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吉本 博 院長

HIROSHI YOSHIMOTO

お口のトラブルの原因の大半は「噛み合わせ」にあり。根本的な原因にアプローチし、みなさんの幸せに貢献していきたい

鶴見大学歯学部卒業。同付属病院研修医。厚誠会歯科海老名に入職。同医院 院長理事就任。厚誠会歯科本厚木 院長理事。2020年1月21日『Yスマートデンタルクリニック』開業(JR横浜線「矢部駅」より徒歩1分)。

吉本 博 院長

吉本 博 院長

Yスマートデンタルクリニック

相模原市中央区/矢部/矢部駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

気軽に、長くお付き合いしていただける歯科医院を目指して

吉本 博 院長

父は郷里の福井で歯科医師をしていました。診療している姿を何度か見たことがあって、患者さんに感謝される光景をその度に目にしました。“人を治す”職業って、それほど多くないですよね。病気を治し、感謝を受ける。子供心に「いい職業なんだろうな」と思ったのです。
大学卒業後は研修医を経て、神奈川の大手歯科医療法人に入職しました。当時は、いかに早く多くの経験を積めるか、ということに重点を置いていました。そちらの法人は担当医制だったこともあって、早い段階から多くの経験を積めると考えたのです。開業まで長くそちらで診療を務めたのは、直接診療する以外の経験も大きかったですね。大学の延長ではないですけども、先輩や同期の先生から学ぶことも多かったですし、法人としてインプラントなど、その道のスペシャリストの先生を多く招聘していたのです。知識や技術を1つところで学べる点は非常に魅力的でした。
そして2020年1月、『Yスマートデンタルクリニック』を開院いたしました。院内は美容室やカフェをイメージした造りとなっています。昔からインテリアに興味があったこともありますが、ここで治療を受けたい、ここで仕事をしたいと思えるようなイメージでこの雰囲気に仕上がりました。

「噛み合わせ」という根本的な原因にアプローチする診療

吉本 博 院長

最寄りの矢部駅周辺にお住いの方が中心ですが、それに加えて以前の勤務先であった海老名や本厚木、また遠方では秦野やそれから山梨からも患者さんがお越しくださっています。特に遠方からの患者さんについては、私が噛み合わせに注力した治療を提供していますので、それを頼りに来院いただいているのではないかと思います。

むし歯や歯周病はもちろんのこと、顎の痛みなどお口周辺のトラブルは、そのほとんどが噛み合わせに起因すると考えています。歯は縦方向の力には強いのですが、横からの力(側方力)には弱い面があり、歯が揺さぶられ、”ひずむ”ために知覚過敏や噛むと痛い、などの症状が現れます。よく、歯と歯の間にむし歯ができることがありますよね。「フロスが十分できていませんね」と言われるものです。フロスによる清掃は確かに大切なのですが、それ以上にこのケースでは側方力が及ぼす影響が大きいと考えられます。歯がひずむと歯と歯のコンタクト面に影響が及び、そこに細かな亀裂が入り(マイクロクラック)、むし歯になってしまうのです。詰め物が取れた、などの要因もそのほとんどがこの力によるものです。清掃などの表面的な問題に着目するだけではなく、より深い要因である噛み合わせを整えてあげることが重要です。

見えない世界をわかりやすく。その先の予防歯科につなげていく

吉本 博 院長

噛み合わせはあらゆる分野に関わるものですので、力を入れてる分野は?と問われても難しいものがあります。しかし、その診断に関わるCTやマイクロスコープは重宝していると言えるでしょう。従来のレントゲンは二次元的な画像ですので、例えば歯の根が重なっていると判別が難しくなります。それに対してCTは立体的に断層を捉えることができますので、そうしたケースでも診断が可能なのです。マイクロスコープについては、破折やマイクロクラックなどの診断を容易にします。なにより、その画像(動画)を患者さんにご覧いただける点は大きいですね。破折やマイクロクラックは拡大鏡でも見ることはできますが、私たちが見えているだけでは意味がありません。患者さんに伝わってこそ意味がありますので、その点でもマイクロスコープは欠かせないツールと言えるでしょう。

治療への理解があってこそ、その先の予防歯科につながっていきます。当院では微粒子のパウダーを歯面に吹き付け、着色やプラークを取り除くエアフローをおこなっています。以前に用いていた機器は噴射時に若干の痛みを感じることがありましたが、新しく導入したタイプはそうした不快感が大幅に軽減されています。PMTCは多くの方に根付いてきたように思います。噛み合わせが整っているかどうかをチェックするとともに、良い環境を恒久的に維持できるよう、今後は予防歯科の普及に一層力を入れていきたいと考えています。

治すとは? 本当の意味で人を救うには

もう1度職業を選べるとなれば、やはり歯医者さんを選ぶと思います。とはいえ、そう思えるようになったのはそれほど昔のことではなく、以前は今ほどの充実感を感じていませんでした。歯科医師としてできることが増えてくると、上手くいく人も増えてきますが、症例をこなせばこなすほど、上手くいかない人が増えてくるようになっていました。ちゃんと作っているのに、なぜこのセラミックは割れるんだろう、原因らしい原因はないのに、なぜこの人は痛みを訴えるんだろう……。ほんの数年前まで、こうした悩みがつきまとっていたのです。歯科医師としての将来にも悩みを抱えていた頃、当時、分院長を務めていたクリニックに、ひょんなきっかけである先生が診療に加わってくれることになりました。その先生は「噛み合わせにくわしい」という評判でしたので、以前から原因不明の痛みを抱えた患者さんを診ていただいたところ、すぐさま「これは噛み合わせだよ」と仰ったのです。その場で調整もしていただいたのですが、正直、その場では仰ることを信じることはできませんでした。しかし、翌週になってまたその患者さんがいらした時に、「痛み全然なくなりました」と笑顔になっているのを見て、考えが根底から変わりました。それから先生に教えを請うようになり、すべてが変わっていったのです。
私はその先生と出会ってから、ようやく本当の意味で歯が治せるようになりました。あの出会いがあったからこそ、この仕事は本当に人を救うことができる、素晴らしい仕事と思えるようになったのです。

これから受診される患者さんへ

様々なところに行ったけれども痛みが取れない、問題が解決しない。そうした方々を救うことに私は自身の存在意義を感じています。お口のことで悩みを抱えている方は、どうぞお気軽にご相談ください。歯科を通じて、お口の健康に、そして皆さんの幸せに貢献していきたいと思っています。

※上記記事は2024年8月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

吉本 博 院長 MEMO

  • 出身地:福井県
  • 趣味・特技:ギター、テナーウクレレ、ゴルフ
  • 好きな観光地:沖縄、ハワイ

グラフで見る『吉本 博 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION