青山 泰之 院長
YASUYUKI AOYAMA
いつでも安心して気軽に相談できる、地域の皆様におけるかかりつけ医を目指して
東海大学医学部卒業。同大学医学部付属病院 前期研修医を経て同大学医学部付属病院 血液腫瘍内科へ入局。寒川病院 勤務を経て、2025年に『伊勢原あおやまクリニック』を開院。日本内科学会総合内科専門医・日本血液学会認定血液専門医・指導医。

青山 泰之 院長
伊勢原あおやまクリニック
伊勢原市/下糟屋/伊勢原駅
- ●内科
- ●血液内科
- ●健診・検診
- ●呼吸器内科
「究極の内科」で全身を診ることに関わる

私が医師を志したきっかけは、中学生の頃に祖父ががんを患ったことでした。身近な存在が大きな病気に直面するのを初めて見て、「病気を治す」という仕事に強い魅力を感じるようになりました。さらに、小さい頃から通っていた地域の診療所の存在も大きかったと思います。困った時に頼れる街のお医者さんがいることは安心感につながり、その姿に自然と憧れを抱いていました。
大学卒業後は東海大学医学部付属病院で研修を受け、その後、血液腫瘍内科に進みました。血液内科を選んだのは、がん治療に携わりたいという思いと、「全身を診ることができる内科」であることに魅力を感じたからです。白血病や悪性リンパ腫など、抗がん剤治療を行う場面では、患者さんの全身をくまなく理解しなければなりません。究極の内科ともいえるこの分野で研鑽を積むことは、自分にとって大きな挑戦であり学びとなりました。
その後は秦野赤十字病院、平塚共済病院などを経て、大学病院に戻り、血液腫瘍内科で診療を続けてきました。専門医としての経験を重ねる中で、次第に「もっと身近な立場から地域の方を支えたい」という気持ちが強くなっていきました。大きな病院での治療もやりがいがありましたが、診ることができる患者さんの範囲が限られてしまうのも事実です。そこで、地域の中で幅広く患者さんを受け入れられるクリニックをつくりたいと考えるようになりました。
開業の地に選んだのは、大学時代から暮らしてきた伊勢原です。人の温かさや住み心地に惹かれ、この地に貢献したいという思いを持ち続けていました。地域への愛着がなければ長く診療を続けることはできない、そう考え、伊勢原での開業にこだわったのです。
一回一回の診療で患者さんに満足してお帰りいただけるように

診療にあたって私が大切にしているのは、丁寧に患者さんと向き合い、安心して話していただける雰囲気をつくることです。主訴を伺うことはもちろんですが、患者さんの表情やしぐさから「まだ言えていないことがある」と感じ取る場面も少なくありません。そうしたときには「ほかに気になることはありませんか」とお声がけし、思いを打ち明けていただけるようにしています。
診察室では、病気のことだけでなく、ご家族や生活に関する相談を受けることもあります。医療に直接関わらないように思える内容でも、患者さんの心身の健康には大きく影響している場合が多いものです。そうした声を受け止め、寄り添える存在でありたいと思っています。
一人ひとりの診療時間には限りがありますが、その中でもできる限り満足して帰っていただけるように心がけています。患者さんが「ここで相談してよかった」と思えるような診療を目指し、日々取り組んでいます。
幅広く対応できるかかりつけ医を目指して

当院は、総合内科専門医・血液専門医としての知識を活かし、幅広い疾患に対応できる体制を整えています。日常的なかぜや腹痛などの一般内科はもちろんのこと、咳が長引く患者さんが多いことから、呼吸機能検査を導入し、喘息や咳喘息などの診療にも力を入れています。
血液疾患に関しては頻度は多くありませんが、健診で貧血や血液の異常を指摘され、不安を抱えて来院される方もいらっしゃいます。血液の病気は自覚症状に乏しいことが多いため、「大きな病院に行くべきか迷う」という方にとって、まず相談できる場を地域に設けたいと考えました。気軽に足を運んでいただけるクリニックだからこそ、早期の発見・対応につなげられると感じています。
また、摂食・嚥下障害看護認定看護師による「もぐもぐ外来」を設けているのも特徴です。飲み込みに不安がある方が安全に食事を続けられるよう、専門的な支援を提供しています。
患者さんが困った時に躊躇なく相談できるよう配慮
当院では、患者さんが安心して受診できるよう、さまざまな工夫を取り入れています。発熱や咳などの症状がある方と、そうでない方の動線を分けることで院内感染を防ぐ体制もその一つです。さらに基本的な血液検査に関しては即日で結果をお伝えできるようにし、少ない来院回数で適切な治療に結びつけられるよう配慮しています。
また、WEB予約を導入し、24時間365日いつでもご自身の都合に合わせて予約を取っていただけるようにしました。予約によって院内の待ち時間を減らし、スムーズに診療を受けていただけるようになっています。
地域の皆さんが「困ったときにはまずここへ」と思っていただけるよう、環境づくりにも力を注いでいます。
これから受診される患者さんへ
伊勢原という地で医師として歩みを続けられることに、大きな喜びを感じています。大学時代から親しんできたこの地域で、皆さんの健康を支え、少しでも安心を届けられる存在でありたいと思っています。
体調の不調や健康に関する不安があれば、どんな小さなことでも気軽にご相談ください。咳や倦怠感、健診で指摘された貧血なども、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
私は「かかりつけ医」として、身近で信頼できる存在を目指しています。地域の皆さんに寄り添い、長く安心して通っていただけるクリニックであり続けたいと願っています。
※上記記事は2025年8月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
青山 泰之 院長 MEMO
総合内科専門医 /血液専門医
- 出身地:東京都
- 出身大学:東海大学医学部
- 趣味:野球観戦
- 好きなこと:「旅先で美味しいものを食べること」
- 好きな観光地:熱海
- 座右の銘:「一期一会」
青山 泰之 院長から聞いた
『貧血』
貧血を軽視せず、早めの診断と適切な治療につなげることが大切
症状は、疲労感や倦怠感、息切れ、めまい、立ちくらみ、動悸、顔色の悪さ、集中力の低下など多岐にわたります。爪の変形(スプーン状爪)や抜け毛、食欲不振、異食症(氷などを好む)といった特徴的な症状も見られることがあります。
貧血は様々なタイプに分類できますが、このうち最も多いのが鉄欠乏性貧血です。栄養不足や月経、妊娠・授乳期、消化管からの出血、鉄の吸収障害などが原因です。診断は血液検査で行われ、鉄剤の投与や食生活の改善が治療の基本となります。
このほか、骨髄の造血機能が低下する再生不良性貧血、赤血球が早期に壊れる溶血性貧血、ビタミンB12や葉酸不足による巨赤芽球性貧血、腎臓の機能低下による腎性貧血、さらには骨髄異形成症候群など、原因は多岐にわたります。
貧血は放置すると日常生活に支障をきたすだけでなく、背景に重大な病気が隠れている場合もあります。健康診断の数値が軽度の異常であっても、自覚症状があるときは医療機関を受診することが大切です。貧血を軽視せず、早めの診断と適切な治療につなげることが、心身の健康を守る第一歩となります。
グラフで見る『青山 泰之 院長』のタイプ
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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