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渡邉 彩子 院長

AYAKO WATANABE

幅広い世代の患者さんに家族のように寄り添う診療

鶴見大学歯学部卒業。横浜市内の開業医で勤務後、2015年に『Ayaデンタルクリニック』を開院(横浜市営地下鉄「岸根公園駅」より徒歩3分)。

渡邉 彩子 院長

渡邉 彩子 院長

Ayaデンタルクリニック

横浜市港北区/篠原町/岸根公園駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●訪問歯科診療

歯科医師として皆さんの助けになりたいという思いから

渡邉 彩子 院長

もともと鶴見大学付属中学校に通っていて、大学進学後の学部はどうしようという時に、歯学部に決めたのが私の歯科人生の始まりでした。母が老人ホームで働いていたのですが、その姿を見たり話を聞いたりしているうちに歯周病ケアなどの必要性を感じたことと、私の祖母も寝たきりで歯に問題があることを感じていたので、そういう方々の助けになりたいと思い、歯学部への進学を決めました。そこから臨床で患者さんと話すようになって、自分が患者さんとお話しすることがとても好きなんだということに気がつきました。やはり口の中を診せていただくというのは親しくなりやすいと感じており、そういったことが自分には向いているんだろうなと思ったんです。その後は、研修医の時期に半年を大学病院、もう半年を開業医のもとで研修するのですが、その開業医の先生にお誘いいただいてそのままそこに就職しました。3年ほど働かせていただきました。いずれは自分でクリニックをやっていきたいという気持ちはずっとあって、苦労するなら若いうちだということと、自分のこれからのライフプランを考えるとそろそろだなと思ったので、2015年に『Ayaデンタルクリニック』を開院しました。29歳の時に開院したので、特に女性の中では比較的早い方だと思います。若かったのもあって、いざ開院するとなった時には本当に大変でしたけれど。前日は不安で泣いていましたね(笑)。でも開院してからは毎日患者さんに会えることが嬉しくて、とても楽しくなりました。クリニックが忙しい時は受付もお会計も自分でやっているのでその場で世間話なんかをしたりして、電話も声でどの患者さんかわかるんです(笑)。治療室に入ってしまうと患者さんは口を開けていますからそんなにお話しすることができませんからね。そうして最初にグッと患者さんとの距離を縮められたのはよかったなと思います。

祖母の家のように落ち着ける空間、徹底的な衛生管理

渡邉 彩子 院長

開院するにあたっては、自分が歯科医師を目指すきっかけとなったご高齢の方が多い街であることと公園に近い物件がいいなと思っており、ここ岸根公園にぴったりの物件が見つかったんです。内装は和風にデザインしました。というのも私の実家が和風の雰囲気で、祖母の家も昔ながらの造りで、その中で育ったのですごく安心できていいなと感じていたんです。デザイナーさんをいれずに設計士さんと相談して考えました。患者さんからも「歯医者さんに見えない」や「和風の方が落ち着く」というお褒めの言葉をいただきました。お手洗いは特によくお褒めいただくのですが、これは遊び心で母がデザインした部分もあるんです。お子さんにも喜んでいただけているので、ご来院の際はちょっと覗いてみてください。
設備としては、自分が治療されるとしたらやはり徹底的に衛生面が管理されていないと嫌なので、大切な患者さんたちを治療する環境や機器は常に清潔にしています。例えばクラスBオートクレーブ「リサ」です。これは日本より厳しいヨーロッパ基準で 「あらゆる種類の被滅菌物を安全に滅菌することができる」とされています。今までの歯科で使用されている滅菌器よりもさらに厳しく、医科で使用されている大型滅菌器の規格に準じ、歯科で使用できるようにコンパクトにしたもので、この近辺の歯科での導入は当院が初めてです。
CAD/CAMも導入しています。スキャンで模型を読みとり、コンピュータでデザインを作成、ミリリングマシンで切削・加工して技工物を製作する機器なのですが、被せ物、部分的な詰め物などがもうここで出来てしまうので、また1週間後に来なきゃいけないということがないので、忙しい方への治療に活躍しています。朝に診療にきていただくと、帰りには技工物ができており、もう治療することができるのです。

訪問診療で患者さんに寄り添った診療を

渡邉 彩子 院長

当クリニックの特徴というと、やはり訪問診療です。開院前に勤めていたクリニックでもずっと訪問診療を担当していて、先でお話しした通りご高齢の方々の助けになりたいという思いで歯科医師になったので、開院したら必ずやろうと決めていました。通院が難しいほどの患者さんですから無理な治療はしないように心がけていますが、できる範囲の治療へは全力で取り組んでいます。治療するだけではなく、人生の先輩の色々なお話を伺うことができてこちらとしても勉強になるので、やはり訪問診療は楽しいなと感じています。
また私自身、少し前に出産しており、親子でご来院下さる先輩ママさんにお話を伺えるのも嬉しいですね。クリニックの院長と子育てを両立させているということで、私自身がお話しできることもありますし。皆さんいずれも、患者さんと先生という関係性より、もっと身近な存在に感じているんです。

幅広い世代に愛される地域の歯医者さんを目指して

患者さんがお話ししやすい雰囲気づくりをするように心がけてています。私が子どもの頃にイメージした女医さんというのは、気が強そうだったりとっつきにくい雰囲気だったので、そういった雰囲気をなくそうと思い、素の自分で患者さんと接するようにしています。患者さんが言えないことがないようにしたいですね。そういった雰囲気を好きになって下さって、本当に幅広い世代の患者さんたちが通院して下さっています。近くに幼稚園や小学校もあるのでお子さんも多いですし、一番上の患者さんですと99歳の方がいらっしゃいます。訪問診療ですが、本当に元気な方ですごいなあと思います。
中でも印象に残る患者さんは、私と同い年で4人のお子さんがいらっしゃる患者さんです。上のお子さんは3人男の子で、いつも皆さんでご来院下さるんですけど、もう走り回ってはしゃいでしまって大変なんです(笑)。そういったところを見ると、先輩ママさんとして本当にすごいなあと尊敬しますし、私のクリニックがその子たちにとってはまったく怖い所ではなくなっていて嬉しく感じます。子どもが生まれて初めて思ったのが、子どもの歯磨きってどうやってやるんだろうということ。自分が歯科医師なのに分からなかったんです。きっとそう思っているお母さんはたくさんいらっしゃると思うので、月1回くらいの頻度ではみがき講習会を開こうかと今考えています。また、お子さんの患者さんも多いので、職業体験会を開催して、歯科医師の仕事を身近に感じていただく機会を作りたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

歯医者が怖いとか痛いとかいったイメージを持っている方がいらっしゃると思います。確かに痛いことをしなければいけない時もありますが、気持ちの面でどうやって和らげていくかというところも、私たち歯科医師の仕事だと考えています。変わらず、なるべく接しやすい歯医者を目指していきます。『Ayaデンタルクリニック』は私と私の夫と夫のお父さんでやっているのでアットホームな雰囲気です。入りづらさは全くないと思うので、予約なしでも飛び込んできていただき、是非お悩みをお聞かせください。

※上記記事は2019年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

渡邉 彩子 院長 MEMO

  • 出身地:横浜市
  • 趣味:車、運転
  • 好きな雑誌:育児雑誌
  • 好きな映画:頭を使わなくても楽しめる映画
  • 好きな観光地:宮古島
  • 好きなアーティスト:Mr.Children

グラフで見る『渡邉 彩子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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