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赤澤 吉弘 院長

YOSHIHIRO AKAZAWA

耳、鼻、喉の多岐に渡る症状に立ち向かう地域の頼れる医師として、腫瘍の早期発見を

聖マリアンナ医科大学卒業後、同大学耳鼻咽喉科に入局。水戸済生会病院、聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科助教授、横浜総合病院部長を経て、耳鼻咽喉科全般の症状及び腫瘍の診療に数多く携わる。2019年、新百合ヶ丘駅近くにしんゆり耳鼻咽喉科を開院。

赤澤 吉弘 院長

赤澤 吉弘 院長

しんゆり耳鼻咽喉科

川崎市麻生区/万福寺/新百合ヶ丘駅

  • ●耳鼻咽喉科
  • ●耳鼻咽喉科

馴染みのある地域で、多くの人の役に立ちたい

赤澤 吉弘 院長

子供の頃から両親に「将来は人の役に立つ仕事に就きなさい」と言われて育ちました。大人になるにつれ真剣に考えるようになり、最初に思い浮かんだのが「医師」だったのです。親族が病気になったこともきっかけになり、中学生の頃から医師に進むことを意識し始めていましたね。
聖マリアンナ医科大学卒業後、スーパーローテーション制度で救命救急科、小児科、内科などの研修を経て、同大学耳鼻咽喉科に入局。その後、水戸済生会病院で2年間勤務医として経験を積みました。こちらの病院は、小さな病気からガンの再建まで様々な症状に対応していて、尊敬できる先生と出会い、とても良い刺激を受けました。ガンの治療に積極的だったこともあり、腫瘍にも多く携わるようになりました。母校へ戻ってからは耳鼻咽喉科助教として、音声(声の改善)と喉頭(喉頭ガンなど)頭頸部腫瘍を中心に診療をおこない、横浜総合病院では部長として、自分の専門分野以外の治療をおこなう中で、耳鼻咽喉科全般の診療の経験を積めました。再度母校へ戻り、耳鼻咽喉科講師として自分の専門に沿った診療をおこなっていたのですが、医師になって20年目の節目を迎えたことで、開院を決意しました。
聖マリアンナ医科大学で20年間お世話になったので、土地勘があり馴染みのある地域で、母校と関わりを持ちながら診療をおこないたいと思い、新百合ヶ丘駅直結のシティモール4階のクリニックフロアで、2019年、しんゆり耳鼻咽喉科を開院しました。これまで母校で診ていた患者さんも通院しやすい立地での開院となり、良いご縁を頂いたと思っています。

お子様からご高齢の方まで、耳、鼻、喉の幅広い症状に対応

赤澤 吉弘 院長

当院では、大きく分けて、耳、鼻、喉、めまいの病気と腫瘍に対応しています。
耳は、補聴器を希望されるご高齢の方や、耳鳴りやめまいなどの症状、お子様の中耳炎や外耳炎の診療でお越し頂いています。それ以外にも、耳垢のトラブルや、突発性難聴、末梢性の顔面神経麻痺の診察も可能です。鼻は、風邪による鼻水の他、鼻づまりなどの症状がでる副鼻腔炎が多いです。悪化すると目に症状がでることがありますので、早めの受診が大事です。副鼻腔炎は慢性化し症状が繰り返すこともありますので、院内でレントゲン撮影をおこない診断し、抗菌薬の入ったネプライザーの吸入などをおこなっています。
その他には、アレルギー性鼻炎も多いですね。花粉だけでなく、ダニやハウスダスト、カビが原因となり、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒みを引き起こします。内服液や鼻スプレーによる治療も一時的に有用ですが、当院では鼻粘膜を焼灼するレーザー治療をおこなっています。近々、舌下免疫療法も取り入れる予定です。
喉は、喉の痛みなど急性疾患や、声の擦れ、喉の違和感などの症状が挙げられます。最近では、逆流性食道炎が喉の違和感の原因になっていることもあります。逆流性食道炎と診断された場合、胃酸の分泌を抑えるお薬の服用をする必要がありますので、消化器科での胃カメラによる検査をおすすめしています。当院では、地域のみなさまに長く安心してご利用頂けるように、近隣の医師との信頼関係も大切にしていきたいと思います。「耳鼻咽喉科であればここで間違いない」とおすすめしてもらえるように丁寧に診療をしていきたいと思います。

