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田村 大 院長

DAI TAMURA

治療する場所だけではなく歯を守っていく場所。そんな歯科医院でありたい

神奈川歯科大学卒業。神奈川県内の複数の歯科医院に勤務したのち、2013年9月に『たむら歯科』を開業(JR東海道線「茅ヶ崎駅」より徒歩1分)。

田村 大 院長

田村 大 院長

たむら歯科

茅ヶ崎市/幸町/茅ケ崎駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●訪問歯科診療

歯科技工士の父の影響を受け、歯科医師の道に

田村 大 院長

祖父が歯科医師、父が歯科技工士でした。実家が歯科技工所を営んでおり歯科の模型に触れる機会も多かった事が影響しています。父の仕事である歯科技工士の道に進むことを考えたこともありましたが、患者さんと直接コミュニケーションがとれる仕事として歯科医師を選びました。

『たむら歯科』は2013年9月に開院いたしました。それ以前に茅ヶ崎で往診をしていましたので、その患者さんを続けて診ていきたいと考えてのことでした。現在地へと移転したのは2022年のことです。ありがたいことに多くの患者さんにいらしていただけるようになり、設備の拡充を企図してのことでした。クリニックは階ごとに予防と治療とでゾーンを分けた形になっています。バリアフリーでエレベーターの用意もあり、ご不便を掛けることはないと考え、予防と治療でゾーンをはっきりと分けたほうが患者さんもわかりやすいと考えたのです。

歯を守っていく場所にしていきたい

田村 大 院長

当院は予防を軸に据えた歯科医院です。開業する前は、山形の予防で著名な先生がおられ、そちらに何度か足を運んで勉強を積ませていただき、スタイルを踏襲した形となります。
私の場合、父が歯科技工士ということもあって、元々はインプラントや被せ物などを扱う補綴に興味を持っていました。メンテナンスをしないと補綴物は長くは持たないということに気づき、予防に特化したプラットフォームを作ることが肝心と考え、開業した経緯があります。
特徴としては、まず詳細な資料を採取することが挙げられます。例えば口腔内写真であれば、定まった規格の写真を12枚撮っていきます。これは定期的に撮っていくもので、サイズが定まっているからこそ、年次の変化を客観的に比較できるのです。レントゲンや歯周病の検査についても同様で、細かな資料を定期的にとっていくことで、お口の状況が把握しやすくなります。
また当院のクリーニングは1時間という枠をとっており、歯科衛生士が拡大鏡を用いてチェックやクリーニングを行なっています。小さなむし歯などは、クリーニングの最中に気づくことが多いのです。程度が軽いうちに気づいて適切に処置を行うことで、歯へのダメージを最小限にできます。

予防治療につなげていくための、精密な歯科治療

田村 大 院長

予防が軸としてありますが、その前提として、治療になってしまうことが出来るだけ少なくなるように、またもしなったとしても、最小限の介入で済ませられるようにしたいと考えています。そのため、当院では拡大鏡やマイクロスコープを用いた精密な治療を心がけています。精密な治療を成すにはツールも重要ですが、論文やガイドラインに出ているようなプロトコール(手順)を理解し、それに基づいた治療方法の徹底も求められます。例えば当院では、ラバーダムと呼ばれるゴム製のシートを患部周辺に被せて処置を行っています。お口の病気は感染症によるものですから、治療中もいかにして細菌の流入を防ぐかが鍵となってきます。ラバーダムは主に根管治療の際に用いられますが、こちらではセラミックをセットする際も使用しています。セロテープなどもそうですが、接着面が湿っていると貼りづらいですよね。セラミックも同様で、いかにして防湿をするか、といことが治療の成功を分ける要素となるのです。
出来るだけ精密な治療を行い、その先の予防につなげていく。予防と並んで重要なことと認識し、日々の治療に臨んでいます。

患者さんにご満足してお帰りいただけるよう心を尽くす

治療の工程ごとに写真をお撮りし、ご覧いただくようにしています。術前、そしてむし歯を取り除いた状態、そして最後に詰め物をした状態といった具合です。わかりやすい用語を用いて説明すると同時に、ビジュアルで客観的に理解していただきやすいようにと考えています。

クリーニングは1時間の枠を設けるとお話しましたが、患者さんとしっかり話す時間を取るということも大切です。バタバタしていたり、周りがうるさいと、患者さんも気軽に聞きにくい面があるでしょう。私たちの仕事は、患者さんと長くお付き合いしていくものですから、1回1回の診療にご満足いただき、くれぐれも患者さんが不快な思いをすることがないよう、気を配っていくことが大切です。院内はカフェをイメージしたデザインにもなっており、落ち着いた環境で、些細に思われるような事も、何でもお話いただけるような雰囲気を作っていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

痛くなってから歯科医院を見つけようとすると、予約が取れなかったり、落ち着いた対応ができなくなるケースもありますので、どうぞ痛くなる前にかかりつけの歯医者さんを見つけていただくことをお勧めします。自分の信頼できる先生を見つけていただきたいのです。できる限りご自分の歯で一生暮らしていけるよう、私たちと一緒に歯を守っていきましょう。

※上記記事は2025年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

田村 大 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 出身大学:神奈川歯科大学
  • 趣味・特技:ゴルフ、スキー
  • 好きなこと:食べ歩き
  • 好きな場所:海
  • 座右の銘:「一期一会」

田村 大 院長から聞いた
『矯正歯科治療』

将来のリスク軽減のためにも、小さい頃から歯医者さんに相談を

大人になって歯並びを治すとすると、一般的には歯を抜いて矯正することが少なくありません。成長段階にある小児のうちに矯正をスタートするメリットがそこにあります。骨の成長を利用し、かつ顎の骨を健全な発達に導くことで、将来、矯正が必要になった場合も抜歯をする必要がなくなったり、あるいは矯正をせずともきれいに歯並びが整えることが可能になるのです。

日本人は欧米に比べ、歯並びが悪い人が多いと言われます。歯並びが悪いと噛み合わせにも不具合が生じてきて、一部分に強く当たり過ぎることで歯が欠けてしまったり、むし歯や歯周病が起こりやすくなります。また、歯と歯のスペースに余裕がないと、歯を支える骨が失われることがあり、これも歯周病が進んでしまう1つの要因となります。

矯正というと、「見た目の治療」とイメージされる方も多いかもしれませんが、しっかりと咀嚼ができ、後々のリスクを軽減するという意味でも非常に重要な治療と言えるでしょう。

グラフで見る『田村 大 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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