金沢文庫 片山歯科

片山 哲孝 院長への独自インタビュー

心から楽しいと思える仕事に就けたことを幸運に思い

私は1992年よりここ金沢文庫で患者さんを診させていただいています。おかげさまで口伝いに評判を呼び、多くの皆様にご利用いただけるまでになりました。
私には1つ、ポリシーがあります。もし、自分が患者になった時の事を考えて嫌な事はしない。それは、しっかりと治療内容を説明してもらい納得のいく治療をしてもらう事と、ここまで当院を育てていただいた患者さんに目に見える形でご恩を返していくということです。当院は保険診療をメインで行っていて自費診療は全体の2割ぐらいです。私は保険診療でも自費診療と変わらない水準の治療を提供させていただいているという自負を持っています。そしてそれを可能にする各種設備は、世界の基準に照らしても最高のものを導入しています。私にとって歯科治療とは生き甲斐そのものです。この仕事に巡り会えたことを大変幸運に思いますし、だからこそ歯科医療を通じて皆様にご恩を返していきたいのです。

障害を持つ方の治療に生きがいを見出して

私はこれほど楽しい仕事は世の中にないと思っています。なぜこの仕事を楽しいと思うか。それは、私を待ってくれている方がいるから。特に障害を抱えた方については、私しか治せないケースが多くあると自負しています。
例えば、自閉症や発達障害を抱えた方です。大学病院に連れていくと全身麻酔が必要となりますし、ネットで身体抑制を用いた場合、その後のトラウマを解消するのは非常に難儀なものになります。私のアプローチとしては、その子と友達になるところからスタートします。自閉症の子は、自分が関心のないものについては目も合わせてはくれません。しかし、一旦目が合えば心を開いてくれますから、そうなればできない治療はなくなるのです。まだ小さなお子さんの場合、歯科医院に来て泣いてしまうことが親御さんにとっては大きなハードルとなるでしょう。当院であればそのハードルが1つ確実にとれるわけですから、そのアドバンテージは非常に大きいのではないでしょ うか。 1992年の開院以来、これまで多くの障害を持つ方の治療を担当してきました。中には30歳を越えて結婚され、「先生のおかげで虫歯、1本もないよ」と声を掛けてくださる方もいらっしゃいます。それはもう、歯医者冥利につきることです よね。さらに自閉症のお子様のお母様がグーグルマップのクチコミに実名で書込みをしていただき、歯医者で良かったと思います。

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