とみた矯正歯科クリニック 青葉診療所
横浜市青葉区/荏田北/江田駅
- 小児歯科
- 矯正歯科
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富田 陽一 院長への独自インタビュー
父や祖父の影響で歯科医師になり、矯正歯科を専門に研鑽を積む
郷里の新潟で父が、そして祖父が歯科医師をしておりました。歯科に興味を持ったことについては、そうした環境に育ったことが大きいでしょうね。ただ、矯正歯科については、実のところ学生時代にはそれほどの興味を抱いていなかったのです。というよりむしろ、何を専門とすべきか悩んでいたというのが本当のところでしょうか。ですので、大学を卒業後は基礎研究をすべく大学院に進んだのです。矯正に目が向くようになったのは、その後のこと。先輩から多くの影響を受けたこともありますし、矯正歯科の先生の元へ足を運ぶうち、この分野に興味を持ち始めたのです。
矯正歯科の場合、患者さんとのお付き合いが長期に渡ります。つまりは年単位の治療。その長いスパンの中で、患者さんが変わっていくのを目の当たりに出来るところは一般歯科にない魅力と言えるかもしれません。身体そのものの成長もそうですが、矯正をすることによってお顔もまた変わっていく。その変化は劇的なものですし、鼻から下が変わることで、目も輝きだすことがあります。お子さんの場合、自信こそがすべてという部分がありますし、そこに関われるということは非常に素晴らしいことと思い、今に至っているということなのです。
『とみた矯正歯科クリニック』は、2008年にこの地(東急田園都市線・江田駅より徒歩3分)で開業を迎えました。場所を探すにあたってはもちろん色んなところを見て廻ったのですが、結局は自宅から最も近いところが候補地になったという形なのです(笑)。
この辺りは車で移動される方が多いですよね。そうなりますと、駐車場のあるなしは大きな問題となります。駅前ですとそれは難しい条件となるでしょうし、実際、お子さんを1人、2人と乗せていらっしゃる方が多いですね。
お口の状態にあわせて、最適な治療法を提案
理想的な歯並びであり、咬み合わせにすることが矯正治療のゴールとするならば、その方法には多く分けて2つの考え方があります。大人の歯がすべて生えそろうのは早くて小学校5、6年生くらい。すべての歯が出てくるまで歯全部を治すことは出来ませんから、それを待って一気に治すというのが1つの考え方です。
それに対し予防矯正とは、二期治療という考え方です。つまり、生えそろう以前に、悪いところを正しい状態に戻していきながら、生えそろった段階でまた仕上げの治療に掛かるということになります。
その2つの考え方において大きく違う要素が、あごの成長にあります。大人の歯が生えそろうくらいになりますと、あごの形や大きさといった骨格の成長もほぼストップします。当然、その時期までにあごの成長が好ましいものでない場合、骨格のひずみが歯並びに及ぶ可能性があるということなのです。予防矯正では、歯が出そろう前の、まだ骨がやわらかい成長途上にある時期に治療をおこない、成長のバランスやパターンを変えてあごの成長を好ましいものに誘導していくことが可能となるのです。