山本 昭二 院長
SYOJI YAMAMOTO
歯科医療を通して地域の健康と安全の輪をつなげたい
昭和大学歯学部を卒業後、都内の口腔外科勤務を経て、1990年8月に山本歯科医院を開院。以来歯科医師会のみならず、歯科医療に関する様々な活動に参加し地域医療に貢献。2019年7月青葉区歯科医師会会長に就任。
山本 昭二 院長
山本歯科医院
横浜市青葉区/藤が丘/青葉台駅
- ●歯科
- ●矯正歯科
- ●小児歯科
- ●訪問歯科診療
30年目を迎え院内を大幅に改装
当院は1989年の開院から今年で30年目を迎えました。隣には父の代からの内科医院があり、現在は青葉区医師会の会長を務める兄が引き継いでいますが、今年7月より、私も青葉区歯科医師会の会長を務めさせていただくこととなり、30年の節目と感じております。
もし家業が医者でなければ、建築士を目指していたかもしれないと思うのですが、兄も内科医の道に進みましたし、私も自然と医療の分野に興味を持ちました。歯科と建築は少し似たところもあったのと、兄の医科とは違う歯科の分野でこそ医科歯科連携が取れると思い歯科医を選びました。
近年、少子高齢化は全国的な傾向かもしれませんが、特に青葉区は横浜市で最も男性高齢者の多い地区とされております。当院へ来院される患者さんも40代以降の方が増え、通院の大変そうな高齢の患者さんを多くお見受けするようになりました。
虫歯治療から虫歯予防へ、歯周病の治療、入れ歯の調整が増えるなど、患者さんのニーズも変化して来ています。
そこで5月の大型連休を利用して、これからの診療に向けた院内の大幅な改装を行いました。
より明るい空間となるよう光を取り入れながらも、プライバシーを重視して待合室と診察室をしっかり区切り、治療
ユニットのスペースを拡充して、車いすのまま治療に入っていただくことができる様になりました。またベビーカーも診察室に入れます。
新ユニットの導入により治療の際の音がとても静かになりましたので、お子さんだけでなく、歯科治療の音が苦手とおっしゃる大人の患者さんにも、リラックスして受診していただけます。
歯から健康を築き、患者さんを守る
地域に根付いた歯科医院として、長く近隣の患者さんの診療を続けてまいりましたが、やはり常に願うのは患者さんの健康です。いつまでも健康でお元気な笑顔をみせていただくためには「ご自身の歯で毎日の食事をしっかり噛んで、美味しく栄養を摂っていただくこと」これに勝る方法は、なかなかありません。何でもないことのようですが、多くの方が年齢を重ねるごとに、その大切さを実感されることではないでしょうか。
当院はこの点を重視した治療方針により、できる限り歯を抜かない、神経をとらない治療を行っています。ご自身の歯をできる限り残していただきながら治療をするために、患者さんの症状、日ごろの生活スタイル、治療へのご希望などをじっくりお聞きし、どうしたらご希望に沿えるかを相談します。
どんなに優れた技術でも、患者さんの満足に繋がらなければ意味がありませんし、医師の側の自己満足であってはいけませんから、患者さんとのコミュニケーションは一番大切だと思っています。患者さんが本当に求めておられることをリラックスしてお話しいただけるように、十分なお時間をとってコミュニケーションをはかるよう心がけています。
訪問診療と地域医療への取り組み
当院の特色として、訪問診療を行っています。通院できない患者さんを定期的に訪問して口腔内をキレイに保ち、入れ歯を調整するなどして口腔機能の低下を防ぐことを主に目指す診療です。
長くお付き合いいただいた患者さんがご高齢で通院できない状態になったときに、最後までお世話したいという想いで訪問診療という形をとらせていただいたのが始まりですが、地域医療のため神奈川県の委託事業として「青葉区在宅歯科医療地域連携室」が設置され、今では患者さんの方からお気軽に訪問歯科診療の事前相談や申込みができるようになりました。お困りの患者さんは、青葉区在宅歯科医療地域連携室の方へもご相談いただけたらと思います。
青葉区歯科医師会では、このほかにも様々な地域医療のための取り組みを行っています。自然災害の多い昨今、特に力を入れて取り組んでいますのは、災害時の医療体制を整えるための医療連携で、青葉区医師会や薬剤師会、各地の自治体と連携して、地域医療救援拠点での災害時活動に備えています。防災訓練や震災被災地支援活動にも参加し、年に1回、警察との連絡協議会も行っています。
睡眠時無呼吸症候群や顎関節症、スポーツのためのマウスピース
現在の医療は、災害時だけでなく、いろいろな場面で連携を必要とすることが増えてきました。例えば糖尿病と歯周病の相互関係を踏まえた医科歯科連携治療のような、特定の疾病に関する技術的な連携などもそうですし、当院でも行っている睡眠時無呼吸症候群の治療などのように、保険を適用して治療をするために医師の診断が必要というような場合にも、医科と歯科の間でのやり取りが必要になってきます。
一般的に、睡眠時無呼吸症候群の治療には、狭くなった気道を広げるための外科手術や、空気を送り込むマスクの装着など、患者さんの状況によっていくつかの選択肢がありますが、当院で提供しているのは、スリープスプリントというマウスピース型の装置で、気道を広く確保する方法です。顎関節症の治療にもマウスピース型は使われますが、無呼吸症候群のための装置は、より繊細な技術を必要とします。
その他にスポーツマウスピースというのも当院で手掛けています。先日のワールドカップの映像でラグビー選手が装着している姿を目にした方も多いと思いますが、スポーツマウスピースは選手がケガをしないための大事な装置なので、一人ひとり型をしっかりとって、その人にピッタリと合ったものを作ります。使用できる色も、赤は血と間違えてしまうといけないのでNG、などと決まっています。
ご依頼を頂ければ、スポーツマウスピースも当院で制作しています。
これから受診される患者さんへ
当院は、お子さんからお年寄りまで、年齢にかかわらずご家族で通っていただける総合歯科医院です。
地域に密着した医院として30年を迎え、ますます地域の皆様に頼りにしていただける医療機関でありたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
地域の皆さんの健康づくりを支援するために、1歳6ヵ月児や3歳児の歯科検診、妊婦歯科検診、成人向け歯科検診などの各種検診を行い、検診と合わせて口腔機能をチェックして、口腔機能低下の予防やケアにも力を入れております。
診療のご予約や往診、障害者歯科診療、訪問診療など、ご要望やお困りのことがあれば、ご遠慮なくご相談ください。
お車でお越しの患者さんには、駐車場をご利用いただけます。
また、治療に際しましては、ご不明な点の無いようにしっかりと説明させていただきます。初診時はお時間にゆとりをもってお出かけください。
※上記記事は2019.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
山本 昭二 院長 MEMO
- 出身地:神奈川県
- 趣味:旅行
- 好きな本・愛読書:最新医学書
- 好きな映画:SF・ アクション映画
- 好きな言葉・座右の銘:穏和
- 好きな場所・観光地:京都
グラフで見る『山本 昭二 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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