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  • メノポハンド

手のこわばりや腫れなどは、更年期の症状である可能性が

メノポハンドとは、更年期が関係する手の症状を指します。閉経を迎えると体のホルモンバランスは大きく変化します。その影響で、手にこわばりや痛み、腫れなどの症状が見られるのがメノポハンドです。
症状を軽減する方法はいくつか挙げられます。「ホルモンの変動によるもの」と申しましたが、具体的には閉経によってエストロゲンの分泌量が減少することが大きな要因と見られています。このエストロゲンを補充することでホルモンバランスを整え、症状の改善を期待する方法がまず1つです。当院では女性ホルモンと似た働きをするエクリオールを推奨しております。また、手の筋肉や関節を柔軟に保つため、軽い運動やストレッチは効果的ですし、お風呂や湿布を使って手を温めたり、逆に冷やしたりすることでも痛みや腫れを和らげることができます。同時に骨粗しょう症を合併している場合などは、骨を強化するために、カルシウムやビタミンDが豊富な食事を心がけるのもいいでしょう。
手の不快感を感じたら、無理せず早めに対策を取ることが大切です。気になる症状が続くようでしたら、早めに医師に相談することをお勧めします。

原 正道 院長
井土ヶ谷整形外科リハビリクリニック
原 正道 院長
横浜市南区/井土ケ谷中町/井土ヶ谷駅
●整形外科 ●リハビリテーション科
  • 大腸がん[直腸がん・結腸がん]

便潜血検査が陰性になることも。40~50歳で一度は大腸内視鏡を

大腸がんは、男性は20人にひとりぐらい、女性は12人にひとりぐらいが生涯でかかるという統計があります。明らかに遺伝性でかかりやすい方もいますが、それ以外ですと欧米系の食事による肉や動物性の脂肪などで増えると言われています。肺がんであれば煙草という明確な原因が挙げられますが、大腸がんの原因は結局のところ体質によるものが多いです。なので、普段の生活に気をつければ完全に原因が取り除けるというものではありません。便潜血検査もすごく大切で重要視されています。しかし、進行がんであれば便潜血検査は間違いなく陽性になりますが、実は早期の大腸がんだと便潜血検査が陽性にならない人が結構います。ポリープがあった場合は1~2年以内には大腸内視鏡検査を受けるべきです。また便潜血検査が陰性だったとしても、ちょっと便秘や下痢が気になる、身近で大腸がんの罹患者がいるなどがきっかけでもいいですし、むしろ何もなくても、40~50歳のうちに一度は大腸内視鏡検査を受けることが何よりの予防策と早期発見に繋がりますよ。

川口 佑輔 院長
かわぐち内科・内視鏡クリニック
川口 佑輔 院長
台東区/浅草/浅草駅
●内科 ●循環器内科 ●消化器内科
  • 脂肪肝

2、30年後に悲惨な経過とならぬよう、今から注意喚起することが求められる

肝機能障害を健康診断等で指摘され、脂肪肝であることがわかるケースが大半です。一般的には高血圧や高脂血症、高尿酸血症などの生活習慣病を合併している方が多く、脂肪肝だけを診るというより、全身に気を配っていく必要があります。脂肪肝が肝硬変に移行した場合、肝機能の低下とともに、黄疸が見られたり、腹水や全身のむくみなどが表れ、合併症として食道の静脈瘤が起こりやすくなり、吐血することも珍しくありません。肝硬変が末期の状態になると、壮絶と申しましょうか、非常に辛い経過をたどることになります。そういうことにならぬよう、できるだけ早期にフォローアップをしていくことが我々には求められてきます。

辛い症状が出始めると、改善に向かうのは難しいのが現実ですが、それ以前に早期に発見し、生活習慣全般を見直したり、運動を取り入れるなどすれば、病気の進行をゆるやかなものにすることは十分に可能です。現在、40代、50代の方にとっては、2、30年後の未来を見据えての治療ということになりますが、いつまでも健康で長生きしていただくために必要なものであることを、今、ご理解いただくことが大切と認識しています。

行徳 芳則 院長
ぎょうとく内科・内視鏡クリニック
行徳 芳則 院長
台東区/浅草橋/浅草橋駅
●内科 ●消化器内科 ●肝臓内科
  • 適応障害

就職・転職・転勤などの環境変化はメンタルに悪影響を及ぼすことも

適応障害は職場内の配置転換や転職といった環境の変化がストレスになり、不安感やうつ症状が現れる病気です。パニック障害と診断されないまでも、極度の緊張状態から動悸やめまいを引き起こしたり、うつ病とは言えないものの気分が落ち込んでしまったり。これらの症状によって仕事をするのが難しかったり、お酒の量が増えてしまったりしている場合は適応障害の可能性があるかもしれません。

