海野耳鼻咽喉科
横浜市都筑区/中川/中川駅
- 耳鼻咽喉科
※医院情報は神奈川ドクターズ(株式会社アートブルー)が独自に収集したものです。記載されている内容は変更されている場合もございます。来院の際は念のため各医院様へご確認ください。また、情報の修正をおこなう場合は『掲載情報の訂正・削除・追加の依頼』よりお願いいたします。
海野 博之 院長への独自インタビュー
商学部から医学部へ、耳鼻科医として研鑽を積む
父が東京で耳鼻科医をしていたからです。でも、父の耳鼻科は弟が継ぐことになっていたんですね。それを急に嫌だって言い出したので、父は私に「おまえ、やらないか?」って。そのとき私は慶応大の商学部に通っていたんですよ。だから言ったんです。「医大に入るのは今の大学を出てからにするよって」。じゃないと、(医大進学に)失敗したときに大学中退にしかならないでしょ。父も父で、陸軍士官学校を出てから戦後、医大に入り直したような変わった人なんです。すんなり了承してくれました。 そんなわけで晴れて大学に10年通ったんですが、よかったですよ。例えば麻雀なんて、医大に入ったとき、周りはみんな、赤子の手をひねるようなものでした。高校出たての学生と違って、こっちは慶応大での4年間の蓄積がありますからね(笑)。
医者になってから、おやじの耳鼻科も手伝いましたが、手狭でね。別の場所での開業を考えました。出身医大である昭和大学の藤が丘病院に勤務していたことから、そこに近いエリアで候補地を探したんです。そして1991年にここを開いたんですが、当時、この周りは何もありませんでした。もちろん地下鉄もね。それ以来、この地域でも最も古いクリニックの一つとして、みなさんから愛されています(笑)。
患者さんのご負担を少しでも軽減できるように
一番は、患者さんを引っ張らない。どういうことかというと、「毎日いらっしゃい、一日おきにいらっしゃい」とか言う医者もいるんだけど、そんな必要はないんだよね。耳鼻科だと、中耳炎なんか、そんなに日にちはかからないんだよ、治るまでに。それなのに、患者さんを引っ張っちゃうと、無用に病院が混雑して、すぐに治療を必要としている患者さんが後回しになったりするでしょ。
私と話がしたいという患者さん、特に高齢の方もいて、そういう人はまあいいんだけど、たいていは病院に長い期間拘束されるのは嫌なものです。そういう、患者さんの負担になることはしない。それがここの特徴でもあり、治療方針でもあります。