さがみメディカル訪問クリニック
相模原市中央区/東淵野辺/古淵駅
- 内科

篠崎 悦男 院長への独自インタビュー
好きでなった仕事だからこそ、最善を尽くす
子供の頃は歯が悪く、矯正をしていたこともあって歯医者にはよくお世話になっていました。自分なりに“馴染み”があったことが、この道を選択するきっかけになったのだと思います。それから、父がサラリーマンで転勤族だったものですから、1つ場所に腰を落ち着けられる仕事を望んだということもあったでしょう。
今こうして歯科医師になってみると、もはや仕事が趣味という感覚になっています。好きでなった仕事で、好きで続けている仕事ですから、自分を裏切らないよう、責任を持って患者さんと向き合っていきたいですね。
当時は、大学を出たら一人前の仕事が出来なければならない、という方針でした。その方針に則り、在学中から多様な経験を積み、卒業後2ヶ月が過ぎた頃には、クリニックの診療を1人で受け持つことになっていました。当時、1日に訪れる患者さんは30人から40人。それを資格を得て間もない私が1人で診るわけでしたから大変でしたけども、その時の経験が自分が開業した際に大いに役立ったように思います。
開業地を選定するにあたっては、本当に様々な場所を見て回りましたけども、結局は自分がよく知っている場所が良いと考え、中学から大学までを過ごしたこの地域で開業することに決めました。縁ある地域で、こちらにお住まいの方の健康に少しでも役に立っていきたいですね。
あらゆる方に便利にご利用いただける歯科医院を目指して
小さなお子さんからご高齢の方まで、幅広い層の方にご利用いただいています。それから、患者さんの中には障害のある方も多いのが当院の1つの特徴です。
私は大学の麻酔科に在籍していたことがあります。そこでは全身麻酔を伴う治療をおこなうわけですけども、障害のある方の治療もおこなってきました。お子さんだけでなく、統合失調症や目の不自由な方も拝見していたわけで、その経験をもとに、現在も何らかの障害のある方の治療をおこなわせていただいています。
そもそも健常者に比べ、障害のある方にとって医療機関は敷居が高いものです。虫歯になってしまうと、極端なケースでは全身麻酔が必要になることもあります。それを避けるために、日頃から診ていくことが大切で、5年、6年とずっと通い続けてくれている方がおられます。
当院では訪問歯科も実施しています。障害のある方もそうですけども、足が不自由になるなどして、車椅子で通われるのは大変なことですからね。長年、この地域で診療をさせていただいてるわけですので、言わば職務として、困っている人の助けになりたいと思っています。