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「金縛り」科学的な原因や仕組みとは? 「金縛り」科学的な原因や仕組みとは?
気持ちよく眠りたいのに、突然起こる金縛り。強い恐怖感や不安感を感じている方も多いと思います。
今回は、そんな「金縛り」の原因や仕組みについて解説します!
金縛りが起きたとき、本人は目覚めていると意識しています。実際、このときに脳波を調べると覚醒状態を示していますから、頭は目覚めています。ところが金縛り中に筋電図をとると、筋肉は全く緊張していません。身体はまだ眠っている状態なのです。
夢を見ることが多いレム睡眠中も、筋肉は動かないのに脳がかなり活動しています。つまり、このときに脳だけ完全に目覚めてしまうと金縛りが起こるというわけです。金縛りの間は、身体のほとんどの筋肉を動かすことができませんが、目玉やまぶたを少し動かすことができます。呼吸するための筋肉は通常通り働いていますが、胸を圧迫される感じや息苦しさを感じることはよくあります。金縛りは数秒~数分間続きのあと自然に身体が動くようになる人もいれば、他の人に身体を触れられたり話しかけられたり、あるいは本人が強く動こうと思うことで金縛りが終わることもあります。
金縛りの原因については、睡眠の質が悪かったり睡眠時間が不足していたり、あるいは日中に睡眠をとる習慣があると金縛りになりやすいことが分かっています。これは、睡眠の後半に多く現れるはずのレム睡眠が寝ついてすぐに現れてしまうことと関係があります。
金縛りの回数があまりに多く精神的な影響が大きい場合は、治療が必要です。まずは寝室の環境を整えて生活の習慣を見直し、睡眠の質を良くしたり十分な睡眠時間を確保することが大切です!
https://allabout.co.jp/gm/gc/302291/

●金縛りは心霊現象でない!科学的原因・仕組み・対処法
上記は『AllAbout|病気・健康』の記事を参照しています。
https://allabout.co.jp/