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國廣 淳智 院長

ATSUNORI KUNIHIRO

動物たちの一生に寄り添う、町のホームドクター

麻布大学獣医学部卒業後、某動物病院の勤務医として献身を積む。1988年に『MOMOどうぶつ病院』開業。

國廣 淳智 院長

國廣 淳智 院長

MOMOどうぶつ病院

横浜市都筑区/仲町台/仲町台駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ハムスター
  • ●ウサギ

大切な飼い犬を亡くした経験

國廣 淳智 院長

小学5年生のとき、飼っていた犬を病気で亡くしたことがありました。当時その犬のことを兄弟のように感じていたので、悲しくてやりきれない気持ちでいっぱいでした。そんな経験から「動物を救う獣医になりたい」と思うようになったんです。

また、私の父は牛などの家畜の診察を専門とする獣医だったので、子どもの頃から獣医という仕事を身近に感じていました。ただ、私は「人間に寄り添う犬やネコたちを助けたい」という気持ちが強かったので、父とは異なる獣医の道を選びました。生まれ育った高知県を離れ、神奈川県の麻布大学で学び、卒業後は東京都や横浜市の動物病院で研鑽を積みました。

動物にストレスをかけない診察を

國廣 淳智 院長

都筑区仲町台で開業した『MOMOどうぶつ病院』は、今年で22年目を迎えます。看板ネコのカツオが受付でお出迎えするようなアットホームなクリニックです。診察では「動物たちになるべくストレスをかけないこと」を第一に考えています。無理な治療を施せば、動物の自然な治癒力を邪魔することにもなりかねません。彼らとスキンシップをとりながら信頼関係を築くよう心がけています。

例えば、注射を打つときはその子に語りかけながら、どの箇所に打てばストレスを最小限に抑えられるかを探ります。「この子は首よりお尻に打ったほうがいいかな?」、「飼い主さんに抱っこされながらだったら大丈夫かな?それとも、いない方はいいかな?」と一匹ずつ分析します。まぁ、喋ってくれないので実際のところ良いか悪いかはわからないんですけどね(笑)日々の診療で一番幸せだなと思うことは、ワンちゃんやネコちゃんが喜んで当院に入ってくることです。「動物に優しくありたい」と思って診療にあたっていますので、ストレスを感じずに来てくれることはうれしいですね。

車イスのワンちゃんとの出会い

國廣 淳智 院長

つねづね私は「生まれた頃から最期のときまで、動物たちの一生をサポートしたい」と思っています。それが私の信念なんです。

以前、後肢が不自由なワンちゃんを息をひきとる最期のときまで診察したことがありました。その子は後ろ足を動かすことができなかったので、犬用の車イスを飼主さんが用意をしてくれました。すると、うれしそうに車輪を回しながら歩くようになり、毎回自信満々に病院にやって来ました。その姿を見て「この子はよい人生を過ごせているな」と思いましたね。これからも動物の一生をサポートしたいと思いますし、彼らにとって私の存在が少しでも心地よければいいなと願っています。

「ドッグドック」、「キャットドック」でこまめな健診を

当院では定期健診の「ドッグドック」と「キャットドック」を行っています。動物達は何も症状がなく元気にしていても病気が始まっている事があります。病気の初期の段階をとらえるのは大切な事です。大切なペットのためにもぜひ健診を受けていただきだいです。

受けるタイミングとしては、ネコや小型~中型犬なら10歳くらいまで、大型犬なら8歳くらいまでに受けるのがよいでしょう。大型犬は小型犬に比べて、比較的寿命が短いと言われているので、なるべく早いうちに定期健診を受けることをおすすめします。目安として「一年に一回、ワンちゃんやネコちゃんのお誕生日月に受けるといいですよ」と飼い主さんにお伝えしています。

地域の皆様へ

当院は予約制ではなく来院された順番に診察しています。初診の方はホームページに記載されている問診票をご記入のうえ、ご持参いただけますとよりスムーズにご案内できます。

また当院には、スキンケアアドバイザーの資格を持つ動物看護師が在籍しており、皮膚病を患うワンちゃんネコちゃんのための「薬浴」のケアも行っています。気になる症状があれば何でもご相談いただきたいです。飼い主さんと動物たちのために、全力でサポートしていきます。

※上記記事は2020年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

國廣 淳智 院長 MEMO

  • 出身地:高知県
  • 趣味:ドライブ
  • 座右の銘:実ほど頭を垂れる稲穂かな
  • 好きな本:『下町ロケット』『三国志』
  • 好きな場所:山
  • 好きなアーティスト:佐野元春

CLINIC INFORMATION