マイデンタルオフィス

品田 悠太 院長への独自インタビュー

幼い頃を過ごした馴染み深い場所で

叔父が歯科医師でした。同居していたおばあちゃん家に遊びにいくと、叔父がよく遊んでくれていたんです。そのオフの時の叔父と、診療している叔父は見事なくらい違っていて、「かっこいいな」と思ったんですね。今振り返りますと、私が歯科医師をめざしたのは、“歯医者さん”である叔父に憧れてだったのかもしれません。

大学卒業後、海老名市内の歯科医院で修養に努めました。技術はもちろんですが、そこでは社会の中での歯科医師の役割というものを教わったような気がします。自分に合った歯医者さんになかなか出会えないという方は多くいらっしゃいます。そうした方々に私たち街の歯医者はどう接するべきなのか。今回、独立してみて、自然にそれが身に付いていたのだと思っているところです。

2021年7月に『マイデンタルオフィス』は開院いたしました（東急田園都市線「藤が丘駅」より徒歩3分）。私が生まれる前まで、家族は藤が丘に住んでいました。藤が丘には親戚もおり、子供の頃はよく遊んでいたのです。開業するなら馴染みの深い場所でやりたい。そう考えていた私にとって、本当に得難い場所を得られたと感じています。

歯の寿命を延ばしていくことを使命として

歯の寿命を延ばすこと、予防歯科に力を入れていきたいと考えています。これまで診療を続けてきて思ったことが、歯医者さんでどこをどう治療したのか、自分のお口がどういう状態なのかをご存知ない方が少なくないという事実です。そもそも、虫歯になってしまうのは歯みがき以外にも様々な原因があります。実際、毎日歯をみがいて、定期検診を受けていても毎年虫歯になる方はいらっしゃるのです。私としては、そうした方々をなんとかしたいと思っており、自分のお口の中の状態を知ることがその第一歩となります。

私は「一般社団法人 歯の寿命をのばす会」の会員です。会では広く「歯の寿命を延ばすこと」について啓蒙活動をおこなっており、当院でも患者さんにお配りしています。例えば、「フロスを使うようになった」ですとか、そうした声を患者さんから聞きますと、我が事のように嬉しいものです。積極的に情報を配信し、歯の価値観というものを再認識していただければと思っています。

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