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岡野 公禎 院長

KIMIYOSHI OKANO

歯科予防をはじめ全身の症状に、三者一体で向き合う

日本大学生物資源科学部獣医学科卒業後、横浜市内の動物病院と夜間救急病院で7年間勤務医として臨床の経験を積む。2012年、港南台駅近くにおかの動物病院を開院。

岡野 公禎 院長

岡野 公禎 院長

おかの動物病院

横浜市港南区/港南台/港南台駅

  • ●犬
  • ●猫

飼い主様と同じ目線で、クリアな診療ができる病院

岡野 公禎 院長

中学生の頃実家で犬を飼っていて、近所の動物病院でお世話になっていたことが、獣医師を目指すきっかけになりました。日本大学生物資源科学部獣医学科卒業後、磯子区のみなとよこはま動物病院で6年間、藤沢市の湘南夜間救急動物病院で1年間勤務医として様々な動物の診療に携わり、2012年、港南台駅近くにおかの動物病院を開院しました。港南台は妻の地元で住宅地や教育機関も多く、住みやすい所です。それが気に入り、こちらでの開院に至りました。
飼い主様と動物とスタッフが共に同じ目線で向き合っていくという意味と、常に光が入り明るく透明感のある動物病院であることをイメージして太陽のロゴのモチーフを採用しました。外から見てもどんな場所なのか一目で分かるように、道路に面した待合室や診察室の窓は大きく、光を取り込み易い開放感のある空間でみなさまをお迎えしています。

親切で分かりやすく、便利で頼れる動物医療を

岡野 公禎 院長

対象動物は犬猫で、診療項目は一般内科、外科、歯科、皮膚科、避妊・去勢手術、各種予防接種・ワクチン、健康診断に対応しています。以前の勤務先で救急診療に携わった経験があり、診療時間外の夜間救急や継続的な治療に限り、往診にも対応しております。夜間救急に関しては、動物の状態次第では、連携をとっている専門の救急病院をご紹介させて頂くこともありますので、まずはお電話でのお問い合わせで詳しい症状をお伺いしています。また、各種ペット保険やクレジットカードでのご精算が可能ですので、緊急時も安心してご利用頂けます。
当院では、透明化され洗練された動物医療を目指し、犬猫の症状から具体的にどのような検査や治療、手術が必要なのか飼い主様へ開示することをモットーにしております。採血や超音波検査など必要な処置に飼い主様が同伴することができ、手術に関しては、別室からガラス窓越しに立ち会いをすることが可能です。全てを獣医師にお任せするのではなく、動物と飼い主様とスタッフが三者一体で治療に向き合うことに意味があると思っていますので、動物の現状を把握するためにも治療経過を飼い主様に是非知って頂きたいのです。
また、初診時には、飼い主様用のカルテファイルを作りお渡ししています。これまでどんな治療をして、どんなお薬を服用していたのか分からないという飼い主様が多くいらっしゃいますから、動物の健康管理と重複検査による動物の負担と医療費の負担を防ぐためにも、診療経歴、治療内容、検査結果、ワクチン証明書、明細書などを一つにファイリングして保管して頂けるファイルは便利かと思います。処方食やサプリメントをWEBから購入できるようにネットポータルシステムも導入。通常、獣医師が診察をした上で病気に特化した処方食をおすすめしますが、最近はWEB上で手軽に手に入るため、飼い主様の自己判断で症状に合わない処方食を与えて健康被害が出てしまうケースが問題視されています。当病院をご利用の方向けのサービスとして、低価格で処方食やサプリメントをお求め頂けるようになり、ご自宅に直接届く便利さもあって、多くの方にご利用頂いています。

