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金 順熙 院長

SUNHI KIM

鶴見駅から徒歩5分。女性医師がやさしく寄り添う「女性のクリニック」

東京医科歯科大学(現・東京科学大学)医学部卒業後、大学病院や関連病院で経験を積む。鶴見区内のクリニックに16年間勤務した後、2025年7月に『つるみ女性のクリニック』を開設。

金 順熙 院長

金 順熙 院長

つるみ女性のクリニック

横浜市鶴見区/鶴見中央/鶴見駅

  • ●婦人科

女性医師が診療する「安心感」を届けたい

金 順熙 院長

私が子どもの頃、母が婦人科系の病気をこじらせてしまったことがありました。自宅の近くには婦人科クリニックがあったのですが、医師が男性だったことで受診をためらい、症状が悪化してしまったのです。「男性医師だから」と受診をためらう女性がいるのなら、女性である自分が産婦人科医になればいい……そう思ったことが全ての始まりでした。
医師になってからは母校の大学病院や関連病院で経験を積み、日本産婦人科学会の専門医資格取得後の2009年からは、鶴見区にある「あしほ総合クリニック」の産婦人科で診療してきました。それから16年あまり、クリニックの産婦人科部門が閉鎖されることになり、長く関わってきた患者さんを引き続き支えていきたいとの思いから、開業を決意しました。『つるみ女性のクリニック』という名前のとおり、当院はあらゆる世代の女性のためのクリニックです。どのようなお悩みも遠慮なくご相談いただけたらと思います。

気軽に相談できる「医療の入り口」でありたい

金 順熙 院長

当院が目指すのは、この地域に暮らす女性の皆さんの「医療の入り口」となることです。生理(月経)のお悩みや更年期特有の症状など、日々の生活の中で不快に感じたり、不安に思ったりしていることを気軽に相談できる存在でありたいと思っています。医療機関を受診することには、どことなく敷居の高さを感じている方も少なくないでしょう。当院では、そうした心理的なハードルをできるだけ下げ、通いやすくて話しやすい環境づくりを大切にしています。
幸い当院は、医師をはじめとしたスタッフ全員が女性ですから、あまり緊張せずにお越しいただけるのではないでしょうか。スタッフは経験豊富なベテランばかりで、患者さんがリラックスして過ごせるように心配りをしています。患者さんのお気持ちに寄り添いながら、必要最小限の検査や診察によって適切な治療をご提供したいと考えています。

あらゆる世代にやさしく寄り添う「女性のクリニック」

金 順熙 院長

当院には10代の学生さんから80代のご高齢の方まで、幅広い年齢層にお越しいただいています。月経やおりもののことをご相談いただいたり、がん検診やワクチン接種で大きな病気を未然に防いだりしています。思春期から更年期や老年期といわれる年齢まで、ライフステージごとに異なる悩みを解決し、女性の一生に寄り添えるのが産婦人科医と言えるでしょうか。「仕方がない」とがまんしていることにも、何らかの解決策をご提案できる可能性がありますから、ささいな症状も遠慮なくご相談いただきたいと思います。
特に中学生や高校生の学生さんは、つらい症状をがまんしたり、市販薬でごまかしたりせず、どうか医療を頼ってほしいと思います。私にも2人の娘がおりますが、中高生は社会人のような「有休」がないため、つらい症状があっても学校を休めないことがあります。また、体育の授業を休んだことで、単位に影響を及ぼすことも少なくありません。もしも学業や学校生活に支障をきたしているのなら、低用量ピルで月経の時期をずらしたり、漢方薬で痛みをやわらげたりできる方法があることを、ぜひ知っていただきたいと思っています。

患者さんの声に耳を傾け、問題解決に努める

低用量ピルは月経痛や月経前症候群(PMS)の改善に有効なお薬ですが、40歳を過ぎると血栓症のリスクが上昇することが分かっています。このため、従来は40~50代の女性の月経トラブルにはミレーナ(子宮内黄体ホルモン放出システム)を使用することが一般的でした。しかし近年は、黄体ホルモン製剤の内服薬による治療もご提案できるようになり、選択肢が広がっています。
また40~50代になると、イライラ、不眠、肩こり、腰痛、疲労感など、更年期に伴うさまざまな不調が現れることがあります。これらの症状は、ほかの病気でもみられるものですから、「何科にかかったらいいかな?」と迷われる方も少なくありません。そうした場合にも当院にご相談いただければ、適切な道案内ができるでしょう。患者さんと一緒に考えながら、一日も早く不安や不調が解消されるように力を尽くしたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

当院は「つるみの女性のためのクリニック」として、あらゆる世代のお悩みに対応し、女性のみなさんが毎日を快適に、安心して過ごせるようにサポートしています。何か困ったときに気軽に受診していただけるように、予約のない患者さんにもできるかぎり対応し、お一人お一人に合った治療やケアをご提案しています。勇気を出して受診してくださった「最初の一歩」を大切に受け止め、問題解決に努めてまいりますので、どうか安心して足を運んでいただければと思います。

※上記記事は2025年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

金 順熙 院長 MEMO

産婦人科専門医

  • 出身地:埼玉県
  • 出身大学:東京医科歯科大学(現:東京科学大学)
  • 趣味:韓流ドラマ鑑賞
  • 好きな映画:『国際市場で逢いましょう』
  • 好きな場所:自宅のリビング
  • 座右の銘:「どうにかなる」

金 順熙 院長から聞いた
『月経前症候群』

月経前の不調を改善する方法とは……?

月経前症候群とは、イライラ、気分の落ち込み、のぼせ、むくみ、頭痛などの症状が月経周期に合わせて出現し、月経が始まると自然と消失する状態を指します。ホルモンの変動が神経伝達物質に影響を及ぼすことが原因との考えがあるものの、明確な原因はまだ分かっていません。

治療では、痛みに対しては鎮痛剤、精神症状に対しては抗うつ剤や精神安定剤の使用などの対症療法が行われます。また、ホルモンの変動を抑えることを目的に、低用量ピルによる治療が選択されることもあります。

そのほかの病気と同様に、毎日規則正しい生活を送り、適度にストレス解消することも、月経前症候群の症状をやわらげたり、予防につながったりします。ただし、つらい症状はがまんせず、産婦人科医に相談されることをおすすめします。

グラフで見る『金 順熙 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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