海野 博之 院長
HIROYUKI UNNO
地域に根差して、30年近く。
1人1人ゆっくり向き合い、的確な診療を。
大学卒業後、耳鼻咽喉科を専門に研鑽を積む。大学病院を中心に経験を重ね、横浜市都筑区に開業。
海野 博之 院長
海野耳鼻咽喉科
横浜市都筑区／中川／中川駅
- ●耳鼻咽喉科
商学部から医学部へ、耳鼻科医として研鑽を積む
父が東京で耳鼻科医をしていたからです。でも、父の耳鼻科は弟が継ぐことになっていたんですね。それを急に嫌だって言い出したので、父は私に「おまえ、やらないか？」って。そのとき私は慶応大の商学部に通っていたんですよ。だから言ったんです。「医大に入るのは今の大学を出てからにするよって」。じゃないと、（医大進学に）失敗したときに大学中退にしかならないでしょ。父も父で、陸軍士官学校を出てから戦後、医大に入り直したような変わった人なんです。すんなり了承してくれました。 そんなわけで晴れて大学に10年通ったんですが、よかったですよ。例えば麻雀なんて、医大に入ったとき、周りはみんな、赤子の手をひねるようなものでした。高校出たての学生と違って、こっちは慶応大での４年間の蓄積がありますからね（笑）。
医者になってから、おやじの耳鼻科も手伝いましたが、手狭でね。別の場所での開業を考えました。出身医大である昭和大学の藤が丘病院に勤務していたことから、そこに近いエリアで候補地を探したんです。そして１９９１年にここを開いたんですが、当時、この周りは何もありませんでした。もちろん地下鉄もね。それ以来、この地域でも最も古いクリニックの一つとして、みなさんから愛されています（笑）。
患者さんのご負担を少しでも軽減できるように
一番は、患者さんを引っ張らない。どういうことかというと、「毎日いらっしゃい、一日おきにいらっしゃい」とか言う医者もいるんだけど、そんな必要はないんだよね。耳鼻科だと、中耳炎なんか、そんなに日にちはかからないんだよ、治るまでに。それなのに、患者さんを引っ張っちゃうと、無用に病院が混雑して、すぐに治療を必要としている患者さんが後回しになったりするでしょ。
私と話がしたいという患者さん、特に高齢の方もいて、そういう人はまあいいんだけど、たいていは病院に長い期間拘束されるのは嫌なものです。そういう、患者さんの負担になることはしない。それがここの特徴でもあり、治療方針でもあります。
患者さんお1人お1人、ゆっくりと向き合っていく
やはり、患者さんの話をよく聞くことだね。そうじゃないと、正しい治療はできないもの。うちには、ほかの病院でケンカして来たっていう患者さんもいますよ。わけを聞くと、医者が顔を見て話さないんだって。パソコンの画面ばかり見て、話している患者を見ないで、データで判断するんだって。私はとにかく話は聞くからね。
この近くの荏田小学校の校医をずっと勤めています。私は、人の子どもにはやさしいですよ（笑）。 冗談じゃなく、自分の子どもには厳しくしすぎて、それに反発してか、息子は耳鼻科ではなく歯科医になってしまいました。耳鼻科って、子どもの嫌がるようなことしかしないでしょ。鼻を洗浄したりとか。だから、やさしくします。そうすれば怖がらないし、ちゃんと話もする。
ああ、その荏田小学校っておもしろくて、田んぼがあるんですよ。小学生が田植えをして、稲刈りもするの。もち米を作っているみたいで、秋になると小学生たちが、それでお餅を作ってここに持ってきてくれますよ。
豊富な知識と経験をいかし、みなさまの健康に貢献していく
これまでも取り組んできたことですが、風邪をひいたら内科もいいですが、耳鼻科へという方も多いでしょ。その期待には応え続けたいですね。
風邪をひいて喉が赤いって、よく言うでしょ。でも、それで見るのは中咽頭であることが多くて、本当に痛いのはもっと上、上咽頭なんだよね。そこは、うがいをしてもトローチを舐めてもたいてい届かないからね。だから耳鼻科では鼻からの吸入で薬剤を入れるわけです。 そうした耳鼻科ならではの治療に忠実でありたいですね。
これから受診される患者さんへ
患者さんを引っ張るうんぬんと言いましたが、患者さんのほうでもそういったことを基準に医者を見極めてほしいですね。
野球で言えば、医者にも二軍からメジャーリーガーまでいるということですよ。ところが医者はみんな、自分はメジャーリーガーだ、あるいはそれになれると思っているんですよ。ほかの医者が見たらそうじゃないってわかるんですけどね。
だから、知り合いやほかの病院からの評判でもいいし、自分が実際に通った感じでもいいから、客観的に医者を判断してほしいですね。
私ですか？ 言ったでしょ。医者はみんな、自分をメジャーリーガーだと思ってるって。
※上記記事は2014.9に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
海野 博之 院長 MEMO
- 生年月日：1947年4月17日
- 出身地：東京都
- 血液型：Ｂ型
- 趣味：愛犬と遊ぶこと
- 好きな映画：愛と青春の旅立ち、卒業、「ボーン」シリーズ
- 好きな言葉・座右の銘：誠心誠意
- 好きな音楽・アーティスト：セリーヌ・ディオン、マライア・キャリー、ホイットニー・ヒューストン
- 好きな場所：海
グラフで見る『海野 博之 院長』のタイプ
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どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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海野耳鼻咽喉科
海野 博之 院長
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