昔は歯を残すことを第一に考えていたのですが、現在は週末期には必要に応じて抜歯も考えます。
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:AOR
  • 好きな場所: 近所(犬と一緒に散歩)

CLINIC INFORMATION