治療をスタートする際には、正しい診断と職場に復帰する/しないの判断が重要になります。もしも2~3か月程度の休養を経て職場復帰するのであれば、会社側には労働内容の見直しや部署の変更、復職に向けた環境づくりに取り組んでもらう必要があります。せっかく治療をしても、元の職場にそのまま戻るようなことがあっては、症状が再燃する恐れがあるためです。

適応障害は職場環境が引き金となって発症するケースが多いですが、会社側が社員に売上アップや生産性アップを求めるのは当然のことでもあり、病気を完全に予防することは難しいと言えます。そのためまずは社員である前に一人の人間として「自分の幸せとは何か」を考え、その幸せを大切にしていただきたいと思います。

石垣 達也 院長
おまもりクリニック
石垣 達也 院長
川崎市宮前区/小台/宮前平駅
●精神科 ●心療内科
  • かぜ[かぜ症候群]

医療機関を受診する目安は38℃以上の発熱が12時間以上続く場合

風邪をひくと咳や鼻水が出たり、喉の痛みを感じたり、上気道を中心にさまざまな症状が現れ、腹痛が生じることもあります。風邪はウイルス性疾患の一種であり、細菌を殺す作用のある抗生剤(抗菌薬)は有効ではありませんが、風邪をこじらせて気管支炎などが生じた場合にはこの限りではありません。

お子さんが咳をしたり鼻水が止まらなかったりすると、親御さんとしては「早く治して楽にさせてあげたい」と思われることでしょう。しかし、たとえ風邪の症状があったとしても、早期受診することが、必ずしも早いタイミングで治療できるわけではありません。まず風邪の場合は大半がウイルス性であり、特効薬もないため、症状緩和をしながら自力での回復を待つことが基本になるからです。また熱が出たからとすぐに受診しても、検査のタイミングの問題で正確な診断に結びつかないケースもありますし、発熱後数時間などですと、発熱とのどの痛みなどのごくわずかの初期症状しかない場合も多く、そのほかの感染症の可能性を考えつつも、ひとまず風邪としか言えません。医療機関を受診する目安は38℃以上の発熱が12時間以上続く場合ですが、例えば一度発熱しても翌日解熱していて、状態も元気そうだという場合には基本的に大きな問題はないと考えられます。発熱が髄膜炎や尿路感染などの重大な感染症によるものであったり、感染症とは別の疾患を想起するのは38度以上の発熱が3~4日続く場合が多いです。
そうはいっても心配だという方やひとまず熱を下げたり楽にする薬がほしいという方もいらっしゃるでしょう。そういった方はもちろんいつでも受診いただけます。そのような方のために我々はおります。

佐々木 小百合 院長
LeMon おとなとこどものクリニック
佐々木 小百合 院長
戸田市/新曽/戸田駅
●内科 ●小児科
  • 大腸ポリープ

死因上位の大腸がんは大腸ポリープから。早期発見と切除でリスク減

大腸ポリープとは大腸の粘膜にイボのように隆起した組織のことです。大腸がんは日本人の死因の上位に挙がるもので、ほとんどの場合で大腸ポリープががんへと発展したことが原因です。大腸ポリープは腫瘍性と非腫瘍性に分けられ、数ミリ程度のものから、大きければ3センチ程度のものまで大きさも様々です。腫瘍性のポリープに良性腫瘍と悪性腫瘍があり、悪性は大腸がんへと発展し得るものです。良性であったとしても多くは線種と呼ばれる腫瘍で、経年により肥大化し悪性に転じることがあります。良性の線種の状態、つまり小さいうちに摘出すればリスクも低く摘出できますよ。手術後の制限も比較的それほど厳しくはありませんし、治りも早く転移など他の心配もありません。便潜血検査で陽性、要精密検査となった場合はできるだけ早く大腸内視鏡を受け、処置をしたほうがいいです。しかし大腸ポリープは出血していなければ便潜血検査でも見つからないことも多く、大腸内視鏡検査で初めてポリープが見つかるという例も少なくはありません。なので40歳を過ぎたら、一度は大腸内視鏡検査を受けることをお勧めしています。

西村 大 院長
にしむら内科クリニック
西村 大 院長
さいたま市桜区/西堀/中浦和駅
●内科 ●消化器内科 ●胃腸内科 ●小児科
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