胃の検査を受けても何ら異常が見られない場合
機能性ディスペプシアとは、胃痛やお腹の膨満感などの症状が続き、内視鏡検査をしてもなんら異常が見られないものを言います。この疾患は生活習慣病やストレス等が原因で交感神経と副交感神経のバランスが崩れるために症状が出ると考えられていますが、はっきりしたことはわかっていません。治療としては、生活習慣病の改善や食事等、生活習慣の見直しが前提となり、その上で様々なお薬を用いていくことになります。最近では漢方薬も新たな選択肢として入ってきました。もちろん胃の不快感や膨満感、痛みを感じる疾患は機能性ディスペプシアだけではありません。まずは、早め早めに検査を受けることをお勧めします。
- パイナクリニック祐天寺
- 富松 美保 院長
- 目黒区/祐天寺/祐天寺駅
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