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高木 亮 院長

AKIRA TAKAGI

患者さんの気持ちに寄り添い、その方の先を見据えた治療を提供

神奈川歯科大学歯学部卒業。銀座、東京医科大学社会人大学院博士科程終了。横須賀の歯科医院勤務を経て、2004年に『たかぎ歯科医院』を開業(JR根岸線「本郷台駅」より徒歩5分)。

高木 亮 院長

高木 亮 院長

たかぎ歯科

横浜市栄区/桂町/本郷台駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

2人の歯医者さんとの出会いがこの道へと導く

高木 亮 院長

痛いのが苦手で、注射もダメ。お医者さんは大の苦手だったのですけれど、子供の頃から通っていた地元の歯医者さんだけは違ったのです。その先生だけは子供に対しても同じ視線で話をしてくれて、納得出来るように丁寧に説明をしてくれました。ある、つらい治療が終わるとご褒美にいただいたフィギュアは今でも大切に待合室のガラスケースの中においてあります。私はこれをずっと宝物にしているんです。先生と出会えたことで、歯科に対する興味を持てたのですね。
高校生になると、姉の友人のご主人で歯医者さんだった方と親しく話すようになりました。歯が痛くなると食べることができないし、精神的にも不安定になる。それを改善できる仕事として非常にやりがいがあるといったことをその方から聞き、具体的な進路として考えるようになりました。あまり勉強に熱心とは言えなかったのですけれど(苦笑)、中学、高校と美術の木版画は永久保存だったり手作りの、鉄道模型も手を使うことが好きでしたし、クリエイティブなものに興味を持っていましたから、それもこの仕事に思い至る1つの理由だったように思います。
『たかぎ歯科』は2004年に開院いたしました。ここに決まるまで、金沢文庫やら茅ヶ崎やら、磯子や横須賀などなど、様々な場所で開業地を求めました。中で最も目に止まったのが、こちらだったのです。大通りに面したロケーションもそうですし、今時分になると落ち葉が落ちてきて、道路から少しセットバックしているシチュエーションで著書が容易ににまい込んでくる環境は患者様も入りやすいという私の勝手な理論ですけれども(笑)、そのシチュエーションにぴったりでした。開業してみますと、お子さんからご高齢の方まで様々な方にご利用いただけるようになり、こだわったのは間違いなかったと感じています。

患者さんと同じ目線での治療を

高木 亮 院長

患者さんと同じ目線で向き合い、その方の希望通りの治療をきちんとおこなえるようにと考えています。わたしは大学卒業後、銀座にある自由診療中心の医院に勤めました。そこでは、お口をトータルで見て、問題のある箇所をすべて治療していくという方針でした。開業当初は、それにならおうと私も思っていたのですが、やはり、ニーズは人それぞれです。何が一番気になり、何を求めておられるのか。保険と自費の区別なく、私たちが持てるすべてをそこに費やし、患者さんととことん向き合っていきたいと考えています。
その上で大切なのが、説明を徹底することです。例えば、材料ですね。私は大学院で歯科理工学を学んできましたが、その部位や状態により、リスクの少ない材料というものが存在します。あらゆることを想定して説明を尽くすことで、初めて患者さんは信頼してくださるようになるのです。特に今の時代、知識は容易に手に入れられるもの。そこで表面的で差し障りのないことだけを申し上げるのは、その方に失礼ですよね。私の父は大学で教鞭をとっていましたが、その父がよく言っていたのが、自分がわからないことをごまかすのは一番良くない、ということでした。これから伸びようとする学生たちを適当にあしらうようなことは、最も醜く、裏切りであると断じていました。私が説明を尽くそうとするのは、その父の姿勢を見て育ったからなんでしょうね。

自分のプライドは二の次として

高木 亮 院長

自らのキャパシティーを越えることは決して珍しいことではありません。例えば、こちらでは口臭治療をおこなっています。これは口臭があるかどうかを数値で測れるようにしたもので、手順として、歯周治療を含めた口腔内の清掃等をきちんとした上で、再評価をしていきます。それでも状況が変わらなければ、これは内科的な要素が濃いということになりますから、然るべき施設へと紹介することになります。これは、自分の分野においても同様です。非常に難しいインプラント治療などの場合、その道の専門家へとご紹介することがあります。プライドは確かに必要です。しかし、優先すべきは患者さんの利益であり、親身になって向き合っていくことが大切と考えています。

唾液からわかる!がんのスクリーニング検査

当院では唾液検査による各種のがんのスクリーニング検査を実施しています。唾液中にはがんの因子が含まれることがわかってきており、それを検出することによって、リスクを評価することができる時代になっています。私は神奈川歯科大学の病理学講座で特任講師を務めているのですが、そこで最先端の研究に携わっている方と縁があり、この検査を医院で実施する運びとなったのです。
誰にも可能性があるとわかっていても、本格的な検査となると足が遠のくというのが実情でしょう。普段から通う歯医者さんを入り口として、全身の健康に目を向けていただく機会を作っていけたらと考えています。

これから受診される患者さんへ

満足に食べられないのは、とても辛いこと。そのためにも、歯を大事にしていく必要があります。当院では、診断や治療に用いる機器を充実させることに心を砕いております。まず歯科を訪れ、ご自分の口腔の状態を知ることから始めていただきたいのです。唾液検査のお話をしましたけれど、私たちの仕事は、皆さんに気づきを提案していくこと。いつまでも健康で楽しく日々を過ごしていただくために、あらゆる角度から皆さんを見守っていけたらと思っています。

※上記記事は2019年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

高木 亮 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:バイクツーリング・スキー・トレッキング
  • 好きな本・作家:ヘミングウェイ「老人と海」
  • 好きな映画:ローマの休日(オードリーヘップバーン)
  • 好きな言葉・座右の銘:一期一会
  • 好きな音楽・アーティスト:スティング、ビリージョエル
  • 好きな場所・観光地:八ヶ岳、モンゴル(テレルジ国立公園)

グラフで見る『高木 亮 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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