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石田 由美 院長

YUMI ISHIDA

医師として、1人の女性として
患者さんと「本音」で向き合っていく

信州大学医学部卒業。埼玉医科大学総合医療センターを経て、聖マリアンナ医科大学の内科へ。呼吸器内科医長を務めた後、「綱島駅」そばに開業。

石田 由美 院長

石田 由美 院長

綱島クリニック

横浜市港北区/綱島西/綱島駅

  • ●内科
  • ●産婦人科
  • ●小児科
  • ●呼吸器内科

地域のみなさまの「かかりつけ医」をめざして

石田 由美 院長

私が中学生の頃だったでしょうか。女性であっても何か手に職を持って、一生続けられる仕事をしたいと考えました。医師のほかにも看護師、臨床検査技師など、さまざまな職業に思いを巡らせて、最終的に選んだのが医師でした。
大学卒業後は、呼吸器内科の医師として大学病院などで診療していました。この間、プライベートでは結婚をして、嫁ぎ先が産婦人科医院だったものですから、産婦人科の診療や分娩にも携わるようになりました。その後、長男を出産したことで、当直のある病院勤務と子育てを両立するのが難しくなったのですが、「一生続ける」と決めた医師の仕事を諦めることはできません。そのため、自分なりのスタイルで、1人の患者さんと長く関わって行かれる「かかりつけ医」になろうと決めたのです。そして2000年4月に綱島クリニックをスタートしました。

開業から20年、地域に根ざした診療を続ける

石田 由美 院長

『綱島クリニック』を開業したのは、長男が2歳になった2000年でしたから、もう20年近く診療を続けていることになりますね。10代の頃から診ていた女の子が、妊婦健診にいらしたり。「○○ちゃん」と呼んでいた子からピルの相談を受けたり、職場のグチを聞かされたりすると、さすがに時の流れを感じますね(笑)。
地域にお住まいのみなさまと長くお付き合いできるのは、「かかりつけ医」ならではのこと。私の専門分野である呼吸器や漢方、婦人科など、さまざまな角度から患者さんの健康を見守っていきたいと思います。とくに、妊婦さんや妊娠の可能性がある女性については、お1人お1人のコンディションにあわせてお薬を処方できるのも強みです。「診療」というよりも「相談」に行くような感覚で、気軽に足を運んでいただけたらと思います。

患者さんに伝わりやすく、頭に残る説明を心がける

石田 由美 院長

診察室に入るとき、患者さんはみなさん少なからず緊張なさるものです。病気のことや治療内容など、こちらがお話しする内容をすべて覚えていただくのは難しいですから、大事なポイントはしっかり押さえつつ、出来るだけわかりやすい言葉でお伝えするようにしています。話の内容に合わせて声に強弱をつけてみたり、具体的な例を挙げてお話をしたり。医学用語なども易しくかみ砕いて、患者さんご自身にきちんとご理解いただけるようにしたいと思っています。
患者さんに向けていかにわかりやすくお話しできるか、私自身、今も模索しながら成長している途中です。女性医師ならではの視点に立って、「自分ならば、こうする」といったアドバイスをさしあげたり、更年期にまつわる症状については「治療」をするよりも、上手に付き合ってやり過ごせるような方法をご提案することもできます。地域のみなさまの「今の生活」が少しでも快適なものになるように、そのお手伝いができたら嬉しいですね。

ストレートに、「本音」を伝えてほしい

私自身50歳を過ぎ、医師として1人の女性として、さまざまな経験をしてきました。妊娠中のつわりの辛さや、子育ての悩みや仕事との両立であったり。最近は、老眼がどんなものであるかを知りました(笑)。医療のプロという立場で診療にあたるだけでなく、実体験に基づくアドバイスをさし上げられること、等身大の女性として患者さんと向き合えることも強みと言えるのかもしれません。
みなさんとは「医師」と「患者」という関係ではありますけれど、私としては「石田さん」「患者さん」といった関係性でいたいと思います。お互いに同じ土俵に立って、同じ方向を向いて、「どうしたら良いか?」と、ご一緒に考えたいのです。ですからぜひ、患者さんも心を開いて、本音でお話しいただきたいと思います。患者さんの理解が深まるように私が結論から先にお話をするように、みなさんにも受診なさった「本当の目的」を問診票に書いてください。前置きをあれこれ話すより、心に思っていることを素直にお伝えくださった方が、最短距離の治療ができるはず。患者さんが本音でお話しくだされば、「石田が必ずお役に立ちます」と、そんな気持ちで日々の診療にあたっています(笑)。

これから受診される患者さんへ

『綱島クリニック』は、「綱島駅」から徒歩2分のビル2階で診療しています。
開業から間もなく20年、私も患者さんも年齢を重ねて、「お互いに歳をとるね」と笑い合うこともあります(笑)。でも、医師としての経験も、女性としての経験も、すべてを診療にいかせているという実感があります。体の不調はもちろん、女性ならではのお悩みもご相談ください。患者さんと同じ目線で、その方にとって一番よい方法を考えていきたいと思います。

※上記記事は2019年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

石田 由美 院長 MEMO

総合内科専門医

  • 出身地:埼玉県
  • 趣味:旅行、おいしいものめぐり
  • 好きな本・作家:渡辺淳一『花埋み』
  • 好きな映画:レ・ミゼラブル
  • 好きな言葉・座右の銘:七転び八起き
  • 好きな音楽:ミュージカル
  • 好きな場所・観光地:山下公園、川辺

グラフで見る『石田 由美 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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