仁愛会歯科 日吉クリニック

三浦 貴裕 院長への独自インタビュー

自らが治療を受けたことが、この道を目指すきっかけに

高校生の時に虫歯になってしまい、歯科医師だった父から、生まれて初めて歯の治療を受けました。お恥ずかしい話ですが、痛いから、なおさら治療を受けるのが遅くなってしまい、大変な思いをしたのです。治療を受けたことでようやく楽になったわけですが、父の治療を見るだけではなく、実際に体験したことで、この道を選ぼうと考えたんですね。
大学卒業後は、縁あって仁愛会歯科に勤務医としてお世話になることになりました。自由が丘、綱島台を経て、2017年に『仁愛会歯科 日吉クリニック』の院長に就任し、現在に到るということになります。日吉のクリニックは、約30年前に開設されたと聞いています。土地柄、学生も多いのですが、ずっと昔から通い続けてくれている患者さんも多いのです。それは本当にありがたいことと思っています。

一生自分の歯を使っていただくために

グループ全体としての方針でもありますが、私自身が歯で苦労した経験も踏まえ、予防歯科を重視した診療をおこなっています。クリニックでは1時間という枠を取り、歯科衛生士によるきめの細かい丁寧なクリーニングと検診を実施しています。その際、歯科用ルーペを用い、歯と歯の間や、奥歯の見えにくい汚れを見逃さずに徹底的に取り除いていくのが、私どものクリーニングの特徴です。
治療も大切ですが、より重要なのは、治療を終えた後の状態を維持していくことの大切さを患者さんに理解していただくことでしょう。ここでは、模型や動画をご覧いただいたり、最新のデータを閲覧していただくことにより、患者さんに予防の大切さに気づいてもらえるように配慮しています。また、クリーニングを体験した方に、「これなら大丈夫」と思ってもらえることも大切です。そもそも、「歯医者さんは痛い」というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。実際、痛いと、足が進まなくなるのが、人間というものですよね。ですからここでは、その方の歯の状態に合わせた研磨剤や器具を選び、痛みがない上にしっかりと汚れを取り除けるよう努めています。終わった後の気持ち良さを体感していただくことで、定期的にケアのために歯科医院を訪れる習慣を身につけていただければと思っています。

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