清水歯科クリニック
横浜市金沢区/能見台通/能見台駅
- 歯科
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清水 伸宏 院長への独自インタビュー
中学時代の負の体験で歯科医師を志す
中学3年の時です。当時治療を受けた歯医者さんが名医だったから…と言いたいところですが、真逆でしてね。自分が「こうしてくれればいいのにな」と思ってしまうような事の多い診療でした。
虫歯が痛くて訪れた訳ですが、なにしろ口を開いた途端、たいした説明もせずに治療を始めた。こっちは口の中で何がおこなわれているのか不安と恐怖でたまらなくて…。ま、治療自体はさほど問題はなかったですが、万事がこんな具合でして、おまけに診療室だって、さぁ、これから辛い治療が待っているぞみたいな雰囲気でしょう。こりゃ、子供だろうが大人だろうが歯医者嫌いが多いのは当たり前だと実感して、よし、じゃ、僕が理想的な歯科医になってやろうじゃないかと思い立ったのです。
結局、自分で言うのもなんですが、初志貫徹で歯科系大学に進学。卒業後はそのまま医局に残り、主に歯周病の研究や治療に携わったのち、1994年に当院を開きました。
家族ぐるみで通える歯医者でありたい
あえて住宅が広がるこの地で始めたのには意味があります。地域に根ざした、お口の健康を守るホームドクターになりたい。こうした思いからです。住宅地だからこそ、家族ぐるみの診療が可能だと言うこともその理由でした。子供の患者さんにしてもお母さん、お父さんが通っている歯医者なら安心できるでしょう? 親御さんだって、同じですよね。これも件のトラウマから学んだことですね。
さて、場所は決まった。次は施設となりますが、こちらにも相当に配慮しました。歯医者に馴染みのない方に伺うと、診療室に入った途端に充満する歯科医院特有の薬剤臭がダメだという声が意外に多いんですね。そこで、当院では臭いの元になる薬剤は一箇所のガラス棚に集め保管しており、さらに内部には廃気ダストを設置しています。お陰で、歯医者さん臭さはほとんどないと思います。
もちろん、ユニット(診察台)もリラックスできる最新の物を使用していますが、すぐ側には付き添いの方の席も設けています。これでお子さんの患者さんの不安は相当に解消されるんです。また、逆に親御さんが患者の場合、お子さんは待合室にいるのではなく、こちらに座っていれば、ああ、歯医者さんは怖くないんだと学んでもらえます。歯医者アレルギーを早い時期に無くしておく事は、今後、予防歯科の大切さを抵抗なく理解してもらう上でもメリットがある。付き添い席は重要な場所なんです。
治療面に関しては、とにかく事前に患者さんとの対話を大切にしています。訴えられる症状を受け止めて、原因や治療方針をしっかりと説明し、納得していただいたのちに治療を始めます。口を開けた途端、いきなりガリガリなんて決しておこないませんから、ご安心ください。
治療時における痛みの対処にも重きを置いています。例えば、麻酔にしてもコンピュータ制御による穏やかな手法により、今までと比べ格段に痛みが軽減されています。当院はこうした最新機器も積極的に取り入れて、より快適な治療の提供を心がけています。