塩本 仁美 院長
HITOMI SHIOMOTO
「来て良かった」と思える歯科医院へ
東京医科歯科大学卒業。2020年11月8日に『ぐみの森歯科医院』を開院(「新道大坂上停留所」より徒歩4分、「細田停留所」より徒歩8分)。
塩本 仁美 院長
ぐみの森歯科医院
横浜市戸塚区/汲沢町/戸塚駅
- ●歯科
- ●小児歯科
- ●矯正歯科
- ●歯科口腔外科
火曜日・木曜日は21時までの診療
文房具が大好きで、文房具メーカーに勤めることを夢見ていた時期もありました。でもその一方で、医学への興味も尽きなかったんですね。父が歯科医師で、兄も医師の道に進み、家には解剖書がずらり。その環境に育ち、「手に職をつける」ことを勧められたこともあって、この世界に進むことを決めたのです。
大学卒業後は東大病院の口腔外科にて研修させていただきました。将来は父の跡を継いで開業医になることを視野に入れていましたから、それ以前に学ぶべきことを身につけたいと考えての選択でした。口腔外科では口腔がんや舌がんの診断・手術までを扱います。この症状は疑うべきなのか、あるいはすぐに送るべきなのか。症例を見ていないことには難しい判断技術をこの時期に身につけられたことは、非常にありがたいことと思っています。
父が院長を務めていた長谷歯科医院を継承する形で2020年11月8日、「いい歯の日」に『ぐみの森歯科医院』は開院いたしました。始まりの日はずっと残っていくものですから、大安の晴れがましい日に開業ということになったのです(笑)。当院は火曜日と木曜日は、21時まで診療をおこなっています。父の診療を手伝っていた頃もその時間を開けていたんですね。お仕事帰りの方に好評でしたし、急患の方への対応もできるということで、今後も続けていきたいと思っています。
「来て良かった」と思っていただける歯科医院に
「来て良かった」と皆さんに思っていただける歯科医院を目指していきます。そのためには、患者さんの希望を汲み取り、そこに寄り添っていくことが大切です。歯科医師としては、歯がなければそこに歯を入れたいと思うし、虫歯があれば削りたくなってしまうもの。でも、患者さんの主訴は必ずしもそこにはないかもしれません。歯を白くきれいにしたいだけかもしれないし、削らずできるだけもたせることをご希望かもしれない。医学的に正しいことであっても、それが独りよがりの治療になってしまっては意味がありません。ですから、その人が解決したいものが何かということをきちんとヒヤリングした上で、その希望にできる限り添えるようにと思っています。
一方で、専門家として長期的な予後を考えていく責任が私たちにはあり、将来におけるリスクを伝える義務もあると思っています。今は大丈夫でも、10年以内に大変なことになることが予見されるなら、それをしっかりとお伝えする。その上で、治療を希望されるかどうかは患者さんの判断を待つことになります。専門家として伝えるべきことを伝え、その人が最後の最後まで困らないよう親身に寄り添っていける歯科医師でありたいですね。
わかりやすく丁寧な説明を心がけて
患者さんにご満足いただくには、すべてを知った上で選択していただくことが大切です。例えば被せ物1つとっても、保険の銀歯から自由診療のセラミックまで多種多様なものがあります。よく「気づいたら銀歯が入っていました」とおっしゃるのを聞きますが、それは本来あってはならないことだと思うんです。もしかすると、その人の主訴は、ただ治すのではなく、見た目もきれいにすることかもしれません。歯科の治療の多くは不可逆的なものです。1度入れてしまうと取り替えるのは大変ですし、歯を無為に傷めることにもなってしまいます。患者さんが納得して選択していただけるよう、わかりやすく丁寧に説明することが重要と考えています。
長期に渡って健康なお口でいただくために
虫歯ができたから治療して終わりではなく、その後にトラブルが起こりにくい状態に持っていくことが大切です。メンテナンスしやすい被せ物や詰め物をすることもその考えに基づくものですし、そもそも何が原因で疾患が起こるのかを把握してご理解いただくことも重要です。
当院では唾液検査を導入しており、唾液中に虫歯や歯周病のリスクが高い菌がどれくらいの割合でいるかを計測し、それに基づいた治療も提供しています。そもそも、歯の色を見れば、その人が間食をよく口にされているかどうかまでおおよそ推測ができるものなんですね。食べるときは食べる、食べないときは食べない。唾液が正常に機能を果たすためには、メリハリをつけることが重要なのです。
知識があれば予防は可能ですし、その上で選択されるのは自由でしょう。でも、知識がなければ、その選択肢すら生じないわけです。その人の将来も考え、必要な知識を提供する役割も果たしていければと思っています。
これから受診される患者さんへ
院内はカフェをイメージしたつくりとしました。父の歯科医院が「ザ・歯医者」という趣で、入口をくぐった段階で泣いてしまうお子さんもいたんですね(苦笑)。最初の段階からハードルを高くしてしまっては元も子もないと思い、「可愛さ」を意識したデザインになっています。歯医者さんで怒られた経験を持つ方は少なくないでしょう。それは決して昔のことではなく、今でも、例えばお子さんの歯みがきが十分でないと指摘され、怒られた経験を持つお母さんは少なくないと思われます。私も二児の母ですから、痛いほどその気持ちはわかります。子供は嫌がるのが普通で、忙しい中みがくのは大変なことなんですよね。「間違ってなんかない。明日からも頑張ろう」。同じ立場にあるものとして、そう思っていただけるようなお声掛けをしていければと思っています。
歯が悪いことはわかっているけど、「もう行ってもどうしようもない」と思っている方が少なからずいらっしゃるようです。早い方が選択肢があることは確かですが、かと言って遅すぎるということはなく、今より良い状態にすることは十分に可能です。気後れされる必要はないのです。当院はリラックスしていただける仕掛けを各所に施してありますので、まずはそれを楽しみにご相談にいらしていただければと思います。
※上記記事は2020年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
塩本 仁美 院長 MEMO
- 出身地:神奈川県
- 趣味:ダンス、写真、カフェめぐり、文房具
- 好きな本:『潮騒』『豊饒の海』(三島由紀夫)
- 好きな映画:ミュージカル映画/『ラ・ラ・ランド』『キャバレー』
- 座右の銘:「意志あるところに道は拓ける」
- 好きなアーティスト:ノラ・ジョーンズ、ブルーノ・マーズ、Official髭男dism
- 好きな場所・観光地:ドイツ
グラフで見る『塩本 仁美 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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ぐみの森歯科医院
塩本 仁美 院長
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