犬猫の予防歯科に特化した口腔ケアの指導も

岡野 公禎 院長

大学では内科や外科以外の分野において専門的に学ぶ場が少なかったものですから、開院後に日本大学動物病院で歯科学を学び、現在は犬猫の歯科に力を入れております。歯科は残念ながらまだあまり注目されていない分野ではありますが、予防歯科と治療歯科と分かれていて、3歳以上の80%の犬猫が歯周病を患っているというデータがあります。人間にも同じことが言えますが、予防歯科においては、獣医師がおこなうプロのケアと、ホームデンタルケアの両方ができてこそ、良い状態でお口の環境を維持することができるのです。そのためにはハミガキのトレーニングが必要になりますので、当院のハミガキ外来では、飼い主様がご自宅でできるデンタルケアの指導を積極的におこなっています。まずは、犬猫が口元に触られることに慣れていく必要があり、歯ブラシへの抵抗をなくすためには段階を踏むことが大切です。欧米では、1年に一度麻酔をしてでも予防歯科の処置をした方が良いと言われ、推奨されていますが、日本ではまだ一般的ではない上に、麻酔をかけるということに不安を感じる飼い主様は多いと思います。しかし、歯科に麻酔は欠かせず、上手に麻酔が行えて初めて歯科の治療に入ることができるのです。また、歯科治療には痛みをともなう事も多いので数種類の痛み止めを組合わせて痛みをなくすことが重要です。私には多くの麻酔経験と確かな技術がありますので、安心してご利用頂きたいと思っています。
歯科以外では皮膚科にもこだわりをもって診療をしています。皮膚病を患っている犬猫は多いですが、お薬の服用だけで済む簡単な問題ではなく、シャンプーの仕方を変える必要があります。人間と違ってお風呂の後に保湿クリームを塗るわけにはいかず、毛の長い犬猫に特化した保湿と正しいケアが改善のカギになります。当院では、皮膚の疾患があり通常のトリミングが難しい犬猫のための薬浴と、皮膚に優しいシャンプー等を使ったトリミングをおこなっています。

動物と飼い主様の気持ちを汲み、分かち合うこと

動物は自分の状態を言葉で伝えることはできませんが、眼を見れば喜んでいるのか、怒っているのか分かりますので、動物の気持ちを察してあげることを大切にしています。特に獣医師は立場上、どうしても痛みを感じさせる行為が多くなってしまうので、いかにリラックスさせられるかに重きを置いています。飼い主様の緊張が動物に影響しないよう、和やかな雰囲気で診療が進められるよう努めています。私は自宅で犬と猫を飼っていますので、普段動物と向き合う中でお困りのこと、しつけに対する悩みなど、飼い主様サイドのお気持ちもよく理解できます。どんな時も共感する気持ちを忘れずに、動物と飼い主様が通いやすい環境にするためにどうあるべきか、常に飼い主様・動物に寄り添った医療を提供していきたいと考えています。病気が良くなり、飼い主様にありがとうと言われることが何よりも嬉しく励みになります。私たち獣医師や看護師を含め、スタッフ全員が楽しく仕事をするというスタンスを忘れずに、みなさまの頼れる存在でありたいと思っています。

これから受診される飼い主様へ

犬猫の歯の病気は確実に増えており、適切な処置ができる専門医の診療が不可欠です。無麻酔での口腔内処理や、獣医歯科学を専門的に勉強していない施設での歯科処置は思わぬトラブルをひきおこすかもしれません。歯科治療を行わなくても済むように口腔内を良い状態でキープするには、専門医のもとでの定期的なプロケアと、日々のホームデンタルケアが一番です。飼い主様が見て何の症状が見受けられなくても、病気が潜んでいる場合があります。当院では、単なる歯石取りにとどまらず、歯科レントゲンとルートプレーニング(歯周ポケットのお掃除)をおこないます。お口の病気が体調不良の原因になることもありますので、早期発見・早期治療をおすすめしています。

※上記記事は2019年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

岡野 公禎 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:子供と遊ぶこと、家族でキャンプ、晩酌
  • 好きな本:梅岡比俊著『ドクターの“働き方改革”28メソッド』、柴田雄一著『“集患”プロフェッショナル』
  • 好きな映画:ディズニー作品
  • 座右の銘:楽しむこと
  • 好きなアーティスト:サザンオールスターズ、Mr.Children
  • 好きな場所:自宅

グラフで見る『岡野 公禎 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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