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池田 亜紀子 院長

AKIKO IKEDA

地域で愛されて80年。むし歯・歯周病から入れ歯の管理まで、患者さんの健康維持の手助けを

昭和大学歯学部卒業後、大学院にて補綴(ほてつ)科を学び医局へ。
その後、総合診療歯科講座に異動し、歯科医師臨床研修プログラムの副責任者を務める。日本補綴歯科学会専門医・指導医
2019年4月、『北村歯科医院』院長に就任(JR保土ヶ谷駅より徒歩16分)。

池田 亜紀子 院長

池田 亜紀子 院長

北村歯科医院

横浜市保土ケ谷区/岩崎町/保土ケ谷駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科

バイオテクノロジーへの関心をきっかけに歯科医療の分野へ進む

池田 亜紀子 院長

もともと私はバイオテクノロジーに興味があったんですが、歯科医師をしていた父のすすめもあり、この道を目指すことにしました。昭和大学歯学部を卒業後は大学院に進学。補綴(ほてつ)科で学び、出産を挟みながら医局にも在籍しました。専門として学んでいた補綴(ほてつ)という分野は、人工物で失った歯を補うという歯科診療です。大学院生時代は同時に病理という細胞を扱う研究も同時におこない、とても楽しんで学ぶことができたと思います。2006年には新たに設立された総合診療歯科に異動して、病院の歯科医師臨床研修プログラムの副責任者となり、臨床実習から臨床教育まで11年間務めました。その後、父が診療をしていた北村歯科医院を継承することを決め、2019年4月クリニックを改装しオープンしました(JR保土ヶ谷駅より徒歩16分)。

祖父の代から80年以上地元で愛されるクリニック

池田 亜紀子 院長

北村歯科医院は、祖父の代から80年以上この地で診療をしています。2019年4月から内装や機器をリニューアルしました。改装を機にレントゲンをデジタル化し、治療ユニットは1台入れ替え、滅菌器も最新のものを導入しました。
私で3代目になる当院ですが、昔から通ってくださる方も多くとてもありがたく感じますね。診療科目は一般歯科・小児歯科・予防歯科・審美歯科。患者さんは比較的ご高齢の方が中心ですが、近隣には小学校もあり親御さん世代の方やお子さんもいらっしゃいます。最近は歯の健康維持に対する意識が高い方も多く、むし歯で来院するお子さんは意外と少ないんですよ。学校の歯科検診がきっかけで相談にみえる方が多いのですが、むし歯よりも歯並びの問題などについて指摘され受診されるお子さんの方が多くなっています。お子さんから大人の方まで歯の健康維持を手助けする、地域のかかりつけ医でありたいと考えています。

力を入れていきたい入れ歯の治療

池田 亜紀子 院長

私が専門として学んだ補綴(ほてつ)という分野は、歯を失った方に向けた歯科医療です。人工物による義歯や入れ歯と言えば分かりやすいかも知れませんね。患者さんにご高齢の方が多いこともあり、今後もこうした義歯や入れ歯に関して力を入れていきたいと考えています。
今は入れ歯一つにしても、バネのないタイプなど色々な種類のものが開発されています。しかし、当院では見た目や単なる使いやすさだけでは入れ歯をお作りしません。入れ歯の役割は食べるための機能と同時に、残った歯を守るということもあるからです。最初の設計段階で間違ってしまうと、残った歯を駄目にしてしまうことにもなりかねません。ですから当院では入れ歯は小さく作るのではなく、噛みあわせに配慮して口の中で動かないことを最も大切にしています。入れ歯の種類も専門家からの視点で患者さんのお口に適したものをおすすめしています。
また、入れ歯は一度作ってしまうと、歯科医院でメンテナンスをする方は意外と少ないものです。
メンテナンスの周期は人により変わりますが、総入れ歯であれば作った後半年に一度、部分入れ歯の場合には残った歯とのバランスもありますが、できれば3カ月に一度はメンテナンスに通っていただきたいですね。

患者さんのことを知り、歯科医療に活かしたい

診療で最も大切にしたいのは「患者さんのことをよく知る」ということです。患者さんのことがよく分かっていなければ、良い歯科医療はできないというのが私の考えです。
良い歯科医療とはどういうものでしょうか。それはしっかりと食べられる口内環境を作るということです。普段は意識しませんが、口から好きなものを食べられることは、実はとても幸せなことです。そして食事がしっかり取れることで、外出を楽しむなど元気で幸せに過ごせる時間も増えます。健康な生活には歯が健康であることが必要不可欠なんです。
歯が健康な方にはメンテナンスを中心とした予防歯科で「歯を残す」「新たな病気を発生させない」ことを目指します。歯は一度抜いたり、削ったりしてしまうと元に戻すことはできません。ですから、当院にみえる患者さんにはメンテナンスの重要性をお伝えしたいと考えています。そして、残念ながら歯を失ってしまった方に対しては入れ歯など人工物でできるだけ良い状態で噛めるようにしてきます。1~2本歯がなくなってしまっても、日常に支障はありませんが、きちんと治療し、補綴することで残存歯への負荷を防ぎ歯列の連続性や咬合の安定を図ることは、実はとても大切なことなのです。また、メンテナンスをすることで、歯科治療にお金も時間もかけなくて済むというメリットがあります。
患者さんのお口は千差万別、1人1人違います。生活環境や食事など生活スタイルは違いますので、お口のメンテナンスや必要な治療・時期も違ってきます。患者さんの食生活や嗜好品も考えて口内環境を作らなくてはいけません。この地域で開院する歯科医院として、少しずつでも時間をかけて患者さんのことをよく知っていきたいと思っています。患者さん1人1人の生活に合ったお口の環境を提供できるドクターでありたいですね。

これから受診される患者さんへ

歯に最適な健康維持方法は年代により変わります。お子さんであればむし歯の予防、ご高齢な方であれば、歯ぐきの健康や歯根の健康維持といった具合に注意するポイントも変わってくるんです。昔と違い、歯医者は「痛くなったら来る場所」と考えていると将来残せる歯も残せなくなってしまいます。ですから痛くなってからではなく、定期的に、あるいはちょっと歯の具合がおかしい、心配なことがある……といった時点でご相談に来ていただければと思っています。治療ではなく予防のために通う、という意識を持っていただきたいですね。お子さんの場合には親御さんが気をつけてあげて欲しいと思います。
むし歯・歯周病にしても、入れ歯にしても、口の中の健康は毎日の食事や全身の健康にも繋がっています。当院はお口の治療・メンテナンスを通じて健康維持のお手伝いをさせていただきたいと考えています。また、お使いの入れ歯が噛みづらい、ちょっと合わない気がすると感じた時点でご相談ください。調整などもさせていただきます。お口のことで気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

※上記記事は2019年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

池田 亜紀子 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:鉄道(ゆるい乗り鉄です)
  • 好きな本:海堂 博、池井戸 潤
  • 好きな言葉・座右の銘:明日死ぬつもりで生き、永遠に生きるつもりで学べ
  • 好きなアーティスト:嵐、SMAP、クラシック
  • 好きな場所:自宅

グラフで見る『池田 亜紀子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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