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突然の眠気に襲われる「ナルコレプシー」とは? 突然の眠気に襲われる「ナルコレプシー」とは?
ナルコレプシーは、過眠症の一つ。緊張する場面でも本人の意思に関わらず眠り込んでしまったり、強い感情の動きが引き金となって倒れこんでしまったりする症状が特徴です。0歳代で発症することが多く、家族内発症も4.3~7.5%にみられることから、遺伝的な素因も発症に関係しますが、後天的な要素も大きいと考えられています。

ナルコレプシーの患者さんには、次に挙げる4大症状と呼ばれる症状が見られます。
①昼間の耐え難い眠気(睡眠発作)
危険な作業や大事な会議、デートの最中など、積極的な参加や緊張感を要する状況でも、本人の意志に関係なく突然眠り込んでしまいます。睡眠発作は30分ほどで自然に目覚め、起きれば気分はスッキリします。
②情動性脱力発作(カタプレキシー)
笑う、喜ぶ、怒る、驚く、興奮するなど、強い感情の動きが引き金になって、全身の筋力が抜けてしまう発作です。発作中、意識はしっかり保たれています。数秒~数分たつと元に戻って、自然に力が入るようになります。
③睡眠麻痺
いわゆる金縛りと呼ばれているものが、健常な人では寝ついてからしばらくして現れるはずですが、寝入りばなや目覚めた直後に起こります。睡眠麻痺は数分以内に自然になくなります。
④入眠時幻覚
睡眠麻痺と同時に起こることが多いものに入眠時の幻覚があります。幻覚は怪しい人影や化け物が危害を加えにくるなど、かなり現実感があり鮮明で恐ろしいものが多いようです。

4大症状は、ナルコレプシーの患者さんによく見られるものですが、4つ全てが現れるのは、患者さんのうち20~25%の人だけです。
https://allabout.co.jp/gm/gc/302299/

●ナルコレプシーは居眠りではない!症状・原因・治療法
上記は『AllAbout|病気・健康』の記事を参照しています。
https://allabout.co.jp/