市が尾ペインクリニック内科
横浜市青葉区/市ケ尾町/市が尾駅
- 内科

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三村 将文 院長への独自インタビュー
歯も身体の一部、全身を知るために口腔外科で研鑽を積む
私が歯科医になったきっかけは、父方母方ともに、医師・歯科医の家系にあったこともあり、幼いころから医療は身近な存在でした。また子供のころ手塚治虫の「プラック・ジャック」に夢中になったことも、医療の道に進もうと思ったきっかけになりました。もともと外科に興味があったということもありますが、歯や口は身体の一部であり、切り離して考えることはできないとの思いから、歯科の中でも特に全身にかかわる分野である口腔外科で全身管理を学ぶため、大学卒業後に東京医科歯科大学第一口腔外科(現:顎顔面外科)へ進みました。
大学の口腔外科に常勤として10年以上在籍する中で、幅広い専門的な知識や技術、入院を伴う外科手術や緊急時の処置も含めた診療を重ね、外来や病棟の勤務で、様々な疾患や、患者さんを経験することができました。また、在籍中に口腔外科専門医・口腔外科指導医の資格を取得し、それによりさらに診療の視野が広がりました。その後、企業診療所の歯料室では予防歯科について多くを学び、2011年に市が尾駅近くに「市が尾歯科・歯科口腔外科クリニック」を開院しました。現在、虫歯・歯周病・義歯などの一般歯科と歯科口腔外料をはじめ、予防歯科、矯正歯科、小児歯科、インプラントなどの診療をおこなっています。乳児からご高齢の方まで幅広い年齢層の方に利用頂いております。患者さんに、少しでも質の高い近い治療を提供できますよう、全力で務めています。
様々な疾患を抱えた患者さんへ適切な歯科治療と予防歯科を
大学病院での口腔外科を活かし、全身状態をみた上で、口腔内の診察、診療を行っています。特に高齢者では、有病率も高くまた、多くの服薬をしている人が多いのが特徴です。その病気を理解した上で、適切な口腔環境を整えていくことが重要になってきます。
また、虫歯や歯周病の予防にも力を入れています。近年寿命が延び、食生活が豊かになりました。寿命が延び食生活が豊かになった分、歯への負担も増加し、歯の寿命も同様に伸ばしていかなければなりません。そのため、口腔ケアが重要になってきます。最新の研究では、よりよい口腔環境を作りには、生まれる以前の母体にいるときから重要であるという報告もあります。幼少期の乳歯や永久歯に生え変わる小学生から高校生くらいまでの間までにできる限り口腔環境を整え、正しい口腔ケアを身につけもらうことが重要です。しかし、ほとんどの人が多くの治療を受けてると思います。虫歯や歯周病も軽度のものであれば、治療も軽微で済みます。一度治療したからと思い油断していると、また虫歯や歯周病になります。これ以上悪くさせないように、まずはしっかり治療すること、その後、自分に合った口腔ケアなどを習得して頂きながら、今まで以上に口腔環境に意識が向かえば、徐々に口腔の環境が改善・安定してきます。自分に合った口腔ケアの仕方を我々も考えながら日々の生活を快適に過ごせるお手伝いをさせて頂きます。虫歯や歯周病は細菌感染ですので、お口のどこに潜んでいるのかを簡単確認することはできません。毎日の口腔ケアは、口腔内細菌叢を整えて、虫歯や歯周病になりにくい環境を作ることが最大の目標となります。また、生活習慣のちょっとした悪い習慣を見直すだけで、改善することもあります。一人一人にあったオーダーメイドの診療やメンテナンスが必要になってきます。