草場 翔央 院長
SHO KUSABA
動物や飼い主様とのコミュニケーションを大切に
かけがえのない命を守るお手伝いを
日本大学生物資源科学部 獣医学科卒業後、勤務医として都内や千葉県の動物病院で幅広い症例に携わる。2017年に『Sho Animal Clinic』を開業。2021年に『横浜みどり動物医療センター しょう動物病院』に改称し、現在地へと移転(JR横浜線「中⼭駅」より徒歩3分)。

草場 翔央 院長
横浜みどり動物医療センター しょう動物病院(旧:Sho Animal Clinic)
横浜市緑区/中山/中山駅
- ●犬
- ●猫
- ●ウサギ
- ●フェレット
- ●ハムスター
幼少期からの夢を叶えて、獣医師に

両親が動物好きで、私も小さな頃から動物と一緒に過ごして来ました。子犬や子猫を拾って来たり、迷い犬を保護したり、そんな生活がしみついていたので、幼稚園の時からずっと将来の夢は「獣医さん」でした(笑)。 大学卒業後、都内や千葉県にある動物病院で経験を重ねた後、私にとって地元である中山に『Sho Animal Clinic』を開院したのは2017年のこと。当初は私を含め3人のスタッフでスタートし、病気の治療や予防をする「医療」と、トリミングなどの「ケア」をトータルにご提供することで、愛着のある地域の皆さまに信頼していただけるよう尽力してきました。しかし、年を追うごとに難しい病気に相対することも多くなり、病院の規模や設備のアップデートの必要性を感じることが多くなってきました。そして2021年12月に現在地に『横浜みどり動物医療センター しょう動物病院』としてリニューアルオープンを迎えました。2024年にはマルチスライスCTを導入するなど、設備・人員共に多くの方々の幅広いニーズに応えられる体制が整えられたと考えております。今後も皆さまの信頼に応え、今まで以上に頼っていただける病院となれるよう、スタッフ一同精進を重ねてまいります。
必要な検査と必要な治療を選別することが大切

『横浜みどり動物医療センター しょう動物病院』では、犬・猫をはじめ、ウサギ、フェレット、ハムスターなどの小動物を拝見しています。受診する動物たちの症状としては、嘔吐や下痢などが多くみられますが、動物たちの高齢化に伴って、心臓病やがんを患う子も増えてきたように思います。
私自身、これまで診療を続けてきて、循環器(心臓・血管)や呼吸器(肺・気道)の病気が原因で亡くなっていく子を数多く目にしてきました。そのため、助けられる命があるならば助けてあげたいという思いで、専門病院で勉強させていただくなど、知識と経験を積み重ねてきました。そして2024年より、クリニックとして新たにマルチスライスCT検査機器を導入いたしました。
CTの最大のメリットとしては、手術のプランニングが挙げられるでしょう。手術を行う際、最も気をつけなければならないのが予期せぬ大出血です。出血を防ぐには、事前に血管の位置を把握していることが重要で、それにはCTによる検査が不可欠となります。加えて、事前のプランニングが整備されることで、手術にかかる時間もかなり短縮できることになります。ただ、CTは画像診断の1つであり、それがあるからといってすべてを解決できるわけではありません。CTは、森の中で木を見つける検査と例えられるかもしれません。例えば、森(お腹)のどこにどんな木(腫瘍)があり、どれだけ広がっているか、といったことを把握することに向いています。しかし、その木が腐食していないか、炎症が起きていないかを確かめることはできません。その必要性がある場合、CT検査と並行し、消化管であれば消化器内視鏡で、気管支であれば気管支鏡で診断をつけていくことになります。
CTは“目立つ”設備かもしれません。セカンドオピニオンで来院される飼い主さんの中には、「CTがあるから来ました」といった方が少なくないのです。しかし、重要なのは、何のためにCTを撮るのか、ということです。実際にはエコーとレントゲンで診断がつくことも多いですし、逆に先ほど挙げたように、腫瘍の広がりや、あるいは治療のプランを立てるためにCTが必要なことも出てきます。検査にかかる負担も考慮し、本当に必要な検査を選別するのも獣医師の重要な役割と認識しています。
動物たちに負担の少ない検査や治療を

命に関わることもある循環器や呼吸器の病気は、これといった症状がないままに進行するケースが多くあります。何らかの症状があって受診したときには、すでに末期だったということが少なくありません。ですからぜひ、飼い主のみなさんには可能であれば定期健診に来ていただければと思っています。私としても病気を早く見つけるだけでなく、原因をきちんと特定した上で適切な治療をしたいと思っています。 当院では血液検査機器をはじめ、エコーや内視鏡、さらにCTなどを揃え、様々な検査や治療を行えるよう準備しております。飼い主さんが、数ある治療方針から一つを決断した時にできる限り寄り添いたいという思いからです。しかしそういった機器を使用するのも私達獣医師です。やみくもに検査を提案するのではなく、必要な時に必要な検査をし、1つひとつ透明化するよう心がけております。
コミュニケーションを大切に、大切な命を守っていく
最先端の医療機器を活用して負担のない検査をおこなうとは言え、症状を正しく見極めるためには、飼い主さんからいただく情報が欠かせません。診察の際には、こちらから一方的にお話をするのではなく、飼い主さんのお話をよくお聞きし、しっかりとコミュニケーションを取ることを心がけています。大切な家族の一員であり、かけがえのない一つの命を、飼い主さんと一緒に守っていきたいのです。動物たちが、いつまでも元気で、長生きできるように。飼い主さんと情報を共有しながら、彼らの健康を見守っていきたいと思っております。
これから受診される飼い主さんへ
『横浜みどり動物医療センター しょう動物病院』は、JR横浜戦「中山駅」南口から歩いて3分ほどの場所にあります。2021年に現在地へと移転し、病院の規模も大きくなり、それに伴ってできること、提供できることが増えたことはうれしいことですが、とは言え、私たちが地域の動物病院であるというスタンスに変わりはありません。必ずしも病気だけを対象としているわけではありませんので、これまでと同様、気になることがあれば気軽にご相談いただきたいのです。検査結果に異常がみられなくても、これといった症状がなくても、飼い主さんが何かおかしいと感じるときには、何らかの病気が隠れていることがあります。何か気になることがあったときには、どんな小さな事でもかまいません。ご連絡をお待ちしております。
※上記記事は2025年1月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
草場 翔央 院長 MEMO
- 出身地:神奈川県横浜市
- 趣味:ジム
- 好きな本:『ワンピース』
- 好きな映画:『グレイテスト・ショーマン』
- 好きな音楽:洋楽、ディズニーソング
- 好きな場所:桜木町
- 好きな言葉・座右の銘:「誠心誠意」
草場 翔央 院長から聞いた
『犬の気管虚脱』
咳=気管虚脱という認識には陥穽がある
細かく症状を見ていきますと、原発性の気管虚脱の場合、ガーガー、といったダチョウの鳴き声のような症状が主体となります。これに対し、二次性の気管虚脱では、咳が症状の主体となっているものが多いのです。咳=気管虚脱、といったイメージが先行している風がありますけども、その咳が何によって起こっているかを正確に診断することが何よりも重要となります。
グラフで見る『草場 翔央 院長』のタイプ
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穏やかでやさしく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかでやさしく話しやすい先生 | ![]() |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION

横浜みどり動物医療センター しょう動物病院(旧:Sho Animal Clinic)
草場 翔央 院長
横浜市緑区/中山/中山駅
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