奥田 知規 医師
TOMOKI OKUDA
皮膚科専門医としてレベルの高い皮膚診療を提供。地域の人に信頼されるクリニックに
東京医科大学卒業。同大学皮膚科学教室に入局。東京医科大学茨城医療センター(旧・東京医科大学霞ヶ浦病院)皮膚科部長を務め、2016年1月に『川崎駅西口皮フ科]を開院(JR「川崎駅」西口より徒歩3分)。
奥田 知規 医師
川崎駅西口皮フ科
川崎市幸区/大宮町/尻手駅
- ●皮膚科
- ●内科
お医者さん=皮膚科医を目指して
小学生の時に原因不明の皮膚病にかかり、1ヶ月ほど入院したことがありました。「医者になりたい」 そう考えるようになったのは、その時が最初でしたね。当時から、私にとって医者=皮膚科医という意識だったものですから、医師となってから何の迷いもなく皮膚科学教室に入局したということになります。大学では皮膚科一般はもとより、膠原病や尋常性乾癬といった病気の基礎研究と臨床に精力的に取り組んできました。
『川崎駅西口皮フ科』は2016年1月に開院を迎えました。当院は、昨年(2017年)より東邦大学皮膚科学教室と連携しております。先端の医療を柔軟に取り入れ、地域の皆様にますます信頼していただけるクリニックを目指していきます。
皮膚科専門医として、責任を持って皮膚だけを診る
駅から近いという立地もあるのでしょうけども、患者さんは周辺の会社にお勤めの方が多いですね。保育園や幼稚園に預けた子どもと一緒に来院される方も少なくありません。
子どもについて言えば、この時期、汗疹や水いぼ、飛火といった疾患が目立ちます。これらは皮膚科の代表的なものといっていいでしょう。それからアトピーですが、実は“本当のアトピー”の患者さんは、そんなに多くはないのです。アトピーとはギリシャ語の「アトポス」(atopos)という言葉が語源になっていまして、これは、「奇妙な」という意味です。つまり、わかってないことが多いということなんですね。皆さん、湿疹というとアトピーを連想されるかと思いますが、治りにくい病気という意味で、アトピーは判決としてはより深刻なものなのです。一方で、アトピーは判断基準がしっかりしています。湿疹が半年以上くり返す、左右対称に湿疹ができる、といった条件を満たさない限り、アトピーとはいえません。その判断基準をしっかり知っている医師が、皮膚科の専門医ということになります。
これからの時代、何でも屋ではなく、病気はそれぞれの専門家が診るべきではないでしょうか。医師が少ない地方だと事情は変わってくるでしょうが、川崎のような大きな街では特にそうだと思います。当院は、皮膚だけを診る、皮膚科専門のクリニックです。ほかのものは診ないからこそ、責任を持って診させていただきます。
ナローバンドUVD(紫外線療法)とパッチテストを実施
大学時代は尋常性乾癬という病気を専門に診てきました。この病気に対する有効な治療法として導入しているのが、紫外線療法の1つである「ナローバンドUVD」です。この機器は、乾癬だけではなく、白班や掌蹠膿疱症、アトピーといった難治性の疾患に効果を発揮します。
乾癬という病気に限ってみれば、大学等では生物学的製剤を用いた免疫療法がおこなわれています。この療法は確かに効果が高いのですが、いかんせん、費用の問題と設備のある施設が限られているという面があります。それに対し、従来からある内服や外用療法と並行し、「ナローバンドUVD」による治療は、多くの方にその恩恵をもたらしてくれるものなのです。
また当院では、かぶれ等に対するパッチテストをおこなっています。接触性皮膚炎は、さまざまな物質が要因となります。たとえば、キャベツやレタスなどの植物でもかぶれますし、美容師さんの手荒れは薬物によっておこります。最近では、歯医者さんでインプラント治療をおこなう前に、金属にかぶれがないかどうかを確かめる意味でテストを希望される方も多いですね。
パッチテストにより、かぶれの原因が特定出来ることで、接触性皮膚炎を予防することが可能になります。かぶれに悩んでいる方は、どうぞお気軽にご相談ください。
いかに早く治すか。それが何よりも大事なこと
いかに早く治すか、ということを常に心掛けています。患者さんが求めているのは、やはり、治ることなのです。当院を選んでいらしていただいてるのは、「少しでも良くなるかもしれない」という期待を持ってのことです。その期待へのお礼として、少しでも良くして帰してあげたいと思うんですね。
もちろん、皮膚の病気はすぐさま治る病気ばかりではありませんから、その場合には事実をしっかりと伝えます。それは患者さんにとっては酷なことだと思いますが、完全には治らないにしても、「こうこうこうすれば良くなる」といったことをしっかりと伝えさせていただきます。ちゃんと触って、ちゃんと話す。私の本気が患者さんに伝わることで、本当の信頼関係が産まれると思うのです。
これから受診される患者さんへ
『川崎駅西口皮フ科』では、皮膚科全般の診療に加え、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬、小さなほくろやおできの手術もおこなっています。皮膚科専門医としてレベルの高い皮膚診療を提供し、地域の方の少しでもお役に立てればと思っています。皮膚でお悩みのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
※上記記事は2018年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
奥田 知規 医師 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:釣り
- 好きな本:歴史書
- 好きな映画:SF
- 座右の銘:人間万事塞翁が馬
- 好きな音楽:ポップス
- 好きな観光地:沖縄
グラフで見る『奥田 知規 医師』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
川崎駅西口皮フ科
奥田 知規 医師
川崎市幸区/大宮町/尻手駅
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