耳鼻咽喉科に関わる腫瘍は見逃さずに早期治療を

赤澤 吉弘 院長

もともと手術がしたいという気持ちが強く外科に憧れた時期もありましたが、開院も見据え、耳鼻咽喉科を専門にこれまで切磋琢磨してきました。耳鼻咽喉科は、外科的手術もあり、内科的な症状も診察し、お子様からご高齢の方まで幅広く診療ができるという面で、自分自身がやりたいことに一番近く、自分に合っていると感じています。人間の感覚器に関わる分野が多く、治療をする中で「聞こえが良くなる」「鼻の通りが良くなる」など感覚や機能を改善させることに対してもやりがいを感じています。
さらに、腫瘍にも長く携わり、喉の違和感をはじめ、咽頭ガンから喉頭ガンまで、様々な病例に触れてきました。当院ではその経験を活かしたいと、NBIという、早期ガンの診断に有用な内視鏡も導入。手術が必要な疾患が見つかった場合、的確に診断し、聖マリアンナ医科大学やがん研有明病院など、大きな病院への紹介をおこない、臨機応変に患者さんと相談をしながら治療を進めていくことができます。これまでの経験と得意分野を活かし、病気を見落とさずに早期発見ができるように努めていきたいと思っています。

一人ひとりに合う診療で、信頼関係を深めたい

当院はお子様をはじめご高齢の方にも多くご利用頂いていますので、診療にあたり気を付けていることがいくつかあります。人生の先輩でもあるご高齢の方には、いつでも敬意を持って接するように、丁寧な、失礼のない対応を心がけています。お子様は、できるだけ怖がらせないように、診察室にもおもちゃを用意するなどの工夫をしています。お子様の診療ではお母さんが抱っこしたまま診察してお話しする、という医院が多いと思いますが、診察以外の時間はお子様におもちゃで自由に遊んでもらい、必要以上に診察台に座らせて構えさせないように、リラックスできる雰囲気作りをしています。私自身子供好きで、プライベートでは子育てもしていますので、その経験を活かして対応していきたいと思っています。
診察室にはハイビジョンのカメラを導入し、細かい部分まで撮影した上で、画像を見てもらいながら説明をしています。また、クリニックフロア内に内科、小児科、整形外科があり、医療連携がとりやすいのも特徴の一つです。
実は、私は川崎フロンターレのファンで、ホームページや診察券、ロゴマークにはイメージカラーのウォーターブルーが指し色になるようにデザインしました。優しい色味が、患者さんのお気持ちを少しでも和らげられることを願っています。

これから受診される患者さんへ

喫煙者、アルコールを常飲している方は耳鼻咽喉科のガンを発症するリスクがありますので、特にアルコールを摂取すると顔が赤くなる方は要注意です。診察後のNBIによる観察をおすすめしています。お仕事世代の患者さんには、アレルギー性鼻炎や風邪などの症状がよく見受けられます。無理をされる方が多いと思いますが、早めに受診した方が結果的には治療期間が短く済み、重篤な症状にならずに済みますので、お忙しい中でも都合をつけて受診して頂きたいと思います。
お子様の耳鼻科の疾患の場合、通院が頻回になる傾向にあります。親御さんが日々多忙の中、通院は大変だと思いますが、小児科ともフォローをしながら治療に向き合っていきたいと思いますので、完治まで諦めずにお越しください。特に副鼻腔炎、中耳炎はお子様の中でも多い疾患で、治癒までに時間がかかる病気なので、なるべく親御さんの負担を減らせる診療ができるよう努めてまいりたいと思います。重大な耳鼻科の疾患を当院からできるだけ減らしていけるよう、尽力していきたいと思います。

※上記記事は2019年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

赤澤 吉弘 院長 MEMO

気管食道科専門医 /耳鼻咽喉科専門医

  • 出身地:岩手県
  • 趣味:子供とサッカーをすること
  • 好きな本:歴史もの
  • 好きな映画:心に響く、考えさせられる作品
  • 好きな言葉:徳川家康の名言『人の一生は、重荷を負うて遠き道をゆくがごとし。急ぐべからず』これは医局を離れる時に教授から頂いた言葉で、大切にしています。
  • 好きな音楽:洋楽
  • 好きな場所:北海道

グラフで見る『赤澤 吉弘 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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