しんゆり耳鼻咽喉科
川崎市麻生区/万福寺/新百合ヶ丘駅
- 耳鼻咽喉科
- 耳鼻咽喉科
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赤澤 吉弘 院長への独自インタビュー
馴染みのある地域で、多くの人の役に立ちたい
子供の頃から両親に「将来は人の役に立つ仕事に就きなさい」と言われて育ちました。大人になるにつれ真剣に考えるようになり、最初に思い浮かんだのが「医師」だったのです。親族が病気になったこともきっかけになり、中学生の頃から医師に進むことを意識し始めていましたね。
聖マリアンナ医科大学卒業後、スーパーローテーション制度で救命救急科、小児科、内科などの研修を経て、同大学耳鼻咽喉科に入局。その後、水戸済生会病院で2年間勤務医として経験を積みました。こちらの病院は、小さな病気からガンの再建まで様々な症状に対応していて、尊敬できる先生と出会い、とても良い刺激を受けました。ガンの治療に積極的だったこともあり、腫瘍にも多く携わるようになりました。母校へ戻ってからは耳鼻咽喉科助教として、音声(声の改善)と喉頭(喉頭ガンなど)頭頸部腫瘍を中心に診療をおこない、横浜総合病院では部長として、自分の専門分野以外の治療をおこなう中で、耳鼻咽喉科全般の診療の経験を積めました。再度母校へ戻り、耳鼻咽喉科講師として自分の専門に沿った診療をおこなっていたのですが、医師になって20年目の節目を迎えたことで、開院を決意しました。
聖マリアンナ医科大学で20年間お世話になったので、土地勘があり馴染みのある地域で、母校と関わりを持ちながら診療をおこないたいと思い、新百合ヶ丘駅直結のシティモール4階のクリニックフロアで、2019年、しんゆり耳鼻咽喉科を開院しました。これまで母校で診ていた患者さんも通院しやすい立地での開院となり、良いご縁を頂いたと思っています。
お子様からご高齢の方まで、耳、鼻、喉の幅広い症状に対応
当院では、大きく分けて、耳、鼻、喉、めまいの病気と腫瘍に対応しています。
耳は、補聴器を希望されるご高齢の方や、耳鳴りやめまいなどの症状、お子様の中耳炎や外耳炎の診療でお越し頂いています。それ以外にも、耳垢のトラブルや、突発性難聴、末梢性の顔面神経麻痺の診察も可能です。鼻は、風邪による鼻水の他、鼻づまりなどの症状がでる副鼻腔炎が多いです。悪化すると目に症状がでることがありますので、早めの受診が大事です。副鼻腔炎は慢性化し症状が繰り返すこともありますので、院内でレントゲン撮影をおこない診断し、抗菌薬の入ったネプライザーの吸入などをおこなっています。
その他には、アレルギー性鼻炎も多いですね。花粉だけでなく、ダニやハウスダスト、カビが原因となり、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒みを引き起こします。内服液や鼻スプレーによる治療も一時的に有用ですが、当院では鼻粘膜を焼灼するレーザー治療をおこなっています。近々、舌下免疫療法も取り入れる予定です。
喉は、喉の痛みなど急性疾患や、声の擦れ、喉の違和感などの症状が挙げられます。最近では、逆流性食道炎が喉の違和感の原因になっていることもあります。逆流性食道炎と診断された場合、胃酸の分泌を抑えるお薬の服用をする必要がありますので、消化器科での胃カメラによる検査をおすすめしています。当院では、地域のみなさまに長く安心してご利用頂けるように、近隣の医師との信頼関係も大切にしていきたいと思います。「耳鼻咽喉科であればここで間違いない」とおすすめしてもらえるように丁寧に診療をしていきたいと思います。