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高崎 啓孝 院長

HIROTAKA TAKASAKI

複数科の専門医による、24時間安心の訪問診療
終末期の方、難病を患っている方への心のケアも

弘前大学医学部卒業後、横浜市立大学病院第一内科に入局、血液内科を専門に臨床経験を積む。複数の病院を経て、神奈川県立がんセンター腫瘍内科に13年間在籍し数多くの疾患に触れ診療経験を重ねる。2019年10月、田園二子クリニックの院長に就任。

高崎 啓孝 院長

高崎 啓孝 院長

田園二子クリニック

川崎市高津区/溝口/溝の口駅

  • ●内科
  • ●整形外科
  • ●皮膚科
  • ●心療内科
  • ●精神科
  • ●外科
  • ●訪問診療

難病や末期がんの診療経験を積み、お看取りまでできる訪問診療医へ

高崎 啓孝 院長

高校生の時に生物の勉強が好きで、将来は人の役に立つ仕事をしたいという思いから医師の道を目指しました。弘前大学医学部卒業後、横浜市立大学病院第一内科に入局し、血液内科を専門に臨床経験を積みました。中学生の頃、同じ部活の先輩が白血病で亡くなり、血液内科の診療に携わる医師になろうと思ったのがきっかけです。複数の病院で様々な病気の診療を経て、神奈川県立がんセンターへ。在籍していた13年間のほとんどは腫瘍内科で、血液内科のがんだけでなく、大腸がんや希少がんなど幅広い病例に携わりました。手術を行うことが難しく抗がん剤による治療が必要な患者さんや終末期の患者さんを中心に診療をおこなってきました。二人に一人はがんを発症すると言われている時代で、これまでの経験を活かし、地域の皆様のために貢献したいという思いから、田園二子クリニックの一員に加わり、2019年10月に院長に就任しました。

様々な分野の専門医が、24時間365日いつでも対応

高崎 啓孝 院長

当医療法人には、大田区の「旗の台ライフクリニック」と世田谷区の「駒澤ライフクリニック」があり、田園二子クリニックは2012年6月に開設しました。当院では高津区を中心に、川崎全域、横浜市一部までエリアを広げ、医療法人系列のクリニックと連携をすることで、よりスムーズな診療を目指しています。当院では70歳以上のご年配の方を中心に、緩和医療を必要とする末期がんの方、通院が難しくご自宅での療養や生活を希望されている方にご利用頂いています。障害をお持ちのお子様へは小児科医師の訪問など、0歳~100歳以上と幅広い年齢層の患者さんの症状に対応することができます。常勤医師は5名、夜間当直の医師を含めて20名の経験豊富な医師が在籍しており、内科、小児科、精神科、皮膚科をはじめ、患者さんの様々な症状に対応しています。最近は、訪問診療に対応するクリニックが増えていますが、内科医であればどんな症状にも対応できるというわけではなく、精神科の専門的な知識や経験が必要になる場面も多々あります。当院では、専門以外の症状が診られた場合、一度持ち帰り専門医に相談することができる上、必要であれば専門医による往診も可能ですので、専門医の経験を活かした診療が特徴と言えます。また、24時間365日電話対応が可能で、緊急時の往診にも対応しています。1人の開業医が365日対応するというのは現実的に無理がありますが、当院では複数名の医師がチームを組むことで負担を分散させています。夜間に往診へ行けずに電話対応のみというようなことはありません。がんの専門医が訪問診療をおこなうクリニックはまだ多くありませんので、専門的なことでも何でもご相談頂きたいと思います。

患者さん自身が納得し、ご自宅でも安心して受けられる診療を

高崎 啓孝 院長

長くがんセンターで勤務をしてきましたので、これまでは主治医として時間をかけて患者さんとの関係を構築してきましたが、訪問診療医となり、患者さんとの関係を築く難しさを感じる時もあります。体調が悪い中で担当医が変わるということは患者さんのストレスに繋がりますし、長くお世話になっている先生に診てもらいたいというお気持ちも十分に分かります。私としては、病院サイドでの経験もしていますので、どちらの立ち位置も理解できる医師として、患者さんのお気持ちを汲み、これまでの担当医からしっかり引き継ぎ、スムーズに診療をおこなうことが課題であり目標です。また、がんセンターでは体調の面から十分な治療ができない病気を抱えている患者さんも多く、難しい症例にも多く携わってきました。難病やがん終末期の患者さんに対して、ご自身が納得できる治療で、どのように人生を全うしたいか、ということを重視しています。終末期の治療には正解がありませんので、ご本人が望むのであればお薬の量を減らすなど臨機応変に対応し、お一人おひとりの生活スタイルに合わせた診療でお看取りまでおこないます。私は、病気を治すということを目標に医師を目指しましたが、色々な患者さんと出会い、様々な経験を経て、終末期を迎える患者さんを支える医師として、今ここにいます。自分が受け持った以上は最後まできちんと責任をもって患者さんを支えていくために、これからも真摯に向き合い続けていこうと思っています。

患者さんのお気持ちに寄り添い、ご家族の方の支えになりたい

基本的には、2週間に1回のペースで訪問診療をおこないますので、病状の確認や診察だけでなく、患者さんのことをよく知るためにも、世間話を含めたコミュニケーションの時間を大切にしています。どんなことが好きで、何を大切にしていらっしゃるのか、お話を交わしながら患者さんへの理解を深めていくことで良い診療に繋がります。病気の有無関わらず、医師とは言え見ず知らずの人が家に上がることに抵抗を感じる方は少なくないと思いますので、患者さんにリラックスして頂けるよう細かなところまで心配りをするようにしています。ご年配の方はお一人で生活をされていて、近くに頼れるご家族の方がいないというケースも多く、患者さんのご家族の顔が見えづらいという現状があります。ちょっとでも変わったことがあればすぐに連絡がとれるよう、例え顔が見えなくても私たちがどんなことをしているのか、分かりやすくお伝えするように心がけています。また、がん終末期の方や認知症を患っている方で在宅医療を希望されてご自宅へ戻った方へは、今後起こり得ることや対処すべきことについてお話をし、不安や疑問など少しでもご家族の方の負担を和らげられるよう努めています。ご家族の方に負担を強いて24時間家で最後までみる、というのは簡単なことではありません。患者さんご本人だけでなく、ご家族の方の希望にも添えるよう、ケアマネージャーと連携をとり支えていくことが私たちの役目ですが、ご自宅で過ごすことが難しい場合には入院や施設への入所をおすすめすることもあります。

これから受診される患者さんへ

当院の訪問診療は、病院でできるほとんどの診療行為を保険診療で対応しています。通院ができずにお困りの方へ、様々な科の専門医が24時間診療致します。まずは相談窓口までお電話頂き、専門のソーシャルワーカーがお話をさせて頂きます。早ければご連絡を頂いた当日にお伺いできる場合もあります。エリア圏外ではない限り、患者さんの病状でお断りすることはありませんので、お困りごとがあれば何でもご相談下さい。

※上記記事は2019年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

高崎 啓孝 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味、特技:ラグビー観戦
  • 好きな映画:サスペンス、ミステリー系
  • 好きな言葉:笑顔を大切に
  • 好きな音楽:洋楽
  • 好きな場所:沖縄の離島

グラフで見る『高崎 啓孝 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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