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青木 晴彦 院長

HARUHIKO AOKI

リハビリテーションを含む整形外科全般に対応
全ての患者さんに笑顔になってもらえる診療を

北里大学医学部卒業後、同大学病院整形外科に入局。関連病院で様々な臨床に触れ経験を重ね、1998年、川崎駅近くに青木整形外科を開院。

青木 晴彦 院長

青木 晴彦 院長

青木整形外科

川崎市幸区/幸町/川崎駅

  • ●整形外科

生まれ育った地元で、地域に根付いたホームドクターに

青木 晴彦 院長

幼少期は、医療機関に対するイメージはあまり良いものではありませんでしたが、長くお世話になった近所の小児科の先生が、つけペンを使ってカルテを書いている姿に憧れたことをよく覚えています。子供の頃に読んだ、手塚治虫のブラック・ジャックに感化され、「こんな先生になりたい」と思ったことも、今思えば医師を目指したきっかけになったように思います。進路を決める時期になり、得意な理系を活かして手に職をつけたいとも思い、北里大学医学部に進学しました。
卒業後は、尊敬していた整形外科の助教授の後押しもあり、同大学病院の整形外科に入局。趣味でベースを弾くのが好きだということもありますが、身体の中でも繊細な動きができる「手」が好きで、手を治せる医師になりたいと思いました。関連病院で様々な臨床に触れ経験を重ね、1998年、川崎駅近くに青木整形外科を開院しました。手術で執刀をすることも大事なことではありますが、手術を必要としない症状や術後のリハビリテーションを中心に患者さんの近くで、自分らしい診療をおこないたいと思い、開院に至りました。ここはもともと祖父が住んでいた土地で、生まれ育った実家も同じ町内にあり、慣れ親しんだ地元でみなさまのお役にたてることを嬉しく思います。開院後に医師会の休日診療所の当番で、幼少期にお世話になった小児科の先生とたまたまご一緒する機会があり、とても感激した思い出があります。その先生の影響で、私も電子カルテは使わずに、今でも万年筆でカルテを書いているんですよ。

側弯症を含む幅広い症状に対応、運動機能を維持するリハビリテーションも

青木 晴彦 院長

当院では、外傷、腰椎・頚椎・関節の疾患、神経痛、筋肉痛、腱鞘炎、リウマチ・痛風・偽痛風・関節炎、腫瘍、小児整形外科、骨粗しょう症、スポーツ外傷・スポーツ障害、交通災害、労働災害、リハビリテーション・訪問リハビリテーション、装具外来、各種診断書作成と、様々なお悩みに対応しています。いらっしゃる患者さんも、軽傷から重症の患者さんまで、0歳からご高齢の方までと幅広いですね。側弯症に関する書籍を監修したこともあり、専門的な治療を求めて遠方からお越しになる患者さんもいらっしゃいます。成長期の側弯症と成人の側弯症の治療方法は異なります。成人の側弯症は腰痛や肩こりなどの合併症を引き起こす原因になりますので、それらの症状を改善するための治療をおこなっています。
また、当院ではリハビリテーションにも力を入れています。リハビリテーションには大きく分けて2つあり、電気や牽引による物理療法と、関節の動きを改善し筋肉をつける運動療法です。最近では、ロコモティブシンドローム、サルコペニア、フレイルなど、加齢による骨・筋肉・関節などの運動器の衰えや筋肉量の低下が原因となり、「立つ」「歩く」などの移動機能や全身の身体機能の低下が注目されています。筋力が落ち、運動能力が低下して、いつの間にか走れなくなるということもあります。注射やお薬の処方、コルセットを使用しても、筋力がないと回復が難しいので、運動機能をなるべく維持することが大事です。 通院が難しい患者さんのお力になれればと、当院では理学療法士を派遣する訪問リハビリテーションにも対応しています。

