脇谷 清隆 院長
KIYOTAKA WAKITANI
噛み合わせのゆがみを改善し、身体全体を健康にするお手伝いを
神奈川歯科大学卒業。1983年に『脇谷歯科医院』を開業(小田急線「新百合ケ丘駅」より徒歩15分)。
脇谷 清隆 院長
脇谷歯科医院
川崎市麻生区/王禅寺西/新百合ヶ丘駅
- ●歯科
- ●小児歯科
- ●矯正歯科
なぜ慢性痛は治らないのか
肩が痛い、膝が痛い、腰が痛い……等々。日本人の多くが身体のあちこちに「痛み」をかかえています。厄介なことに、こうした慢性痛の多くが原因不明で、有効な対処法はいまだに確立されていません。レントゲンやMRI等、様々な医療機器を駆使しても痛みの原因は特定できず、治療は対症療法にとどまっているのが現状です。救いを求める方の中には、整骨院や鍼灸院で様々な治療を受けられている方もいますが、それとて一次的に痛みが軽減されることはあっても、完治することは少ないというのが実情でしょう。
ところが、そうした慢性痛が虫歯や歯周病の治療、もしくは歯の詰め物の入れ替え、噛み合わせの治療を受けることで、たちどころに収まってしまうケースがあります。このことには、実はお口とつながる脳神経の1つ、三叉神経が大いに関係していると考えられます。人の体はつながっています。腰や膝など、痛む箇所に明らかな原因が見られないのであれば、どこか別の場所で不具合が生じていると考えるのが妥当でしょう。また、治療してから短時間で効果が現れることから、その作用機序が神経と、そして歯に深く関係することが推察されるのです。
噛み合わせを含めたお口の不調を明らかにしていくことが最優先
その1つの要因として、「噛み合わせ」の存在がクローズアップされます。下顎は、頭蓋骨からぶら下がるようにしてつながっているのですが、人は姿勢を変えるたびに下顎の位置を自然と調整し、バランスを保っています。逆を言えば、下顎のバランスに狂いが生じる=噛み合わせの不具合が全身の不調を引き起こす要因の1つとなっていることが考えられるのです。
余談ですが、よく「足を組むのをやめなさい」と言われることがありますよね。これは本末転倒な話で、本来であれば、足を組まないでも楽でいられるような状態を作らなければなりません。そのバランスのズレを確認するためにも、噛み合わせのズレを確認することが必須となってきます。
当院では、全身の重心バランスと関節の動きに異変がないかどうかをチェックしていきます。口腔の刺激は三叉神経から脳へと伝わり、何らかの信号を全身に発しているわけですから、まずは全身に現れている異変をチェックすることが大事になってくるのです。
次に、口腔のどこに不快な刺激が生じているかをO-リングテストなどによって特定していきます。O-リングテストは、指で輪を作ってもらい、不調を探っていくものです。人の体はとても正直にできていて、どこかに不調があると、指に力が入りません。O-リングテストは、身体の自然な反応を見ることで口腔内の不調を特定していきます。実際の治療をおこなうにはレントゲン等が欠かせませんが、熟練した治療者であれば、O-リングテストによってほぼ問題のある箇所を特定することが可能になります。
原因のある箇所を特定し、慎重に治療を進めることによって症状の改善をはかる
原因のある箇所を特定し、噛み合わせ等の調整をおこなうことによって不調は解消に向かいます。人によっては、わずか数ミクロンの誤差で不調をきたしていることがありますので、治療の際にはその人の身体に合った素材の検討を含め、慎重に事を進めていく必要があります。
残念なことですが、日本においては、全身と噛み合わせの関係性について十分な理解が得られていないというのが現状です。これは、エビデンスがないと見られていることが大きな要因と思われます。しかし、エビデンスとは、証明の積み重ねに他なりません。どんなに優れた治療法であっても、一例の症例報告から始まります。その一例を否定してしまっては、新しい治療が生まれることはないのです。
藤井佳朗先生との出会いが、今の私の診療を形作ることに
私自身は、まだ学生の頃から噛み合わせに興味を持っていました。歯科医師となってからも、マウスピース等を用いた治療を顎関節症と思われる方に提供してまいりましたが、一定の成果を得ることができないでいました。悩みの渦中で出会ったのが、全身と噛み合わせの関連について、すでに研究を進めておられた藤井佳朗先生でした。もう20年も前のことになりますが、私の歯科医師人生にとって、それはとても幸運なことだと思っています。
私たちの身体には様々な不調が起こりますが、それらがお口のトラブルによってもたらされることがあります。当院では、お口の中のコンディションを整えることで、身体に起こる様々なトラブルの改善に取り組んでいます。
これから受診される患者さんへ
川崎市麻生区王禅寺西に位置する『脇谷歯科医院』は、噛み合わせの調整に力を入れています。20時まで診察しておりますので、お仕事帰りの方もご来院いただけます。今ある歯を大事にしながら、ゆがみの改善された噛み合わせとバランスの取れた健康な身体を保つお手伝いさせていただきます。
※上記記事は2019年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。な
脇谷 清隆 院長 MEMO
- 出身地:福岡県
- 趣味・特技:O-リングテスト、医療機器開発
- よく手にとる本:『慢性痛を治したければ歯科に行きなさい』(藤井 佳朗 著)
- 好きな映画:『インターステラー』
- 好きなアーティスト:カーメン・キャバレロ
グラフで見る『脇谷 清隆 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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