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草場 宏之 院長

HIROYUKI KUSABA

地域と結ばれた、“お節介”を焼いてあげられる動物病院を目指して。

日本大学生物資源科学部獣医学科卒業。横浜市内の動物病院勤務を経て、2014年に『横浜戸塚プリモ動物病院』院長に就任(「平和台バス停」を下車してすぐ)。

草場 宏之 院長

草場 宏之 院長

横浜戸塚プリモ動物病院

横浜市戸塚区/平戸/東戸塚駅

  • ●犬
  • ●猫

恐竜学者を夢見て、たどり着いた今

草場 宏之 院長

幼い頃の私は、恐竜の学者になるのが夢でした。そこで調べてみますと、アメリカの恐竜学者は、獣医師出身の方が多いということがわかりました。獣医師という存在を知ったのは、その時が初めてのことでした。その後、小学生の時にコンラート・ローレンツが書いた『ソロモンの指環』という本にに出会うことになります。こちらは動物行動学について書かれたもので、その瞬間から「動物の先生ってすごい」と思うようになり、獣医師になることが新たな夢となったのです。
『横浜戸塚プリモ動物病院』は2014年10月に開院いたしました。当院では、ワンちゃんとネコちゃんの待合室と診察室を分けてあります。ネコちゃんにとっては、どうしてもワンちゃんがいると緊張しやすいものなんですね。実際にご家族から「ここは来やすいのよ」と言っていただけますので、この仕様は正解だったように感じています。
待合室についても、窓を大きくとり、開放的な空間になるよう配慮しました。病院で飼い主さんが最も時間を過ごすことが多いのは待合室ですから、その時間をできる限り心地よく過ごしていただけるようにと考えたのです。そのぶん、スタッフルームを設けることができず、スタッフには無理を強いてる面はあるのですが(苦笑)。

お節介を焼いてあげられる病院に

草場 宏之 院長

ちょっとしたお節介を焼いてあげられる病院を目指しています。ワクチンでいらして、それだけでお帰りになるのは忍びない気がするのです。例えば、座り方がいつもと違うようであれば、何に気をつけたらいいとか。ちょっとぽっちゃりしてきたようなら、ご飯を変えることを提案するとか。お節介かもしれないけども、何か1つ持ち帰っていただけるような病院にしていきたいんですね。
私たちよりも、一緒に生活されているご家族の方が動物たちの異変にいち早く気づけるのは、間違いないことです。その手助けとなるものとして、「健康の物差し」を多く持っていただけるよう、私たちが働きかけることができたらと思っています。

高い専門性を持つジェネラリストを目指して

草場 宏之 院長

プリモ動物病院グループでは、ジェネラリストであることが前提としてあります。緊急対応を含めたあらゆる診療科目を診れることが大前提としてあり、その上で、自らの長所を伸ばしていくという方針のもとに日々の診療に取り組んでいます。私であれば、整形外科と歯科については得意分野と自負させていただいていますが、例えば内科的な疾患で難しいものについては、その場でそれを得意とする獣医師とコンタクトをとり、より適切な診断・治療を提供することが可能になっています。1人のドクターがあらゆる分野で最高水準を目指すのは物理的にも難しいことでしょう。しかし、それぞれが専門性を高め、それを持ち寄ることで、幅広い分野において専門性の高い医療を提供できると考えています。

オーラルケアの重要性を多くの皆さんに知っていただく

大学卒業後は、横浜市内にある整形外科に定評のある病院に8年間勤務してまいりました。この分野においては、当時の経験が非常に役立っていると感じています。「歯」については、動物は「食べて動く」ことが仕事ですから、そこに無頓着ではいられないということで研鑽を深めてまいりました。

昨今はお口について関心をお持ちの方も増えてきましたが、それでも、定期的にオーラルケアを続けている方は10人中おひとりくらいではないでしょうか。その要因は、オーラルケアのハードルが高いことにあるかと思われます。当院では「歯磨き外来」なるものをおこなっています。ステップを踏むように、1つひとつできることから始めて、やがてその子に合ったケアの仕方を身につけていただくものです。オーラルケアはご家庭での日々の取り組みが中心になっていきますので、その為の練習コースとして利用いただき、多くの方に喜ばれています。
お口の治療を受けることで、ご家族が以前にもまして動物たちを愛せるようになったということもよくお聞きします。例えば、動物のお口が臭うため近寄ってこられなかったお子さんが世話してくれるようになった、というようにです。歯科に限らず、あらゆる治療に通じることでしょうけども、動物たちが健やかになり、それがご家族のつながりをさらに深めていくものになるならば、それに勝る喜びはないと思っています。

これから受診される飼い主さんへ

飼い主さん向けのセミナー等も開催しており、最近では学校の体験学習として当院に見学に来る子ども達もいます。中には、「動物看護士になりたい」などと言ってくれる子もいて、スタッフみんなの励みになっています。うちの子は「獣医師になりたい」なんて言ってくれませんから、なおさらです(笑)。今後は、より地域に根付いた動物病院を目指していきたいと思っていますし、お節介な働きかけをもっと広めていくことができたらと考えています。
当院は休診日を設けず、毎日20時まで診療を受け付けています。何か困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。明らかに具合が悪くなければ病院に連れてきてはいけない、などと躊躇される必要はありません。少しでも普段と様子が違い、気になるようでしたら、お電話でも結構ですので、まずはご相談いただけたらと思います。

※上記記事は2019年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

草場 宏之 院長 MEMO

  • 出身地:福岡県
  • 趣味:バイク、サッカー、水泳、料理
  • 好きな本:『キングダム』
  • 好きな映画:スター・ウォーズ
  • 好きな言葉:「必死に生きてこそ その生涯は光を放つ」(織田信長)
  • 好きなアーティスト:THE YELLOW MONKEY、Hi-STANDARD
  • 好きな場所:九州

グラフで見る『草場 宏之 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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