患者さんの喜びが、整形外科医としての幸せ

青木 晴彦 院長

例えば、膝の痛みを抱えていらっしゃる患者さんの痛みをとり、生活を楽にしてあげるための治療や指導をおこなうことは、医師として当然な役目だと思います。私にとっては、それだけでは不十分で、大事なことは、患者さんが症状を改善させたい本当の理由にあると思っています。「本当は旅行が好きだけど膝が痛くていけない」「2週間後のマラソン大会にどうしても出たい」など、症状を取り除くことが、何かを達成するための目標になることもあります。そこまで関わり合いを持って一緒に治療を進めていけることに、整形外科医としての幸せを感じます。痛みをとるだけではなく、目標を共有するからこそ患者さんにも頑張って治したいと思って頂けますし、他の症状が出た時もまたここで診てもらいたいと思って頂けるのだと思います。身体と精神面、両方での支えにもなれる、そんなクリニックでいたいと思います。
また、整形外科では扱えない症状であったとしても、地域の他科の先生や病院と普段から医療連携だけでなく密にコミュニケーションをとっていますので、ここへ来れば何かしらの治療に繋げられると思いますので、是非ご相談ください。

手話にも対応、患者さんとのコミュニケーションを大切にしたい

10年以上前に、患者さんにとってより便利にご利用頂けるクリニックとして、どんな取り組みができるか、全スタッフと話し合ったことがありました。英語など外国語にも対応できる診療を、という案もありましたが、まずは、全ての日本人への診療を目指し、一年かけて職員全員で手話を学びました。挨拶から始まり、問診で必要な基本的な内容について、簡単なコミュニケーションがとれるレベルまでになり、視聴覚障害を抱えている患者さんにもご利用頂ける整形外科になりました。
手話も含めて、私は挨拶を大切にしています。初診の方には診察室で立ってお出迎えをして、まずは自己紹介をすることから診療を始めます。自分が患者さんの立場であれば、顔も見ずに具合を聞かれるような診察はされたくないので、自分の名前を覚えてもらうところからコミュニケーションを始めるようにしています。クリニックと言う空間は、「ハレとケ」で言うと「ケ」にあたり、多くの方がお悩みを抱えていらっしゃるネガティブな場所なので、決して楽しい場所とは言えません。それでも、診察をしてお話をすることで、来た時よりも穏やかな気持ちで、笑顔で帰って欲しいと思います。「笑顔になる」ということは大事なことで、コミュニケーションがとれた証だと思っています。患者さんのお話を遮らないように最後まで耳を傾けることも、普段から心がけていることの1つです。

これから受診される患者さんへ

整形外科に限らず、良い関係を築けるかかりつけの医師を見つけることが大事です。もちろん医師の努力も必要ですが、遠慮せずにお話ができる関係であれば、患者さんは様々な情報を得ることができます。双方が上手に歩み寄り、長く健康で穏やかな生活を送って頂きたいと思います。

※上記記事は2019年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

青木 晴彦 院長 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:本を読むこと、音楽を聴くこと、音楽を演奏すること、歌を歌うこと、映画を観ること、知らない街を歩くこと、人と話をすること
  • 好きな本:「アルジャーノンに花束を」「ノルウェーの森」「1Q84」「龍馬がゆく」「ボッコちゃん」「赤毛のアン」「深夜特急」など
  • 好きな映画:「2001年宇宙の旅」「七人の侍」「スター・ウォーズ」「マーズ・アタック」「エイリアン」「レット・イット・ビー」「アマデウス」「プロメテウス」「ピンポン」「大脱走」「マイ・フェア・レディ」「タイタニック」
  • 好きな言葉・座右の銘:「為せば成る 為さねばならぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」「面倒くさいと思ったら それこそ今やらねばならない事」「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
  • 好きな音楽:ウエザー・リポート「ヘビー・ウエザー」、キース・ジャレット「ケルン・コンサート」、渡辺香津美「ト・チ・カ」、深町純「ニューヨークオールスターズ・ライブ」、ジャニス・ジョプリン「パール」など
  • 好きな場所・観光地:京都/今後はお城や神社巡りや御朱印集めもしたいです。

グラフで見る『青木 晴彦 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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